uniquePic

Z9/Z6II/Z50/X-E3で写真撮ってますけど特別ニコンが好きな訳ではないです

南沢山で異世界体験をする

みなさんプロデュースしてますか?
いつも書き出しに悩むので思い切って意味のわからない形にしてみました(

この書き出しっていらないと思いません?
だいたいいろはいらないと思ってます。

ということで、いい感じに長野県に雪が降った12月某日。
登山の大先輩に紹介され前々から気になっていた霧氷の楽園南沢山に足を伸ばしてみました。

南沢山とは?

長野県の南側、中央アルプスに属するのかな?
以前ブログにもまとめました富士見台高原の隣に位置する標高1564mの低山です。 uniquepic.hatenablog.com

どういう条件なのかわからないのですが霧氷ができやすい山として有名で、
登山ルート的に難しいところもなく入門編雪山としてもおススメできる山らしいです。

思ったより雪深い?

時は12月中旬。
スタート地点はふるさと村自然園を超えた先にある駐車場。
そこまで雪はないのかな?これは楽勝・・・いやもしかして霧氷ないんじゃね?という恐怖感が襲ってきます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

駐車場近辺はいい感じの雪景色が広がってます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そしてこれが登山道入り口。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

残距離を表示してくれる親切仕様ですね。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

駐車場で思った「楽勝なんじゃね?」という気持ちは開始5分で打ち破られました(
しっかり雪深い・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

しかもガスってる。。。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

大変な思いをしても霧氷見れない最悪のパターンになりそうで帰りたくなります(本音

ここまで来たガソリン代と高速代のことを考えるとそんな弱音も吐けません。
ガンガン進んでいきましょう。

しばらくは森の中を歩くことになるのですが・・・
傾斜がけっこうあるぞ・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

しかも足元は雪・・・アイゼン装備のため思う以上に足が上がりません・・・

登山口から約1時間。
この日最大の傾斜がだいたいいろを迎えてくれます!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

登りきった場所から見るとこんな感じ。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

雪で埋もれていますがロープが設置してあるところに傾斜の急さを感じます。
比較的雪が少ないシーズンなのでストック+アイゼンで登りきれましたが、
もう少し雪が深くなるとピッケルないとしんどいのでは?と感じました。

急な坂道から歩くこと約20分。
中間点の標識が迎えてくれますが、どこからどこまでの中間点なのか分からない不親切仕様。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

南沢山頂上まであと半分なんだと自分をごまかします(

霧氷がお出迎え

この辺りで頭上を眺めてみると・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

霧氷か・・・ッ!

霧氷?ただ雪が積もってるだけ?
疲れた頭では上手く判断できません(

霧氷は姿を見せ始めましたがが天気はドン曇り・・・
これは霧氷の原っぱ見れないかなーとちょっと帰りたくなります。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

森に目を向けると黒と白の美しいコントラスト。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ここまで来ると傾斜も緩やかに。
しばらくは平坦な道をモフモフ歩いていきます

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

これは完全に霧氷ですね!
この空が画面全体の明るさを均一にしてくれるので写真が撮りやすい。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

さてさてモフモフを続けていくと・・・あれ?ちょっと晴れてない?

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

青空と霧氷の組み合わせ・・・これだけでご飯3杯は食べられます!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

これは頂上期待できるかも!とモフモフの速度を上げます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ほぼ同じ構図ですけど密度が上がってきます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

しかし・・・モフモフを頑張りますが天気は無常にも曇りへ逆戻り・・・ッ!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

光が差さないとフックがない写真になりがちですが
被写体力が高いせいかなんとかなりますね。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

肩を落としながら歩いていると・・・展望が少し開けてきました。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そしてしばらく歩くと・・・中間点表示から約1時間半・・・南沢山頂上に到着ですッ!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

山頂はガス

なんですけど・・・前も後ろもガッスガスです・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

晴れていたとしても南沢山頂上近辺はそれほど展望がよくないそうです。
ここから1時間も歩かないで行ける横川山が霧氷の本番。
ということで先へ進みます!

横川山までの縦走路、最初は平坦な道が続きます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

とはいえ歩けども歩けども現れるのはスノーモンスター・・・
風の影響を受けやすい稜線のためトレースも消えがちでとても歩きにくい。
心が折れそうです(

たまに強風が吹いて青空を見せてくれます

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20210114222200j:plain
Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

南沢山頂上から歩いて約10分。
スカイリムみたいな森を抜けます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そんなだいたいいろはスカイリム合わなかった口だったりします。
気楽に山登ってるだけなのに会う人会う人全員が襲い掛かってきたら心折れません?

森を抜けた先も待ってるのはスノーモンスター・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
なんですけど・・・

横川山頂上への登りが始まる直前に晴れ間がッ!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ガスが晴れて霧氷の森が姿を現します。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

幻想的という言葉しか出てこない語彙力のなさ。

その幻想的な森を抜けて頂上へ向かいましょう。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

森の中には霧氷の天井。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20210115193014j:plain
Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

後ろから差す光が撮りたいものを浮かびあがらせます。
こんな簡単にエモい写真撮れるのだから被写体力の高さを痛感します。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

頂上に近づくにつれて青空がどんどん広がってきます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20210115195509j:plain
Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

振り返るとガスと霧氷の混ざりあった景色が・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ああもう来てよかった・・・ッ!と思わせてくれる光景ですね。

頂上まであと少し・・・
まさかのタイミングで飛行機雲がお迎えしてくれます。
なんだよ最高かよ・・・ッ!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

頂上直前のちょっと急な坂を登ったら・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

山頂に到着ッ!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

頂上からの景色は圧巻。
異世界みたいな森が広がりますッ!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

望遠でグッと寄ってみます。
ガスの加減でスポットライトに照らされているみたいですね。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ですが山頂到着と同時にガスにつつまれてしまいます。。。
もう少し見せてくれよ・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

天候がよければ富士見台高原も見えるそうですが・・・これは無理そう。

回復を待ちながら休憩してみますが状況は変わらず・・・

下山を開始します。

白い森

来た道をピストンで戻る形で下山します。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

帰り道はずっとガスの中・・・

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

気持ちはだだ下がりですがこれだけの霧氷・・・撮り逃しないよう帰りもフラフラと撮影します。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

最近思うのは樹林帯みたいな狭い空間の方が広角が使いやすいなと・・・
標準は稜線に出てからが本番だな

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

横川山山頂から下ること1時間。
この辺りで青空が戻ってきてくれます。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

太陽の光浴びるとちょっと温まりますね。

標高をがっつり上げたところまで戻ってくると完全な青空。
Z50の固めの絵作りが空と霧氷と相性ばっちりですねー。

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Z50 + NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

という感じでダラダラと下山しました。

さいごに

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

特別標高の高い山ではありませんが・・・待っていたのは絶景でした。

霧氷にスノーモンスター、それらが組み合わさった白い森
ちょっとした異世界体験をしてきた気分です。

森林限界を超えた全面真っ白な雪山もいいかもしれませんが、
霧氷に囲まれるようなちょっと変わった登山も楽しいです。

ということを教えてくれた山でした。

【番外編】霧氷を眺める

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あけましておめでとうございます(新年2回目の更新な上に時期としても遅い

軽い運動のつもりで近く()の里山まで散歩に行ったのですが・・・
予想を超える絶景に溢れてたので思わず記事にしてしまいました。

今回はそんな軽めのエントリーです。

寒波襲来ッ!

新年早々寒波が襲来。
全国的に大雪が問題になりましたがだいたいいろの住む地域ではそれほどありませんでした。

がッ!

意外かもしれませんが
トヨタ自動車さんの本社がある市区町村は

なんとぉッ!

長野県と接しているのです!

強調タグの使い方間違ってるしどうでもいい情報ですね・・・はい・・・

ということで色々あって登山に行けない土日に長野県との県境で霧氷を眺めてきました!
18時からライブ配信があるからとかそんな軟弱な理由じゃないんだからね(

霧氷のある場所は

愛知県豊田市の某所。
特別有名な場所ではありません。
愛知県で唯一スキー場がある茶臼山の手前にある公園(?)です。

綺麗に整備されてるけど公園名とかあるのかな?

そんな駐車場から見るとこんな感じです。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

いつもの登山よりゆったり目のスタート。
夜が明けてますね。

霧氷の出来はそこそこ。

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ちょっと日の出まで待ってみましょう、という時間かな。
撮影ポイントの高さ的に霧氷に朝日が当たるのを撮影するのは無理そう。

という事で少し森の中へ。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

展望が開けるポイントはないので森越しで朝日を確認。
なんとも言えないオレンジ色が素敵ですね。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

朝日が上がったという事で最初のポイントに戻りましょう。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

日が昇ってきてます。
直接朝日を当てるのではなく森の向こう側から透かす、というのもよい雰囲気になりますね。

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ほぼ同じ構図を超広角です。
NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの逆光耐性・各種収差のなさとかを見せたいだけです(

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

今までニコンをあまり薦めることはなかったのですが、
Z5/Z6II/Z7IIのラインナップになってから薦めることが多くなりました。
Z6/Z7時代から高かった信頼性により磨きがかかりましたし、 ようやくそろった大三元も超性能、NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sみたいな扱える化け物レンズも登場!
と将来が楽しみなってきましたよね。

これで帰るつもりだったのですが森の中の雪があまりにいい感じだったので、
ゲーターとアイゼンと付けて森の中をちょっと散策してみました。

こんなこともあろうかとピッケル込みで持ってきてよかった。

霧氷しかない

霧氷しかないんです(真顔

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

上を向いても霧氷。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

前を向いても霧氷。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

・・・撮影のバリエーションがないッ!

と右往左往してると朝日が差してきました。
この色合いはとても好きです。

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ちょっと脇道に逸れて見ました。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

公園として整備されているとは言え雪山に足を突っ込んでいます。
冬山装備がないと凍傷になる可能性があるので準備はしっかりと!

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

撮影開始から早1時間とはいえ、時刻はまだ8時前。
太陽の光は森の中まで落ちてくるほど高くありません。
霧氷部分のみ照らして美しいです。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ちょっとずつ標高と太陽が上がってくると横からの光が・・・
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sにピント面の立体感をご覧ください。

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

足元にも頭上にも雪・・・
これが世界有数の自動車メーカートヨタ自動車さんの本社近くとは思えません。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

駐車場から歩いて30分くらいかな?
公園の端の展望台に到着です。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

展望が開けるポイントでないのが残念です。
ちょっと休憩してる時に突風が・・・
いい感じに雪を飛ばしてくれました。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

遠くには豊田の町並み・・・なのかな?

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

さてさてライブの準備家庭の都合もあるのでそろそろ戻ります。

登って来た道とはちょっと違う方向へ。
こっちの道は下草が生えているので違った雰囲気です。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

標高(といえる高さでもないのですが)的にはこちら側ルートが最高到達点近く。
空がしっかりと入ってきます。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ちょっと急な坂があったりします。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ストック持ってないから登るの大変でした・・・
すっかり登山道具に毒されてます(

左右に展望はありませんが・・・どこまでも霧氷が続いてくれます。
いつもの登山とまた違った絶景だなーと感じます。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

この辺りから下山開始です(100mも下らないですけど・・・)

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

雪山の写真って画面内のコントラストが高くならないのでメリハリつけるのが大変。
油断してるとフックのない写真になりそう・・・

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

という感じで駐車場まで戻ってきました。

さいごに・・・

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

という感じでいつもと違った登山(?)をフックのない写真と話題で振り返ってみました。

雪が積もるだけでいつもの里山が姿を一変。
絶景の山に変わりました。

こんなお手軽に絶景が楽しめるとか冬はいいシーズンなのかもしれませんね。

寒いけど・・・

西穂高独標まで進む

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

西穂独標とは?

北アルプスにそびえる名峰西穂高岳
標高2909mとそこまで高くなく、かつ途中までロープウェイで登れるとあり登山者の人気の山です。 西穂高岳の手前には様々な大きさのピークが連なった通称ピラミッドピークが控えており、数多の登山者を苦しめてきたと聞いております。

ん・・・?聞いてる?

そうッ!
今回は西穂高岳の途中にある独立標高点である西穂高独標まで登ってきました。
時期的に冬が迫っており、雪が降る可能性を考慮・・・
安全性をとり独標までとしました!

独標の標高は2701m。
数値的にはちょっと物足りないかな?と思いますが安心してください。
しっかり楽しめる上高地ルートで登山してきましたッ!

今回のゲスト・・・いや・・・もはやレギュラーと化しているdocさんに同行頂きました!

独標へのルートは?

西穂高独標に向かうルートは大きく分けて二つ(立山の時もこの構文使ってる・・・

新穂高ロープウェイ経由の場合、往復5時間前後とちょっと物足りない感じ。
ということで上高地経由のルートを選択ッ!

まずは上高地を目指します。

冬の上高地へッ!

上高地へのバスは冬季休業、また釜トンネルはタクシーを含む一般車両は通行禁止となります。
そのため沢渡駐車場からタクシーを使って釜トンネルまで向かい、そこから徒歩で上高地に入る形になります。

ということで・・・沢渡駐車場からスタートですッ!
もう既に美しいですね。ここで満足して帰りたい(いつも弱音吐いてるなコイツ

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ここで予約していたタクシーに乗車。
釜トンネル入り口に向かいます。

礼儀なのかマナーなのか分からないですが、行きでお世話になった運転手さんの連絡先を聞いておき、帰りも迎えに来てもらいましょう。
下山時刻を伝えておくてスムーズです。

そんな会話をしているうちに釜トンネル入り口に到着。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ここから西穂高登山口まで約2時間の歩きです。 トンネルを歩く経験なんてないのでちょっと新鮮です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

定期的に残距離を表示してくれる親切仕様です(

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

20分程度歩いたら奥に光が・・・
終わったのかと思わせておいて・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

待っているのは次のトンネルです(

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

2個目のトンネルは歩くこと10分くらいで終わります。
ちょっと優しい。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

トンネルを抜けると見えてくるのは大正池
天気は晴れ予報ですがなんか雲がかかってるなぁ・・・雪はやめてください・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

人のいない上高地とか珍しいなのでゆっくりと写真を撮りたいですが、
今回の目的はあくまで登山。
登山道がある田代橋方面へ足早に向かいます。

林道を抜け・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

田代湿原を抜け・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

田代橋を渡ったら・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

西穂高岳登山道に到着ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ここまでタイムは約1時間半。ほぼコースタイム通りです。

コースタイム通りになるのはだいたいいろの体力がないからなんですけどね・・・
docさん単品ならおそらくもっと早い・・・申し訳ねぇなぁ・・・といつも思います。

登山道手前に冬季トイレが設置されています。
ここを逃すと西穂山荘までトイレがありません。
出なくても出していきましょう(真顔

待つのは急な坂道

ここからが本番。
まずは西穂山荘を目指しますッ!

上高地から西穂山荘までのコースタイムは約3時間半ッ!

中々の距離ですが先輩方のブログを参考にしたところ、
「割と歩きやすい」「思ったよりサッと登れた」「コースタイム甘いんじゃない?」
などの声が多数。

その言葉を信じて登ります。

まずはスタンダードな登山道。
石に躓いて転ばないよう歩きます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ところどころにこんな階段がありますが・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

とにかく登るッ!

ひたすら登りますッ!

しかも傾斜がけっこーキツイ・・・ッ!

全然優しくない・・・
などと思っていられません。ここまで来たら腹をくくって登りましょう。

登り始めて約1時間。
雪が垣間見えます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

森スナップを撮るフリをしながらの小休止を挟んで、とにかく登ります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

そんなこんなで登ること約2時間。
コースタイムだと残り1時間・・・
ついに西穂高岳の文字が・・・ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ここまでくると標高はそれなりのもの。
日当たりの悪い部分や風が抜けない部分には雪が積もってきます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

誰も歩いていない雪道を歩くの気持ちいいけど、
なんか起きたら助けが期待できないって事だな
と気合を入れ直します

ちなみに冬はこのルートを歩く人はあまり多くないそうです。
なぜ選んだし・・・

しばらく平坦な道が続きます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

やったー!登り終わったよー!
と思いますが残念。

これが最後の登りです(

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

登った先には木道と

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

霧氷です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

そしてこの標識!こいつらが見えたら山荘まで残り15分です!

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

上高地入った時は曇っていましたが、その曇り空が霧氷を作ってくれたようです!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

青空と相まってとても美しい。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

そして霧氷の森を抜けて先にあるのは・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

最初の目的地・・・西穂山荘ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

上高地からのタイムは約3時間。
ほぼコースタイム通りに到着です。

すかさずチェックインし肉体疲労時の栄養補給を試みます。
疲れた体に染み渡る・・・ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ということで栄養補給と不要な物を山荘にデポし、
本日の最終目的地・・・西穂高独標を目指しますッ!

独標に向かう!

西穂山荘から独標までは一本道。
コースタイムにして約1時間半(往復2時間半)。
距離はそれほどでもありませんが(上高地~西穂山荘間と比較)、300mほどの標高差を一気に登ることになります。
なかなかしんどそうだぞ。

登山道入り口は山荘横手にあります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

はいッ!いきなり大きな岩場ッ!
手をつかって必死に登りましょう。

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

この時点で森林限界を超えるようで展望が一気に開けます!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

それからしばらくは綺麗な稜線歩き。
西穂高岳が美しいですね。
あの手前のピークで折り返すのがちょっと悔しい・・・ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

左手を見れば美しい山並み。
だいぶ標高が高く見えますがなんて山なのかな?
笠ヶ岳?であってる???

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

山荘を出て15分くらいで丸山に到着。
なんだ全然大したことないな、などと思ってません(目をそらす

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ここからでもすでに絶景ですねッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
さぁ山荘に戻りましょう・・・と陽気な自分が問いかけてきます(

丸山からが本番。
ここから登りが始まりますッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

最初はザレ場・・・めっちゃ足が沈んで歩きにくいぞ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

続くは急傾斜・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

それを超えた先に見えてくるのが・・・西穂高独標ですッ!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

もうここまでくると体力の限界。
早く休みたい一心で登り続けます。

あっ!見慣れたアイピースが落ちてますね・・・
これめちゃ外れるんだよな・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

これが最後のとりつきッ!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そして・・・西穂高独標に到着です!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

先に見えるのはピラミッドピークと西穂高岳
噂に違わぬ傾斜・・・正直恐ろしい・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ピラミッドピーク最初の一個で絵作りが完成します。
それだけの迫力がある・・・そう感じさせます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

こちらは上高地方面。
あんな低いところから登ってくれば、そりゃ疲れますよね(

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

西側にそびえるのは笠ヶ岳。 どっしりとした山容。どこか人を寄せ付けない・・・そんな雰囲気があります。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

と全方位に絶景が待っています。

夕日に向かえられる

絶景を楽しみたい気持ちもありますが11月の終わりともなると夜は早く訪れます。
暗くなる前に下山を開始します。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

独標から見下ろすとこんな感じ。
高度感をあるのでちょっと怖いです(だいたいいろは高所恐怖症

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

来た道を戻る形になりますが・・・あれあれ雲が出てきましたね。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

下りの登山道に被ると嫌だなぁ・・・と思いながら歩いていると・・・

ん?

めっちゃいい感じに被ってる!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

夕日も合わさって幻想的な仕上がりに。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

しばらくは滝雲を見ながらの下り道に・・・最高なんですけどッ!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そんなこんなで夕焼けの中、丸山まで戻ってきました。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

しばらくはここで夕日の撮影

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

望遠が欲しくなる光景です。
重いからという理由で手放してしまったのが悔やまれます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

これだけ雲が出るのも珍しい条件なんじゃないかな?
まさに雲海というに相応しい光景ですね。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

あの下にモルスの地が・・・と思ったあなたはゼノブレイド2経験者ですね。私もです(

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

日が沈むごとに夕日の色が強くでてきます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ずっと見ていたいと思いますがここは山の上。
お夕飯の時間もあるので西穂山荘まで戻りましょう。

そしてこちらがお夕飯。
美味しくいただきました。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

夜に輝く

そして星の時間。
このために三脚担いできました(真顔

あいにくの満月。しかも雲が出ていましたがとりあえず星空チャレンジ。
撮って出しで追い込んだ方が綺麗に仕上げられるので、この分野はもうちょっと勉強したいところ。

こちらは西穂高岳方面。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

こちらは笠ヶ岳方面。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

星グルとか挑戦したかったのですが残念ながら雲が増えてくる感じ・・・
素直に山荘でお休みをいただき朝日を頑張る方向にしました。

朝を迎えて

予定通り5時に起床。
丸山方面に登り開けた場所で朝日を待ちます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

正直とっても寒いのですがdocさんがお湯を沸かしてくれました・・・
めちゃありがたい!

少しずつ色が付き始めます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

笠ヶ岳
昨日の夕方からずっと眺めてる景色ですが、中々見飽きません。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

焼岳にしっかり色がついてくれました。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

上高地方面はこんな感じ。
このグラデーション・・・写真では表現できないなといつも思います。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

独標側。
これだけ太陽をしっかり入れても問題のでないNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sに驚きました。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

さて・・・お腹も空いてきたことだしそろそろ下山の時間です。
帰り道が照らせてとてもエモい・・・

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

という感じで丸山から下山。
西穂山荘に預けてた荷物を回収、登った道をそのまま戻る形で下山しました。

さいごに・・・

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

上高地から登るルートはおススメしません(迫真

長く続く急登で体力はしっかり奪われます。
また展望が開けるポイントもなく、ただひたすら森の中を歩く苦行ルートになっています。
本番である西穂山荘以降に体力を残すため新穂高ロープウェイルートをおススメします。。。

だいたいいろも次はロープウェイ経由で登ってみます。

ロープウェイ経由なら独標までの歩行時間は3時間以下。
そこまで体力を使わずに北アルプスの絶景が楽しめますッ!

稜線を挟むように広がる美しい山並みはこれぞ登山の醍醐味!という気持ちにしてくれます。

本文中にも書きましたが丸山以降は急な坂が続きますし、歩行距離が短いとは言え登山は登山です!
しっかりとした準備をお忘れなくッ!

ちなみに今回の記事からメイン機がZ6IIに変わりました。
機種が変わると本文中に使用感なんかが出てくると思ったあなた!それは正しい。

ただね・・・操作感的はまったく変わってないので特に書くことがないのですよ。
まったく同じ感覚で使えてます。

まったくというのは語弊がありますね・・・
細かい部分が変わっているのですが細かくて伝えられない・・・

そんな新しい相棒とともに登山を続けていこうと思います。。。

2020年を振り返る

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

今年最後のエントリーです。
なんとなくですが、今年1年を振り返ってみました。

1月

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

雪が降った里山での1枚。
霧氷で有名なポイントなので期待して向かったら・・・まさか豊作ッ!
新年早々にいいことありました。

この時点では登山を始めようとかいう気はほぼなかったです。
コスイベもまだまだ開催されており、コスプレ撮影での歩留まりを上げるためにNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sを購入したのを鮮明に覚えてます。
まさかお山で一番の相棒になろうとはこの時は思いもしなかったです。

2月

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

2月終盤に見頃を迎える梅園での1枚。
晴天や朝日と絡めるのは過去何度か撮影できていたので、今年は絶対悪天候で撮る!と決意していました。
なので雨が降った日に嬉々として向かったのを覚えています。

ちなみにデジタルカメラマガジンさんの何年何月号か忘れましたがNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの作例が撮影された場所でもあります。

やはりこの時点では登山する気はあまりなし。
せっかく買ったスタッドレスを使いたいという理由で御在所岳に行ったりしました。
登りも下りももちろんロープウェイ。

ライブを見に大阪遠征したりとまだまだ楽しめている様子。
京セラドームでDJ KOOさんの演奏するTRFメドレーが聞けたのは多分一生忘れない。

新しい猫をお迎えしたのもこの時期。
今ではすっかりホットカーペットとお友達です。

3月

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

少し早めに見頃を迎える河津桜
このポイントはマナーの悪い人が本当に多くて好条件時は行きたくない場所ですが・・・
ちょうど満開を迎える時期に大雨が降ったので足を伸ばしてみました。

狙い通りほとんど人はいませんでしたが
なんで大雨の中、ずぶ濡れになりながら写真撮ってるだろ?
と素直に疑問に思いました・・・

まだ出勤してた時期です。
通勤スナップ撮りながら桜の撮影スケジュールを考える見たいな生活を送ってました。

翌月にスタジオ撮影の依頼が入っていたので各種ライティング機材を拡充したのに
今ではすっかり部屋の肥やしに・・・

4月

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

桜を撮影した帰り道での1枚。
小さな公園に咲いてる桜が可愛くて車を止めたら、
そのタイミングでまさかの突風。
花弁が舞う1枚が奇跡的に撮れていました。

仕事は在宅勤務、緊急事態宣言の影響で外出もままならない時期。
遠出して撮影もできないので近所のポイントを散歩がてら撮影してました。
古い町に住んでいるので桜だけは綺麗に楽しむことが出来ました・・・

朝4時とか5時に起きて散歩していたので、今思うとこれが後の登山に繋がったのかな・・・

5月

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

近所の神社での1枚。
緊急事態宣言の賜物()で今まで行ったことがなかった神社に足を伸ばしてみました。
そしたらなんということでしょう・・・
そこは野良猫パラダイスでしたッ!

人慣れはしっかりできている子達だったので可愛い表情を捉えることができたのかな、と。

世間は変わらず緊急事態宣言下。
さすがに旅行したい気持ちが高まりますが、そこは我慢。
新緑が楽しめなかったは心残りでした・・・

愛用の掃除機が壊れたのはこの時期。
慌てて買いに行った途中で見た、無人オアシス21はとても不気味でした・・・

6月

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あるお城からの1枚。
雲海が出そうだなと思い挑戦しましたが・・・予想より出ませんでした。
これだけ低い位置に雲がかかってくれるのも珍しいなと思い、どこか印象に残っている写真です。

緊急事態宣言は解除されましたが仕事はまだまだ在宅・・・ あまりの無茶ぶりにキレて疲れて仕事をボイコットしたのはいい思い出です(

上手くいかないプロジェクトでしかも在宅・・・
細かなコミュニケーションが取れないため会議がどうしても強い口調での言い合いになるのは仕方ないのかもしれません。
この辺りは気を使っていかないといけないポイントですね!

7月

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

八丁坂から千畳敷カールを見下ろした1枚。
木曽駒ケ岳の前に御嶽山に挑戦し
これは初心者が登る山じゃない!もっと簡単な山がいい!
と感じ選ばれたのが木曽駒ケ岳でした。

急な登りは八丁坂のみ。
あとは気軽に絶景を楽しめる素敵な山でした。

たぶんこの経験が登山を続けるキッカケになったのかな・・・と。

登山を始めたのはこの月。
にゅうで始めた登山にまさかここまでハマることになるとは・・・

8月

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

白竜避難小屋から御嶽山へ戻る時の1枚。
奥に吸い込まれそうな構図・・・
この開放感を求めて登山を続けていると思います。

御嶽山は頂上付近がとにかく楽しめる山です(頂上まで行った事ないですが・・・
個人的には摩利支天や継子岳から見る姿が最高にカッコいいと思います!
行かれる際は頂上以外も楽しめるよう一泊二日をおススメしますッ!

8月の時点で毎週登山するというダメ人間感が出ています・・・
初の縦走を経験したのもこの月。
最初の縦走時にザックの小ささを痛感・・・
大きめのザックにポール・・・次々と登山道具が増えていきます。。。

前歯の神経を殺してしまったの8月・・・

今ではすっかりお馴染みとなったdocさんと山を登り始めたのも8月・・・

色々と転機が訪れた月でもありました。

9月

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

赤岳から下りの途中で撮影した1枚。
天気が崩れる予報だったので早めに下ったのが功を奏し、
攻めてくるように伸びる雲が赤岳を飲み込む瞬間を捉えることができました。

それまでは散々だったとかいうなよッ!

真面目に出勤してた関係で登山はちょっと少なめ。
通勤スナップはしっかり楽しんでました。

この時は冬山を始めるつもりはなく夏靴を新調。
これでしばらくは機材更新ないぜ!とか甘い幻想を抱いていました・・・

10月

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

朝日に照らされる燕岳。
雪山を登り続ける決心をつけてくれた1枚です。

燕岳が見せてくれた雪景色が・・・
いかに異常で、いかに非日常的で、いかに美しいかったことか・・・

この景色を見ることがなかったら雪山には挑戦していなかったと思います。

雪山装備で引くほどお金かかったのでもう後戻り出来ないのですが・・・

八ヶ岳をあらかた登ったので次の目標は北アルプスに決めた月でもあります。

いつもなら紅葉について考える月に雪の事ばっかり考えてて少し不思議な気持ちになりました。

11月

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

上空の星が山に降り注ぐイメージにしたくて頑張った1枚です。

狙いは表現できませんでしたが、新規に追加したNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの素晴らしさを確信した写真です。

たまたま予約が取れた立山で雪山を楽しむも体力不足を痛感。
紅葉そっちのけで登山をしたのはいい思い出です(

雪が降る前にと北穂独標に挑むも・・・
選択したルートは上高地経由・・・
登山史上一番厳しいルートだったと思います。

ここにきてルート選択の重要性を理解しました。

序盤に登った立山でZ6を壊し、慌ててZ6IIを注文したのはいい思い出・・・
本当はZ7IIまで我慢する予定だったので、早いうちにZ7IIも追加したいとか考えてます(真顔

Z7でもいいです。

12月

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

雪山に反射する夕日が印象に残っている1枚です。
2時くらいに撮影した写真なのですが何故か綺麗な夕焼けが出てました。

チャオ御岳スキーリゾート側から御嶽山に登るも、雪で足を取られ途中敗退・・・
新雪の雪がいかに歩きにくいかを痛感した月です。

雪山練習に充てた月ではありましたが、
12月は南沢山や北横岳などで霧氷を楽しみ雪山の素晴らしさみたいなのに触れられたと思います。

来年は・・・?

きっと来年も登山と続けていると思います。

今年は中途半端な挑戦に終わった北アルプスと挑戦すらしていない南アルプス・・・
この二つは絶対に頑張りたいポイントです!

また中級者・上級者向けとされる山やルートにも挑戦していません。
このあたりを無理せず挑戦していくつもりです!

でもポートレートとかも撮影してみたい気持ちも消えてはいないです・・・

立山を照らした後にZ6と別れる

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立山とは?

一つの大きな山を指すのではなく
雄山(おやま、標高3003 m)
大汝山(おおなんじやま、標高3015 m)
富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2999 m)
の三つの山をまとめて立山と呼ぶそうです。

ちなみにだいたいいろは普通に立山という山があると勘違いしておりました。

たくさんの方が記事にされているので今更詳細を書く必要はないかと・・・

そんな偉大な先輩方のブログを見てたら
いつか挑戦してみたいなー
と感じてしまったので、そのまま室堂山荘に電話。

運よく予約が取れたこともあり、雪の立山に挑戦してきました!

スタート地点の駐車場

立山へ登るルートは大きく分けて二つ。

それぞれの駐車場からバスやロープウェイを乗り継いで登ることになります。

今回は本当に考えなく扇沢ルートを選択。
走り慣れた中央道で行けるとかそんな理由だったと思います・・・

ということで扇沢駐車場からスタートです!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

時は10月の終わり・・・
駐車場近辺の紅葉はとても綺麗です。
もうこれで満足して帰ったらダメ・・・かな?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

というのもなんなのでちゃんと登ります。

今回の目的地である室堂までは
電気バス→徒歩→ケーブルカー→ロープウェイ→トローリーバス
交通機関を乗り継いで向かう形になります。

なんか直接歩いていくことも出来るらしいのですが、
ここは諭吉の力を借りて楽々登山でいく所存です。

所要時間は1時間半から2時間。
乗車時間に加えて乗換時の待ち時間が加算されるので意外とかかります。

扇沢⇔室堂の往復チケットのお値段驚きの9210円・・・
正直高いと思います・・・が!
お金をかけることで標高を楽々稼げてしまうというのはなんとも素敵じゃありません?
と思うので素直にチケットを購入しましょう(

長蛇の列となっておりますが、webで事前購入することで並ばずに買うことができます。
列が伸びている反対側がwebチケット発券窓口です。
web予約後にこちらで予約画面を見せることで先回りしてチケットを購入することが可能!
ちなみにだいたいいろはそれに気が付かず律儀に並びました・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

乗り継ぎに次ぐ乗り継ぎ

こちらは最初の乗り物電気バス

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

見た目も内装もとても綺麗。
車内では立山黒部アルペンルートの歴史なんかが見れたりします。

バスに揺られること16分。
黒部ダム駅に到着です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここから次の目標であるケーブルカー乗り場までは徒歩。
まずは暗いトンネルを歩きます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

トンネルを抜けた先には絶景・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

紅葉の向こう側に白く染まった立山・・・
今からあんな高いところ行くのか・・・
自分の力で登らなくてよかったと思いました(実話

ケーブルカー乗り場までは徒歩約15分。
絶景を横目にサクサク進みましょう。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そう戦いはここから始まっているのです・・・
1日目は雄山登頂を目標にしているのでなるべく早く室堂に着きたい。
ゆっくり歩くと乗換に失敗して時間をロスすることに繋がります。。。

ここがケーブルカー乗り場の入り口。
よかった!間に合った・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そしてケーブルカーに引っ張られること5分

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

次の乗り物のロープウェイ乗り場に到着!
この乗り場の外は絶景らしいですが悲しいかな一人旅。
誰も代わりに並んでてくれないので我慢して待ちます・・・

そしてこちらがロープウェイ。
綺麗だしカッコいい・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ロープウェイに揺られること7分。
山頂側の駅に到着(駅の写真は撮り忘れた

ここまで来るとだいぶ高度感出てきます。
少し残る紅葉と少し積もる雪が混ざり合って綺麗。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

窓からは雪景色。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

わざわざ大変な思いをしながら山に登る必要ないんじゃないかな?

ちなみ・・・この標高(2316m)でもあったか~い缶コーヒーが150円で買えます。
えっ?何?ここは天国かな?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここが最後の乗り場。
トローリーバス乗り場です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

トローリーバスの特徴である架線を撮影していないあたり、
撮影者のレベルが知れるってもんですよ(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

バスに揺られ車内放送を聞くこと10分・・・

ついに・・・室堂ターミナルに到着です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この階段の先には絶景が・・・と心躍りますがターミナル内で散々迷ったのは秘密だぞ(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

まずはターミナル内で登山届を出します。
各種雪山装備は持っているか、危険はところは歩かないか、滑落事故起きてるから気をつけて
など各種注意を受けます。
滑落事故の話を聞いた時はビビったよ・・・

ターミナルから室堂山荘

そして・・・ターミナルから一歩出たらこれ!
いきなり絶景がお出迎えです!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こちらは今から登る雄山。
登るの大変そう・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こちらは龍王岳かな?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

いきなり立山の絶景に圧倒されます・・・

もうすでに綺麗だから山登る必要なくない???
と本心から思いました。

もうすでにそれくらい景色が美しいです。

この日の予定は雄山登頂。
荷物を軽くした状態で雄山に登るため、本日のお宿である室堂山荘に向かいます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

遠くに見えるのが室堂山荘。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

道が平坦なせいか距離感がよくつかめません。
室堂山荘までのコースタイム(?)はなんやかんやで30分くらい。
サクサクとは言えませんが歩いていきましょー。

ちなみにこの時点で足元はアイゼンを装着。
天気のいい中、たくさんの人が歩いているので足元はカチカチに固まってます。
アイゼンが重いし足を引っかけそうになるのでとても歩きにく・・・
こればっかりは慣れないと・・・

雪が固まった部分と歩道が混ざり合って歩くのがとても大変。
転んだら一大事なので慎重に歩いたりします。

ちなみに先を歩く人のザックがオレンジ色のクーガーでした。
あの・・・そのザックどこで買えますか?私欲しいです(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

室堂山荘に着くまでも絶景に囲まれてます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ターミナルから歩くこと約40分。
予定よりちょっと掛かって室堂山荘に到着です。
雪の上って歩くの難しいぞ・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

すぐにチェックインし二日目用の着替えや三脚()を部屋に投棄。
身軽になって再出発します。

三脚がないだけでめちゃ荷物軽くなりますね(

雄山へ向かう

だいたいいろは雪山初心者ということもあり、
室堂山荘から真っすぐ一ノ越へ向かい雄山に登るスタンダートなルートを選択します。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

コースタイムにして約2時間。
夏山なら大したことないように思いますがそれは大きな間違いでした(

正面やや左上に見えるのが雄山頂上です。
小さくですが神社があることが確認できます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

・・・えっと・・・思ったより高い・・・

いきなり圧倒されます(

最初は緩やかな傾斜から始まります。
スタートが遅かったせいかスタックはばっちり。
これなら道を間違える心配もありません。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

歩いても歩いても回りは絶景。
何をどう撮影していいのかちょっとわからなくなります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

スタートから10分。
徐々に傾斜が急になってきます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

スタックはありますが雪はまだまだ柔らかい感じです。
歩きにくいぞ・・・

さあ来ましたつづら折りポイント。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

立山の何がツライって?
見通しがいいから残りの距離が目に見えて分かることだよ!!!
などと心の中でいつもの悪態をつきながら登ります。

ルートから外れた場所の雪はとても綺麗。
これだけでご飯3杯はいけそう(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

つづら折りポイントくらいから舗装された路面が顔を出したりしてこれがまたとても歩きにくい。。。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

アイゼン邪魔だよー

今になって思うとチェーンスパイクで十分だったなと・・・

室堂から歩くこと約50分。
コースタイムからちょっと遅れる感じで祓堂に到着。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

怪我無く登って下りられますようにお願いします。

一ノ越まではあと少しなので頑張って登ります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これは雷鳥さんの足跡かな?
痛い事しないから出ておいでと思いますが、当然出てきてくれません・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これが最後の直線。
ミックス状態の非常に歩きにくい道ですが気を付けて登ると・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

一ノ越に到着ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここでたまらず休憩。
行動食をもりもり食べながらスマホを見たりします。

こんなところでもスマホ使えるってすごいことじゃない?
なんて思ってたら同僚からLINEが・・・

なんとッ!

声優の大坪由佳さんが結婚したとのこと!
これはおめでたいと一人盛り上がります(

事務所の公式リリースに両親だけでなくお兄さんが登場するとても面白い発表でした。

という感じで楽しんだところで出発します。

室堂の方を振り返るとこんな感じ。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こちらは浄土山方面。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして・・・こちらが雄山頂上方面。
今回はこっちに向かいます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

一ノ越から雄山頂上までのコースタイムは1時間。
距離にして500mもないくらいだと思いますが・・・ 標高差は300m!
かなり急登な予感がします。。。

足元は岩と雪のミックス状態・・・
見るからに歩きにくそう・・・

だけど・・・ここまで来たら登るしかないッ!

スタート地点は雪がまったくない状態。
雄山頂上から下りてくる人の足元を見るとアイゼンを付けてる人が多く、
この先で必要になると判断。
アイゼンをつけたまま登頂します。

ところどころにある吹き溜まりはこんな感じ。
先人達の足跡を素直に辿ります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

登り始めて約10分。
だいぶ高度感出てきましたねー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

それでもまだ1/3・・・

見上げると頂上・・・
最後の方でさらに角度ついてるように見えますけど?!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この辺りまでくると足元は凍ってます。
アイゼンは問題なくささる厚さと固さ。
注意すべきはアイゼン自体に引っ掛かって転ばないこと。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

一ノ越から約30分。
工程の2/3を過ぎたあたりから、こんな感じで角度が急になりますッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

しんどい!でもあと少し・・・ッ!
と思いますけど開けたところで休憩します(

3000m近くなると途端に息が上がっちゃうんですよね・・・
登っても登っても中々慣れてくれない・・・

この地点でも標高はかなりのもの。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

正面に見えるのは龍王岳かな?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

鋭角なフォルムに白と黒のコントラストが映えます。
来年は登りたいなー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こちらは室堂方面。 立山よくばりセットと言えるくらい全部入りの光景です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ずっと景色撮ってる気がしますが・・・
まあ・・・その・・・どこ見ても絶景だから仕方ないよね(

ということで、この最後の登りを超えて頂上へ向かいます!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

すぐに息が切れたので小休止(
振り返った先に見えるのは浄土山

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

さて・・・この赤い点々を辿って、今度こそ頂上へ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

角度が急なだけではなく足元は凍った雪。
転んだらタダでは済まないとと少しビビりながら登ります。

この最後の一登りを超えたら・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

全天周囲の絶景

雄山頂上です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

といってもこれは三角点。

本当の頂上はこの先の神社側です(なぜか写真撮ってない・・・

とりあえず景色を堪能します。

雪と緑、緑と橙色、そのコントラストを強調するかのような斜光

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

龍王岳と浄土山
上から見下ろすとより鋭角さが際立ちます。 ファフナーのザルヴァートルモデルみたいだなと思ったり(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

最後に立山よくばりセット(完全版)
遠く富山の町と海まで見えます・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

思えば遠くに来たもんだ・・・
まさかこんな景色を見ることになるとは・・・

感慨にふけるのもそこそこに人生初の3000mを超えに行きます。
この鳥居を抜けた先に雄山神社があり・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして・・・ここが3003m地点です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

頂上は展望が開けており全包囲で絶景に囲まれています。
時間が少し遅かったせいかほぼ人がおらず、ゆっくりと写真がとれます。

こちらは黒部ダム方面

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

先ほど通過した三角点

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

三段紅葉なんかも見ちゃったりします。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

みくりが池はこんな小さくなりました。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

絶景をたくさん見たいのですがいかんせん3000m・・・
めっちゃ寒いので下山します。

はい。もう怖いです(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

転んだら痛いでは済まないことが確実なので非常に慎重に下ります。

なとか無事に一ノ越まで下山。

ここから室堂に戻るのですが・・・太陽は既にオレンジかかってます。
ちょっと色がついた雪景色って不思議と温かいです。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ここで転んだら元も子もないぞーと思いましたが・・・
雪と歩道のミックス状態の場所で盛大に正面に転びました・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

幸い体は痛くないのですが・・・ちょうど首から下げてたZ6の背面液晶にちょっぴり傷が・・・
そしてNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのフードにもちょっぴりヒビが・・・

だからあれほど気をつけろと・・・ッ!

こうなったら・・・
発売を控えたZ6IIにリプレイスするしかないッ!
と心に誓った瞬間です。

途中で雷鳥さんの一団と遭遇しますが何せ最大望遠が70mm。
無理だねーと諦めて素通りします(

一度転んだ以降は傾斜がそれほど急ではないこともあり順調に下山。
暮れる夕日を横手にのんびりと室堂に向かいます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

夕日を待ちますが・・・

そして室堂山荘前で本日のゲスト mottuさん伊吹さん に合流ッ!

この寒空の下、mottuさんはハードシェルの下が半袖半ズボン
鋼の体を見せつけてきます(

三人でダラダラと喋りながら日が暮れるのを待ちます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

モルゲンロートを期待しましたが思ったように色にはならず・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

明日は雷鳥を探しにいくことを約束し、今日のところはそれぞれの宿で休むことに。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そう夜です。
なんのために三脚持ってきたかって?
星を撮るためですよ!

と日が暮れてから山荘を飛び出しますが・・・

なんと綺麗な満月でしょうッ!

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Z6 + DistagonT* 28mm F2 ZF.2

・・・あ、明るすぎて星が見えない・・・ッ!
と涙します。

次から月齢をチェックしてから荷物は決めよう・・・

星が撮れないのは残念ですが、
場所によってはオートフォーカスが合うくらい明るい・・・

これだけ明るい夜の雪山を撮る機会もないだろうとすぐに頭を切り替えます

大汝山から真砂岳に流れる稜線
月が雪を照らしてるように見えますけど、手前は山荘の明かりです(

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

少し残る雲が上空のデッドスペースを失くしてくれるので写真として成立させやすいです。

月の光がスポットライトみたく岩を照らします。
実際は山荘の明かりですけど(

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Z6 + DistagonT* 28mm F2 ZF.2

こちらは雄山。
これは本当に月の明かりです。
白と黒のコントラストが強調され、どこか人をよせつけない強さみたいなものを感じます。

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Z6 + DistagonT 28mm F2 ZF.2
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Z6 + DistagonT 28mm F2 ZF.2

実際夜に登るのは危険も伴うし、だいたいいろクラスの登山者では到底太刀打ちできないだろうなぁ・・・

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Z6 + DistagonT* 28mm F2 ZF.2

いつまでも撮っていたい気持ちもありますが、明日の日の出も楽しみたいのでここいらで撤収します。

そして よが あけた

当初の予定ではみくりが池方面でmottuさんと伊吹さんと合流する予定でしたが、
途中の道が既にエモいので諦めます(

夜明け前に走る飛行機雲・・・とってもかっこいいですね(目をそらす

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

なのですが・・・

うーーーーん・・・焼けないかも・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

雲の模様はいい感じですが・・・光がなぁ・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

とモヤモヤしてるうちに朝ごはんの時間に。
とりあえず小屋に戻って朝ごはんをとることに。

だいたいいろもいっぱしのブロガー。
ちゃんとご飯の写真を・・・撮る前になぜかいつも無くなるんです(爆

このバグいつ直りますか?

ということでザックを背負い、mottuさんと伊吹さんと合流するため、
みくりが池温泉に向かう前に最後の記念撮影。

ちょっとだけ焼けてました。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

折られたら投げられたりと散々な目に合わせていますが大事な相棒です。
光が当たってるとマスターソード的に撮影したくなりません?

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

室堂からみくりが池温泉に向かう道は二通り
* みくりが池の外周を回るルート
* みくりが池とミドリガ池の間を通るルート

外周を回るルートは初日に歩いているので、今回はミドリガ池の間を通るルートを選択

室堂山荘さん、お世話になりました!
お風呂も入れて水栓トイレも合って歯も磨けて天国かと思いました(実話

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

コースタイムでは15分らしいのですが、とても15分で着くような距離に見えません・・・

f:id:daitai_Iro:20201216195433j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

中々仲良くなれないアイゼンに苦戦しながらもちょっとずつ進みます。
その途中で振り返ると雄山から覗く朝日・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

午後から天気が崩れる予報のため少し雲が多いです。
太陽が出たり隠れたりしてその都度違う表情を見せてくれます。

室堂山荘からみくりが池温泉までは剱岳に向かうように歩きます。
この先に行く機会に恵まれるかな・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そんなこんなで歩くこと10分。
みくりが池とミドリガ池の間に到着です。

水深の深いみくりが池はまだ凍っていませんでしたが、 水深の浅いミドリガ池はごらんの有様です。
しっかりと凍っており、勇猛果敢なチャレンジャー達の足跡が残ってます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

こちらは雄山から大汝山にかけての一枚。

f:id:daitai_Iro:20201216195903j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

などと壮絶なわき見運転をしながらみくりが池温泉に到着。

f:id:daitai_Iro:20201216200108j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

みくりが池を撮影しながらお二人の登場を待ちます。

f:id:daitai_Iro:20201216200143j:plain
Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

薄くかかる雲がいい感じのディフューザになってます。
ど晴天だったらコントラストが強すぎて何に露出を合わせればいいか分からなくなりそう。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そうこうしてるうちにお二人と合流。

雷鳥がどこにいるのかと相談した結果
なんとなく雷鳥荘に向こうことに。
名前的に雷鳥がいそうな気がしません?(しません

いざ雷鳥探しの旅へ

みくりが池温泉から雷鳥荘はすごく近くに見えますが、実際歩くと1時間くらいかかります。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

なぜかって?
こんな感じに谷を大きく回るからだよッ!

f:id:daitai_Iro:20201216201207j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

背中に背負った三脚を投棄したくなりますが自然環境を考えてグッと我慢します。
三脚が三脚としてしか使えないの間違っているッ!
その他の機能も持たせるべきだッ!
などと考えます(本当に考えた

こちらは今日もハードシェルの下は半袖半ズボンのmottuさん。
何を食べたらそんなつよつよのつよな体になれるのですか・・・?

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ガンガン下っていきます。
帰りはこの坂を登るのかとか今は考えません(

雄山を含めた立山3点セット。
雄山一帯を一番カッコよく撮れるのは雷鳥荘に向かう道かもしれません。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

少しですが標高が下がり、室堂と比べて見上げる角度が高くなります。
えぐれたような地形がより山の高さを際立たせます。
そのせいかより圧みたいなものを感じます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

道自体は舗装路が顔を出すミックス状態。
雪だった部分はしっかり凍っています。
昨日からすっかり仲良くなったアイゼンさんを信頼して氷の上をサクサク・・・

なんですが、雷鳥さんのお姿を見ることはかなわず・・・

雷鳥荘に着くと同時に引き返します。
(雷鳥荘の写真を撮り忘れる痛恨のミス・・・ッ!)

空を見上げるとなにやら輪っかが見えるような・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

「あれ?幻ですかね?輪っかが見えます」
「いやいや実際出てますよ!」
などとのんきな会話をしたり・・・

こんな綺麗な光臨見たのは初めてかも・・・
逆光耐性の強いNIKKOR Z 14-30mm f/4 S持っててよかった!

f:id:daitai_Iro:20201216201611j:plain
Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

とこんな感じでゆるゆる戻っている途中、雷鳥さん達を発見ッ!

早め早めの帰宅を心掛けていることもあり、雷鳥さんに熱視線を送りたいお二人とはここで別れ。
だいたいいろだけで室堂ターミナルへ向かいますッ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

Z6の背面液晶、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのフードという尊い犠牲の上、
なんとか怪我無く下山となりました。

帰りの黒部ダム近辺は紅葉が綺麗でしたがいかんせん荷物が重い。。。
写真撮る余裕なくフラフラになりながらの移動となりました。

帰りは乗換ガチャに失敗・・・
各所で待ち時間が発生したので2時間くらいはかかったのかな?
このガチャのことを考えると愛知県人は乗換の少ない富山側から登った方が早く着くかも?
来年は富山側から進行してみよ。

さいごに・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ということで最高の雪山体験をしてきました。

大量の諭吉さんを投入することで気軽に3000m級を味わえる素敵な山でした。

宿泊した室堂山荘も山小屋とは思えないくらい設備が充実。
部屋は個室、トイレは水洗、お風呂もある、200円で温かい飲み物が買える、お湯も貰える・・・
えっと・・・楽園ですか?(錯乱

室堂は道も平らで非常に歩きやすく、それでいて絶景が楽しめる。

そして雄山・・・

室堂から雄山頂上に至る道は危険な場所もなく比較的登りやすいと感じました。
それでも標高差は約700m。
頂上付近では傾斜もかなりきつくなります。
だいたいいろクラスの初心者さんが日帰りするにはちょっと難しい印象です。

しかし登った時の全方位に広がる絶景は一度味わってほしいと思わせるものがあります。

ぜひ泊りで挑戦して欲しいなと思いますッ!

来年の残雪期・・・そして夏に再挑戦してみたいと思います!

ちなみにこの登山で負傷したZ6。

かなりハードに使っており頑丈さが売りのニコンとは言え、
そろそろ壊れるかもと感じていたところに今回の負傷・・・

大事な時に使えないという状況を避けるため帰りの交通機関の中で真剣に検討。
結果・・・Z6IIへのリプレイスを決めました。

合わせてNIKKOR Z 14-30mm f/4 SもNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sへリプレイス・・・

君たちがいなかったら、きっと登山してなかったと思う。
今までお世話になりました。

燕岳が戴冠する

f:id:daitai_Iro:20201201221030j:plain 画面の前のみなさーん!
こんにちはー!
だいたいいろ・・・ですッ!

前も書いたと思いますが、
だいたいいろが北アルプスの小屋を予約すると天気が荒れます。
今回もご多分に漏れず山小屋予約後に荒れ予報となりました・・・

がッ!

悩みに悩んだ末、
北アルプスの女王燕岳に挑戦してきましたッ!

燕岳とは?

f:id:daitai_Iro:20201202192059j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

北アルプスに属する標高2763mのお山です。

などたくさんの異名を持っています(最後・・・?

山体自身の美しさもさることながら、 夏は色とりどりの高山植物が咲き四季を通して楽しめる山として知られています。

よく整備された登山道、下界と見紛う快適さの燕山荘、目の前にそびえる燕岳・・・
人気があるのも頷けます。

だいたいいろも夏に挑戦しようとしたのですが天気都合で行けず諦めてたのですが・・・
幸運なことに秋の終わりに燕山荘の予約を取ることができました。

しかし登頂日は強めの寒気が流れこみ雪の予報。
最初の北アルプスが雪というのはかなり不安に感じましたが、
1日目の夜から朝にかけての予報を見ると最高の状態・・・

朝日に照らされる燕岳を見たい
これを逃すのはおしい
と燕岳経験者であり雪山経験者でもあるdocさんと前日まで相談・・・

なんとか登れるだろうと判断し挑戦してきました。

そうです!
今回の相棒もdocさん!
そろそろ出演料を払わないといけないくらいに頻度で登場してますね・・・

ということで、だいたいいろとdocさんがどんな景色を見てきたのかちょっと紹介したいと思います!

波乱の幕開け

この日の集合は朝3時。
軟弱なだいたいいろは小屋泊、docさんはテント泊ということもあり、
荷物の多いdocさんに向かえに来てもらう手筈をとりました。

しかし・・・

なんと・・・

この日だいたいいろが起きたのは2時55分ッ!

圧倒的なまでの寝坊・・・

武田羅梨沙多胡さん並みの速度で飛び起き
ごめんなさい!10分遅れますッ!
とdocさんに連絡。
(中島由貴・武田羅梨沙多胡のかわいいラジオ 第117回参照)

事なきを得ました・・・(得ていない

合流した後に平謝りしまくったのは簡単に想像つくことでしょう・・・

本当に申し訳ありませんでした・・・

ちなみに中房温泉に向かう途中、なんと寝落ち・・・

この男はどこまで迷惑をかけるのか・・・

急登は続くよ

だいたいいろが北アルプス初挑戦ということもあり、
中房温泉から燕山荘経由の燕岳ピストンという定番ルートを選択。

があいにくとこの日は雨。 雪予報ですが駐車場近辺ではまだ雨

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

駐車場から既に坂道・・・
この坂が一番厳しいまである
と笑い()ながらのスタートですッ!

f:id:daitai_Iro:20201202192537j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

雨と紅葉のしっとり感って最高です。

f:id:daitai_Iro:20201202192604j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

駐車場から歩いて約10分。
この看板から本格的な登山道が始まります

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

まだまだ紅葉が綺麗です

f:id:daitai_Iro:20201202192948j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

燕岳は要所要所でベンチがあり適度に休憩が取れるルートですが
全編に渡ってこのような登りが続きます。

f:id:daitai_Iro:20201202193039j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

北アルプスの3大急登と言われる所以です

そんな坂を登る事、約30分。
第一ベンチに到着ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

丁寧な表示ありがとうございます!
足取りも軽くなるってもんです!
ここからもずっと坂だけどなッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょいと休憩したら即出発します。
まだまだ同じような景色が続きます!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20201202193506j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

第一ベンチから歩くこと約1時間くらいでよくわからない人工物にぶつかります。
おそらく山頂へ荷物を運ぶためのリフト用の何かだと思います・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

お金払うからリフト乗せて・・・
せめて荷物だけでも・・・ッ!

なんて考えてませんよ(

この人工物の下をくぐり
折り返したら第二ベンチに到着ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あんまり疲れてないのでガンガン登ります!

木の隙間を見ると・・・
いよいよガトーショコラ感が出てきました。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

途中にはこんな可愛いやつがいました。
こんなの作る余裕が欲しい・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

第二ベンチから登ること約30分。
標高は1900mオーバー。
この辺りから雨が雪に変わり始めます。

f:id:daitai_Iro:20201202194038j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そしてだいたいいろのレインウェアに雨が染み込んできてとても気持ち悪くなります(

三段紅葉って言えるのかな?
珍しい景色に思わず見とれます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

決して疲れたとかじゃないぞ(

木々に雪は積り初めてるとは言え登山は少し湿っている程度。
いつもの感じでガンガン進みます登ります!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

また可愛いやつが現れます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして第三ベンチに到着。
ここでちょっと休憩。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

駐車場からここまで約2時間。
ほぼコースタイム通りです。

だいたいいろは小屋泊で割と軽装ですがdocさんはテント泊・・・
テントに加えて三脚とか持っててだいたいいろとは比較にならないくらい重いのに同ペースという・・・

恐ろしい子(

・・・

いやお前が遅いんだよ

次の目標は富士見台ベンチ。 ちょっとずつ雪が積もり始めた登山道を進みます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

このあたりちょっと傾斜が急かな?
とはいえ大きな変化はないので同じペースで歩けます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

傾斜角が大きく変わらないのは燕岳の大きな魅力だと思います。
ペースを崩さずに登れるのはとてもありがたい・・・

標高が2000mを超えると雪がしっかりと積もってきます。
まだチェーンスパイクを出すほどではないので登山靴のまま進みます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

第三ベンチから登ること約30分。
富士見台ベンチに到着!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あー雪積もってきましたねー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

雪が積もった岩や細い足場・・・
滑ったら死んでしまうので注意して進みますッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20201202195131j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

富士見台ベンチから約30分。
この大きな岩を超えたら・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こんな標識が出てきますッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

雪のせいで先が見えないので
本当かよ
という気持ちになります・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

でもね・・・本当に5分で合戦小屋に到着します!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

天気は完全に雪・・・です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

小屋に着いたらまずやることは・・・

栄養補給です!!!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

栄養補給しながら各自の状態を確認してると
だいたいいろのレインウェアが完全に浸水していることが発覚。

非常に申し訳ないのですがdocさんのレインウェアを借りることに・・・

寝坊→寝落ち→レインウェアを借りる・・・
どこまで迷惑をかければいいのか・・・

本当にありがとうございましたッ!

というやり取りを経て出発します。

景色は完全に雪山・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そんな中を歩くこと10分・・・合戦沢ノ頭に到着!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

天気がよければここから燕山荘が見えるらしいですが・・・

何も見えませんッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そりゃ雪を覚悟して来てるので見えなくて当たり前ですよね・・・

ここから燕山荘までは約1時間。

道はわかりやすい一本道。
トレースもしっかり残っているので迷わずに進めそうです。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

視界は0なのでわかりにくい道だと確実に迷ってたと思います。
ゾッとします。

だいたいいろがいつも見ている雪景色とは一味違うなと思います。
全ての音が雪にかき消されているみたい。
とても静か。

道を間違えたら確実に死ぬだろうなと思いながら、
幻想的な光景に目を奪われます

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

細かなアップダウンはありますが、
ここまで苦しめてきた急登は鳴りを潜めます・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

恐ろしいけど美しい景色の中を歩き続けます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょっとした鎖場(写真撮り忘れた)と階段を超えて・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

合戦小屋から歩く事、約1時間半。
燕山荘に到着ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

だいたいいろは即チェックインしダラダラするため、
docさんはテントを張るためしばらく別行動します。。。

ただダラダラするだけではなく、
ずぶ濡れのレインウェアと借りたレインウェアは乾燥室でしっかり干しましたよ!

小屋の前はこんな感じ。
圧倒的なまでの雪・・・ッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ちなみにテント場はこんな感じ。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

心の中で
docさん大丈夫かな・・・凍死したりしないよな?
とか思ったりとか思わなかったり。

真面目に心配だけはしました。

無事にテントを張り終わり、栄養補給をして落ち着きましたが・・・
あいにくの空模様。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

それぞれの寝床で一旦休憩とします。

と思ったらなんとッ!
雷鳥に遭遇!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

思わず写真を撮ります。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ずっと観察したいなと思いましたが、
あちらさんは静かに暮らしたいだろうと早々にその場を後に。
向こうの方が先人だからね・・・迷惑かけちゃいけない・・・

そんな感じで休んでたらちょっとだけ焼けました。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

翌日は晴天の予報!
朝日を確実に納めるために早めに就寝しました・・・

星空から朝焼けに繋げる

今回のメインディッシュは朝焼けッ!ですが、
せっかくなので星撮りに挑戦してみました。

が、持っていった広角レンズはF4通し・・・

なんと・・・

EVF越しでは星が見えません(泣

なんとか明るい星を見つけてピントを合わせることに・・・
(NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sを購入する決意をした瞬間でした)

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょいピントが甘いですが流れ星が燕岳に落ちるような印象を与える一枚が撮れました。

などとやっていたら東の空に色がついてきました。

それに合わせて慌ただしさが増してきます。
写真を撮るカメラマン
出発の準備する登山者
ご来光を見る宿泊者

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

だいたいいろはミニ三脚・・・
docさんは通常三脚にカメラをセットしモルゲンロートを待ちます。

が、太陽が登る位置にちょうど雲がかかってしまいちょっと中途半端なモルゲンに・・・ッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

初雪初冠雪の1年に一度しか見ることができない燕岳を見ることが出来たのでそれだけで満足です!

さらに遠くには槍ヶ岳の勇姿・・・
いつかは挑戦してみたいです・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

せっかくなのでタイムラプス撮影も。。。
セットするのがちょっと遅かったな・・・ youtu.be

などと戴冠式を楽しんだだいたいいろとdocさん。

なんと・・・

ここで・・・ッ!

docさんが朝ごはんを作ってくれました!

大変おいしくいただきました
(気が付いたらなくなってので写真はありません

ご飯食べてる間も朝焼けがいい感じなのでのんびりタイムラプス撮影。
Z50がいい仕事してくれます。

youtu.be

いざ頂上へ

ということで燕岳に向けて出発しますッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

星空撮影→朝焼け撮影→朝ごはんとたっぷり時間を使ったのでスタックはばっちり!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そこはSE!
二人ともスタックトレースはお手の物なのでガンガン進んでいきます。

燕山荘から燕岳山頂までは通常ペースで30分。
通常ならサッと登れるのでしょうがここは雪道。
アイゼンを付けて慎重に進みます。

すぐに有名なこの子に遭遇します。
模様がついてよりイルカっぽいですね。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

頂上までスグだとはわかっているのですがただですね景色が良すぎるんです・・・
どこ見ても写真撮りたくなる景色って最高です(なおコースタイム

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20201202221238j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

燕山荘から歩いて15分。
工程の半分くらいに差し掛かったところで坂が上がり始めます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

落ち着いて進んでいきます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

振り返ると美しい稜線が・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

雪山がクセになりそう・・・

この階段が最後の難関。
滑らないよう慎重に慎重に登ります。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そして・・・頂上に到着ですッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

前方には北燕

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

後方には槍ヶ岳まで繋がるような稜線

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

語彙力が元々ある方ではないのですが
凄い
の一言しか出てきません。

ずっと見ていたいと思いますが、
頂上は狭いので他の人の迷惑になる前に撤退します。

帰りは・・・ずっとこんか景色が続きます・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

遠くだけではなく足元を見れば風紋。
模様だけではなく舞い散った雪がキラキラしてます。

f:id:daitai_Iro:20201203201156j:plain
Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちなみに積もった直後の雪だからか手で丸めても全然固まらなかったです。
ふわっと風に舞う雪が綺麗でしたが撮り忘れました・・・

北アルプスも一望できます。

f:id:daitai_Iro:20201203201028j:plain
Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

景色ばっかり見てても帰れません。
中央付近に見える燕山荘までまずは帰ります。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

稜線に吹く風が雪を舞い上げます。

f:id:daitai_Iro:20201203201447j:plain
Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

頂上から約15分。
ここまで来ると登山道も平になり歩きやすくなります。

振り返ると頂上。
また来たいと思わせます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

NIKKOR Z 14-30mm f/4 Sの逆光耐性を試したりと帰りたくない気持ち全開です・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

いい加減真面目に進まないとdocさんに怒られそうなので前へ進みます。

15分程度で怪我無く燕山荘に到着。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

各種片付けをやりながらタイムラプス撮影に挑戦。
youtu.be

仕事してるカメラってカッコいいですよね!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

docさんからテントの構造や各種パーツの説明を受けて感心したり、
重量・容積の大きさに驚いたりします。
そしてテントを購入する決意もしたりします。

こんなにたくさんの荷物入るかなーと思ってたら
パッキンはパワーです。パワーこそ正義。
と頼もしいお言葉をいただきました。

そんなこんなで燕山荘とお別れし、登ってきた道を戻る形で下山いたしました。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

合戦小屋から下の雪は既に溶けており、三段紅葉は楽しめませんでした。。。

最後に

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ということで初の北アルプスが初の雪山登山というハードルートを体験してきました。

登山道自体は急登が続くハードルート。
ただその先に待っているのは絶景。

燕山荘から見る燕岳
燕岳から見る北アルプスの山並み

どちらも美しいという言葉以外出てきませんでした。

登山道自体は整備されており、とても分かりやすく歩きやすいと感じました。
確かに北アルプス初心者向けの山というのも頷けます。

急登だけどね。

雪の中を進むのはとても大変でしたが、
おかげで忘れられない景色を味わうことが出来ました。

次は夏に来てみたいと思いますッ!

ちなみにこの登山から雪山準備は始まりました・・・
この段階ではアイゼンとチェーンスパイクを購入・・・
浸水したレインウェアに限界を感じたので、
すぐにハードシェルとソフトシェルパンツを追加・・・
ここまで来たらと冬靴を購入・・・

さらにピッケル・ワカンを追加し、なんと登山1年目にして冬装備一式が揃う事態に・・・

登山って怖い・・・

権現岳と編笠山で出会う - 後編

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ブログ開設以来、初めての前後半記事・・・

前後半になった最大の理由はファイル転送容量制限だったりします・・・
Proに切り替えようかなぁ・・・

なんて考えながらキーボードをタイプしてるだいたいいろです。
こんにちは。

前回までのあらすじ

帰り道を楽することしか考えず選んだスタート地点は観音平駐車場・・・

そこから権現岳山頂までは地獄・・・ッ!

終わらない坂道!

それなりの急登!!

下り道のザレ場!!!

容赦なく襲い掛かる登山の厳しさにだいいたいいろは何を思い何をするのか・・・

という内容が下記にまとまっています。

uniquepic.hatenablog.com

今回はその後編!
編笠山近辺と編笠山から観音平駐車場までのルートについて書いてみたいと思います!

編笠山は登りが難関

小屋にチェックインしザックを下ろすと何もやる気がなくなっただいたいいろ・・・
それじゃあダメだと疲れた体に鞭打って編笠山へと向かう決意をします。

出発前に小屋の方に難易度を聞いたのですが

「全然簡単だよ。ヒョイヒョイって登ってサッと下りれるよ」

と言われたので安心して出発し・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こんな岩場をヒョイヒョイって登れるのは人間じゃないデスヨ

転んだらタダでは済まないオーラを感じるので一歩一歩慎重に進みます。

ある程度登ると小屋近辺が見渡せます。
正面に見えるのが権現岳。よく登って下りてきたな・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここから後半戦。
しばらく森に入ります。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

坂自体はちょっと急、足場も悪いので手も使って登っていきます。

元々体力がとてもないだいたいいろ。
フラフラするーと思いながら登った先に見えてくるのが・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

編笠山の頂上ですッ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

蓼科山頂上を思い出させる岩場が広がります。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

標識の向こうには富士山

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

逆側には赤岳

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして遠くには南アルプス

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

足元にはZ50

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

全天周囲が絶景という贅沢な空間(なお足元・・・

到着が16時前ということもあり少しオレンジ被りした空が綺麗です。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ザックを枕にお昼寝と洒落こみたいところですが、
お夕飯のために小屋に戻ります。

編笠山で注意しないといけないのはこれ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

要所要所で間違えないようマーキングされていますが、
これがまた見つけにく・・・

道がわからないなと思ったら焦らずにマーキングを探しましょう。
足場が不安定なのでちょっとした間違いで大きな事故に繋がりかねません・・・ッ!
(転んで前歯の神経を殺した奴並の感想)

無事に小屋に戻りお夕飯をいただいた後はあっさり就寝。
星を撮ろうと思ったのですが、残念ながら雲が多く断念・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

起きるのも難関

朝日を拝もうと思ったのですが・・・めっっちゃ寝坊しました・・・ッ!

カメラ片手に飛び出してなんとか写真を納めます・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

朝焼けと富士山・・・もっと高いところで撮りたかった・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

雲の模様が独特ですね。
この日は午後から天気が崩れる予報。
その影響なのかな?

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

と写真を撮ってる間に朝ごはんの時間。
一度小屋に戻って出直します。

出直した後もまだ焼けてました。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

前三ツ頭に隠れる太陽。
神々しいです。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

このまま下山して帰るのも悔しいので
予定を変更してもう一回編笠山の頂上へ向かうことに。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

標高2500mを過ぎると途端に息が切れる。
何回登っても薄い酸素に体が慣れません・・・
何かいいトレーニング方法ないですか?(切実

と息を切らしながら登った先に待ってたのは・・・

富士山でしたッ!
雲に絶対に飲まれない・・・そんな意思を感じます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

こちらはタイムラプス。
youtu.be

天気が悪いっていうのはマイナス要素に捉えがちですが、
こんな爆焼けの可能性もあるから油断ならねぇっス!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

朝日を受ける南アルプス
今年は登れなかったので来年は挑戦したい。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

まあ登山始めたの今年からなんですけどね(爆

と絶景をしっかり楽しんだので天気が崩れる前に下山を開始します。

下山ルートは二つ。
真っすぐに観音平駐車場に向かうルートと青年小屋側に下りてから駐車場に向かうルート

もしからしたら朝日で小屋がいい感じに照らされてるんじゃない?
という都合のいい考えから小屋経由のルートを選択。

思った以上に綺麗に照らされていました。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

夕日だと気が付かなかったのですが、
紅葉している部分が水玉模様みたいで綺麗です。

これから天気が崩れるのがウソみたいです。

下りも難関だけど・・・

なんとか道って書いてある方向が下山ルートです。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ご覧の通り、まあまあ荒れてる・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

元気なうちは森スナップなんて撮りながら下山します。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

青年小屋から約40分で押手川分岐に到着です。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

もちろん進むのは観音平方面

大きな岩も多く躓いて転ばないように注意しながら進みます。
この岩の質感的に雨が降ったら滑りやすい気がします。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

それなりに角度がついています。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

下りとは言え転ばないよう力を入れる場面も多く、
とても疲れます。

と息を切らして下ってたら可愛い登山者に遭遇。 ボストンテリアちゃんです。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

時はもうすぐハロウィン。
背中のかぼちゃがとても可愛い

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ウチの子は
散歩=抱っこして貰って景色が自動的に変わる
なのでとても羨ましい・・・

こんな子が頑張ってるならと弱音を吐かずに下りましょう(

変わらない森が続くと思っていましたが、
途中から木々が少し色づいてきました。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

植生が変わってきたのかな?

と明らかに木が濃くなってきます。
終わりが近いぞ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

これが最後の直線!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

スタート地点である観音平駐車場まで戻ってきましたッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

さいごに・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

観音平から権現岳のルートはひたすらツライ・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

からの三ツ頭で一気に開ける展望

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

続く権現岳から見る赤岳の勇姿

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして全天周囲で絶景が広がる編笠山

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

どれも思い出に残る景色となりました。

今回は権現岳編笠山の順番で登りましたが、
逆順で登っても大変さは同じくらいに感じました。

編笠山権現岳の間は
ザレ場に鎖場急登もあるのでだいたいいろレベルの初心者の方は注意が必要です。
感覚ですが権現岳日帰りは難しいかな?
編笠山ならいけるのかな?という感じです。

阿弥陀岳・赤岳の組み合わせを一番美しく見えるのは権現岳だと思います。
その景色を余裕を持って見るためにも一泊二日の工程をおススメします!

寝坊するという失態を犯したのが心残りなので、
いつか再訪して編笠山または権現岳の頂上で日の出を捉えたいと思います!