登山を始めた頃は次はどこの山登ろう?と考えながら登山地図を眺め
行動時間が長い・・・やめようッ!
と諦める山が多かったです。
後立山連峰は特にその気持ちが強くて
- 白馬岳→登り6時間以上とか小屋泊でも肩が死ぬやろ無理や
- 唐松岳→登り4時間半かかるしロープウェイの時間あるから無理や
- 五竜岳→登り6時間以上とか小屋泊でも腰が死ぬやろ無理や
- 鹿島槍ヶ岳→どんだけ歩かせるんや。無限に地図スクロールできるわ。無理や
みたいな感じで諦めてばかりでした・・・
それでも
登山2年目に死にそうな感じで白馬岳に登り、
登山2年目に日帰りできるのに小屋泊前提の行程で冬の唐松岳を登り、
と貧弱とはいえそれなりに頑張って後立山連峰さんと仲良くなろうとしてみました。
親密度も十分に上がってる今なら!小屋泊前提の6時間とか7時間は歩けるのでは!?
夢はもう夢じゃない!走れ!
という感じで稜線が素晴らしいと噂の鹿島槍ヶ岳に挑戦してきました。
■ 鹿島槍ヶ岳とは?
北アルプスの後方、後立山連峰に属する標高2899mのお山です。
南北に二つの峰をもっており、その姿はどこか猫の耳のような形をしています。
可愛らしいと表現出来るのは南峰まで。
種池山荘から爺ヶ岳を挟み南峰までは美しく伸びる稜線は緩やかな傾斜で非常に楽しく登れます。
が、南峰と北峰の間は別。
細く痩せた岩尾根の上を歩くことになり、抜群の緊張感を味わうことができます!
そんな双極性を持った鹿島槍ヶ岳
の3ルートから選ぶことができます。
おそらく書いた順番がそのまま難易度順になるかと思います。
どのルートをとっても行動時間は長く一泊二日で登ることがオススメされます。
今回登ったのは一番難易度低いと思われる
五竜からの縦走は一泊二日では無理、
大谷原ゲートから登るのは補給ポイントがないから無理、
それなら扇沢から登るかーとかなり消極的な理由で選択されました。
そんな鹿島槍ヶ岳、どんな感じなのかは下記をご覧ください。
■ 扇沢は雨
スタート地点は扇沢のちょっと手前にある柏原新道登山口。
運よく最後の1台として停めることができました。
この登山口にある駐車場に停められない場合、
少し離れた扇沢駐車場まで行かなければいけないので助かりました。
天気は小雨が降るあいにくいな感じです。
天気が悪いのは夕方まで、それ以降は快晴の予報。
その予報を信じて登山スタートです!
最初の3時間、ひたすら樹林帯の中を歩くのが柏原新道。
雨を受けて少し幻想的になった森の中を歩きます。
北アルプスの森らしく薄暗い感じはあまりなく、晴れていれば気持ちのよさそうな樹林帯が続きます。
雨で濡れてジメジメしていますけど(
登山道から1時間ほど登ったところに優しい注意書きがあります。
今日なんかは本当に滑りやすいのでこの助言はありがたいです。
樹林帯も一区切りし少し視界が広がります。
眼下に見えるのが扇沢駐車場。 まだ8時前だからか、あいにくの天気だからかは判断つきませんがまだガラガラです。
地図上で表示されるケルンはこのあたりにあります。
ここからしばらくは急な登りは休憩。
ゆるやかな登り、つまり水平移動が始まります。
虹なんかを撮影できて「雨は雨の魅力があるな」と再認識させてくれます!
いいもの見れたところで足取り軽く・・・
あしどりかるく・・・
・・・どんだけ水平移動させるんだよ!!!
と怒鳴りたくなるような標識がお出迎えです(
この水平移動は1時間以上続くので本当に長く感じます。
緩やかに登っているので確実に標高は稼げるのですが・・・こう飽きが来るタイプの道なんですよね。
そんな時が危ないのでしょうね。
「事故が起きないように」と願いをかけるような標識がいくつか設置されています。
切り立ったの崖を歩いたりしますし・・・
木道と岩。
滑る二大要素が重なっているポイントもあったりします・・・
これは注意してかからんと・・・
スタートから約2時間半。
7月終盤なのに雪渓を横切ることになります。
さすが後立山連峰。
まだまだ雪は豊富なようです。
割とボリュームの大きい落石があるので身の安全のため素早く横切りましょう。
見通しいい場所なので晴れたら富士山が見えるのでしょうね。
御覧の有様ですけどね!
富士見坂の標識から約10分ほど歩いたところで樹林帯が終わり・・・
さらに10分ほど歩くと・・・種池山荘さんに到着ですッ!!!
■ 爺ヶ岳は雲の中
山荘前のベンチで大休憩を取らせてもらいます。
10時過ぎるとピザが注文できるらしいですが、あいにくとまだ10時前。
食べたい気持ちを抑えて乾いた柿の種を頂いたりします。
小雨&曇りということもあり体力にまだ余裕あり。
サクッと出発します。
事前情報によると種池山荘さんから先、爺ヶ岳山頂までは天国のような稜線が・・・
まあ見えないですよね(
稜線は帰りの楽しみにしたいと思います
手を使うとか足を高くあげるみたいな場所はないのでサクサク登れます。
種池山荘さんから約30分。
爺ヶ岳山頂と冷池山荘さんとの分岐到着。
まだ11時、時間的には余裕があるので爺ヶ岳山頂を一旦踏みたいと思います。
ここはちょっと急な傾斜ですが登るのはほんの5分ほど・・・
あっさりと爺ヶ岳南峰に到着です!
はい!ガス!白い!虚無!!!
曇りの日に登って何が楽しいの?って聞かれたのは秘密です
爺ヶ岳南峰から冷池山荘さんへ向かうには中峰を経由します。
ごらんのような緩い稜線を歩いていきます。
大きなイベントもなく約20分ほどで中峰に到着。
感情なく通りすぎます・・・いや・・・ほら白いし・・・
登山道が割と削られててちょっとだけ危ない場所を通過します。
途中に北峰があるらしいのですが標識らしい標識は見つけられずに終わりました。
視界が開けてくると緩い下りの始まり。
足元が柔らかく力を入れるとバランスを崩しやすいので注意が必要です。
中峰から歩くこと約1時間。
大谷原ゲートからのルートと合流する冷乗越に到着。
ここまで来れば冷池山荘はすぐそこ見え・・・
見えないな 、うん。白い雲中にあると思います(
冷乗越から10分、ちょっとした樹林帯を抜けた先にあるのが
冷池山荘です!
柏原新道登山口から約6時間での到着となりました。 うーんコースタイム通り。
圧倒的平均感、何事にも秀でてないけど平均的になんでも出来るタイプのだいたいいろの特徴が色濃く出てる感じですね(
到着時刻は12時半。
薄曇りの中を歩き少し冷えた体にラーメンが染み入ります(写真は撮り忘れた
あいにくの天気ということもあり山頂アタックは明日へ持ち越し。
今日はゆっくりと休んで・・・
そして夜が明けたッ!!!
となりませんでした
■ 冷池山荘が埋もれる
時刻は17時・・・
お夕飯はこんな感じです。ご飯が豪華なことで有名な北アルプスですが実に質素。疲れた体にはちょうどいい味付けです。
毎日こんなご飯ですごしたいよ・・・
雲に埋もれて1日が終わると思いきや・・・
おや?空の様子が・・・?
なんか雲が・・・薄い・・・?
そのタイミングで同行していたdocさんから
「いま爺ヶ岳方面にこないと一生後悔しますよ!」
と連絡が・・・
いつの間にやら爺ヶ岳へ方面に向かっていた模様・・・
そんなこと言われたら急ぐしかないじゃないですか!!!
カメラとダウンをつかんで全速力で走ります!
標高!
2000mオーバーで!!
走るとか!!!
正気かッ!!!
肺から出る叫びは声にならずうめきに変わる・・・
そんな状況で待っていたのは快晴の稜線!
息が切れてるとか息切れで手振れが酷いとかもうそんなことはどうでもいいです!
ロマンス ファンタジー マジック・・・ここにはそれが全てある!
ただ撮影するのみ・・・ッ!
疲れてくると思考がおかしくなりますよね(
冷池山荘は綺麗に雲のなかですねー
反対側はホントもウソも裏返しの反対みたいな快晴。
鹿島槍の象徴たる大きな耳だけはクッキリと見えます
稜線を鷲掴みしているような滝雲・・・
午前中にしっかりと振った雨が雲となって上がってきているのでしょうか
その雲に夕日があたり綺麗なオレンジ色が現れています
テント場が少し見えてきました。
テント泊の強者たちも夕日を楽しんでいるようです。
こちらは立山でしょうか・・・
爺ヶ岳方面にも雲が上がってきました。
明日は朝から鹿島槍山頂を目指す予定。
それに備えて、また体が冷え切る前に撤退したいと思います。
■ 最高の夜明けを迎える!!!
時刻は2時半。
夜明け?いやまだ夜中だよ?と聞きたくなる時間に冷池山荘を後にします。
冷池山荘さんから鹿島槍頂上までのコースタイムは約2時間。
7月の終わりは朝5時前に日の出を迎えます。
モルゲンロートを見るためにはこの時間に出発する必要があります。
暗闇の中を進んだため写真はなし。
難しいポイントはなく北アルプスらしい整備された登山道を無心で進みました。
朝4時前、山頂直前に辿り着いたころ、東の空にはハッキリとした色がついてきます。
冷池山荘さんを出てから約1時間半。
コースタイムを少し巻いた時間で鹿島槍ヶ岳南峰に到着ですッ!
時刻は4時過ぎ・・・明けの色ともうひとつの耳たる北峰。
日の出には間に合ったようです。
ここでdocさんと軽く相談・・・
時間と体力的に余裕があるのでいっそのこと北峰で日の出を迎えることにしますッ!
南峰から北峰は痩せた岩尾根の上を進みます。
まだ日が登り切っていないため薄暗くとても怖い・・・
足を踏み外したら引っ掛かるところないよなー慎重に行こうと思いつつ、
日の出が気になって少し足早になったりと感情が寄せては返すバイオリズムを作ったりします。
日が登り周りに色が付き始めました・・・ッ!
日が登る方向へ伸びるルートをただ無心で歩きます。
五竜岳方面のモルゲンはもう少しあと・・・
間に合うか・・・ッ!
山頂が・・・見えた・・・ッ!
南峰から歩くこと30分弱
鹿島槍ヶ岳北峰に到着です!!!
到着と日の出の時刻はほぼ同じ。
東の空に少し雲が多いですが、雲に色がついてくれる分、画面にメリハリが出るのでいい感じになるかと。
鹿島槍ヶ岳南峰にも色がついてきました。
南峰の山頂にめっちゃ人いるけど誰一人こっちに向かってきません(
息切らせて死にそうなだいたいいろと余裕顔のdocさん、二人で山頂を独占してよいものか・・・
五竜岳への稜線を縦構図で。
画面下に見えるのがキレット小屋・・・冗談みたいな位置に建ってますね・・・
怖いけど泊まりたい欲を刺激してきます。
こちらは横構図で。
手前から五竜、唐松、白馬の並びでしょうか。
後立山連峰が一望できるいいポイントです。
歩いてきた道を振り返っての1枚。
真ん中やや左側に冷池山荘の姿が見えます。
スッと登ってこれましたが意外と距離ありますね、この距離を歩いて帰るのか。
モルゲンと南峰を収めた1枚。
空の色が優しいピンク色と険しい岩肌のギャップがよいですね。
太陽が登る方向に向けた1枚。
画面下にある雪渓はカクネ里と呼ばれているそうです。
一般登山道は設定されておらず並みの人間ではたどり着けない秘境・・・あそこから眺める鹿島槍は格好いいいでしょうね・・・
7月の終わりだと北峰の影が南峰を覆ってしまいます。
完全なモルゲンを味わうには時期を変える必要がありそうです。
標高は2900m。
人が生きるには少し不向きな環境ですが花は咲きます。
シャクナゲでしょうか?人に踏まれることなくずっと咲き続けて欲しいです。
五竜方面のキレット全体に色が回ってきました。
空に少し雲があるので無駄なスペースが出来ないのがいいですね。
後立山連峰を全域を味わったところでモルゲンが終了。
下山を開始します!
登りは暗くてよく分かりませんでしたが、いざ見直してみると狭い尾根かつ岩肌が組み合わさってて歩きにくそうだな。
うーんデンジャラス☆ ビビビらないで進みます
谷側に落ちたら表と裏の隙間にまっさかさまやなーって考えると怖くなる道です。
山側に岩で上半身を支え、足さばきは慎重に・・・
北峰と南峰をつなぐ道は平坦でとても歩きやすい。
耳と耳の間、いわゆる猫の額ほどの土地にあたる部分ですね。
まだしぶとく残っている朝日が柔らかい色をだしてくれますねー。
これ歩いて帰るのかー
振り返っての1枚。
霞がかる後立山連峰。
山の上で迎える朝を感じさせます。
平坦な部分は10分ほどで終わりアップダウンが始まります。
道幅が狭く気を使う部分もあれば、
手を使わないと登れない場所もある。
急な登りが続く、そんな感じです。
アップダウンが始まってから約20分。
鹿島槍ヶ岳北峰に戻ってきました。
日の出を迎えた時はあんなに人がいたのに今はだれもいない・・・
イマイチ流れにのれない陰キャ感あふれてますね(
ここでちょっと休憩。
起きてから約3時間、でも時間はまだ5時過ぎ、早いと表現するのか遅いと表現するのかちょっと判断が難しいですが遅めの朝ごはんを頂きます。
docさんがインスタントコーヒーとか用意してくれてて神がいるなーと思ったりします。
■ 稜線を楽しむ
下山分のカロリーを接種したところで家路に着きたいと思います!
これから歩く稜線が一望できます。
真ん中やや左上に見えるのが冷池山荘さん、右上に見えるのは種池山荘さん。 ・・・思ってたより下って登って下るな・・・
種池山荘さんの向こう側に見えるの尖りに尖ったお山は槍ヶ岳かな?
どこに登っても姿が見えるあたりに北アルプスの0番ってことを感じます。
明るくなってきたこともあり他の登山者さんとすれ違うようになります。
しっかりとストックをついているあたりに傾斜の急さが出ている気がします。
明るい中で歩いてみると・・・この稜線が抜けていく感じ・・・とても気持ちいい。
左右に高い山がなく閉塞感がないため「空の上を歩く」を味わえるような道が続きます。
気持ちのいい道ですが痩せた部分もあります。
そのあたりは気をつけて歩きます。
鹿島槍ヶ岳もこれで見納め。
いい山だった・・・また歩きたい。
山頂から下り始めて約30分、布引岳山頂を通過。
景色がよいせいかペースはよくないです。
そりゃこの景色をずっと見せられたら写真も撮りますよ。
どう撮っても絶景なんですよ、困ったことに。
そんな感じで山頂から歩くこと1時間弱。
テント場に戻ってきました。
テント泊だったdocさんの撤収を手伝ったりします。
「パッキングはパワーですよ!パワー!」
とか言いながら荷物詰めてますが二人とも割と非力寄りです(
眼前には雲の海・・・ここで朝を迎えるのも気持ちよさそう。
片付けも終わったところで下山開始です!
また来ますね!冷池山荘さん!!!
最初はちょっとした樹林帯から。
ここを全速力で走り抜けたのはいい思い出です(
10分ほどで分岐に到着。
ここからしばらくは登り・・・爺ヶ岳山頂までは登りなんです・・・
下山モードの体にはちょっとした登りでもダメージ大きいよね・・・
初めて見る晴れた空の鹿島槍ヶ岳。
南峰から北峰への渡りはちょっと肝を冷やしましたが登るのが大変楽しい山でした。
まだまだ続く綺麗な稜線。
段差が大きい場所には階段があり整備が行き届いているあたりに北アルプスを感じます
鹿島槍山頂から見た時は「あー結構登るなー嫌だなー」と思いましたが、
実際登ってみると傾斜はゆるく足取りはどちらかというか軽め。
冷池山荘さんから1時間弱で爺ヶ岳山頂への分岐に到着。
時刻はまだ8時半。
余裕も余裕なので快晴の爺ヶ岳山頂を回収しちゃいます。
あっ・・・急・・・
秒で心折れました(
心折れたと言っても分岐から山頂までそこまでの距離はないです。
10分もしないで山頂を回収。
空と雲、そこに麦わら帽子さん。
夏を感じずにはいられない風景です。
今いる場所は爺ヶ岳中峰。
進行方向にある爺ヶ岳南峰も回収しちゃいたいと思います。
爺ヶ岳中峰からの下りはけっこう角度あるのね。
ちょっと怖い・・・
爺ヶ岳の真骨頂はここから!
種池山荘さんまではひたすら気持ちのいい稜線が待ってます。
歩くのが楽しいーッ!
1、2、Step!踵で弾けるrhythm!
そんな感じで足取りも軽いです!
鹿島槍方面を振り返っての1枚。
燕岳と同じように稜線が楽しい山ですが開放感はこちらが上!
稜線が長く続く分、雲の上を歩く、空を歩く、そんな感じを受ける道です!
複数の山を渡り歩く縦走をやったことあるわけではありませんが、
山小屋の感覚もちょうどよく、大きなアップダウンもなく、整備の行き届いた道が続く・・・
もしかして最高の縦走路なのでは・・・?
そんなことを思わずにはいられません。
ここを登ると爺ヶ岳南峰。
山頂標識は取り忘れてしまったのが悔やまれます。
右下に見えるのが種池山荘。
後立山連峰を拝みながら後立山連峰を歩けるとか・・・ここは山の天国かな?
御覧の通り道自体も非常に歩きやすいです。
視線を右側に向ければ本日の出発地点である冷池山荘さん。
思ってた以上に楽しく歩けたので見た目ほど距離は感じませんでした。
オレンジ色の屋根が映えますね。
アルプスの少女的な雰囲気ありません?
冷池山荘さんを出て、歩きやすい道を進むこと約2時間。
種池山荘さんに到着です!
時刻は9時半・・・またしてもピザ食えず・・・ッ!!!
(ピザの注文は10時から可能です)
ここから先、あとはもう・・・樹林帯を駆け下るだけッ!
心の中でお昼ご飯と日帰り温泉への渇望が渦巻きます・・・!
が雪渓を横切ったりするので自分の欲望をちゃんとコントロールして安全登山を心掛けます。
気が遠くなるような水平移動は健在・・・飽きる・・・
稜線を歩いて高揚した気分は早くも落ち着きました(
1時間程度で見えてくるのが扇沢駅。
あの標高まで下るのか・・・先はなげーぜ・・・
見た目は長いですが実際はそこまでじゃないです!
この表示の40分は信用できますのでご安心をッ!
標識からぴったり40分、種池山荘さんから約2時間で・・・
下山完了です!
■ さいごに・・・
最初から最後まで・・・とにかく歩くのが楽しい山でした!
あいにくの雨でしたが晴天時は間違いなく気持ちいい光の中を歩ける樹林帯
その樹林帯が終われば無限に続くかのような稜線
空の上を歩いている!そう感じること間違いない道が続きます。
樹林帯を抜けたところには種池山荘、鹿島槍ヶ岳手前には冷池山荘、
要所要所にはしっかりと小屋もあり補給も容易というありがたさ・・・ッ!
山全体の快適さとしては北アルプス随一かもしれません・・・
そんな楽しいが詰まった鹿島槍ヶ岳の魅力、
世界中に届け!
世界中に響け!
そう思わしてくれる素敵な山です!
これは来年もいくしかない・・・ッ!!!