みなさんプロデュースしてますか?
いつも書き出しに悩むので思い切って意味のわからない形にしてみました(
この書き出しっていらないと思いません?
だいたいいろはいらないと思ってます。
ということで、いい感じに長野県に雪が降った12月某日。
登山の大先輩に紹介され前々から気になっていた霧氷の楽園南沢山に足を伸ばしてみました。
南沢山とは?
長野県の南側、中央アルプスに属するのかな?
以前ブログにもまとめました富士見台高原の隣に位置する標高1564mの低山です。
uniquepic.hatenablog.com
どういう条件なのかわからないのですが霧氷ができやすい山として有名で、
登山ルート的に難しいところもなく入門編雪山としてもおススメできる山らしいです。
思ったより雪深い?
時は12月中旬。
スタート地点はふるさと村自然園を超えた先にある駐車場。
そこまで雪はないのかな?これは楽勝・・・いやもしかして霧氷ないんじゃね?という恐怖感が襲ってきます。
駐車場近辺はいい感じの雪景色が広がってます。
そしてこれが登山道入り口。
残距離を表示してくれる親切仕様ですね。
駐車場で思った「楽勝なんじゃね?」という気持ちは開始5分で打ち破られました(
しっかり雪深い・・・
しかもガスってる。。。
大変な思いをしても霧氷見れない最悪のパターンになりそうで帰りたくなります(本音
ここまで来たガソリン代と高速代のことを考えるとそんな弱音も吐けません。
ガンガン進んでいきましょう。
しばらくは森の中を歩くことになるのですが・・・
傾斜がけっこうあるぞ・・・
しかも足元は雪・・・アイゼン装備のため思う以上に足が上がりません・・・
登山口から約1時間。
この日最大の傾斜がだいたいいろを迎えてくれます!
登りきった場所から見るとこんな感じ。
雪で埋もれていますがロープが設置してあるところに傾斜の急さを感じます。
比較的雪が少ないシーズンなのでストック+アイゼンで登りきれましたが、
もう少し雪が深くなるとピッケルないとしんどいのでは?と感じました。
急な坂道から歩くこと約20分。
中間点の標識が迎えてくれますが、どこからどこまでの中間点なのか分からない不親切仕様。
南沢山頂上まであと半分なんだと自分をごまかします(
霧氷がお出迎え
この辺りで頭上を眺めてみると・・・
霧氷か・・・ッ!
霧氷?ただ雪が積もってるだけ?
疲れた頭では上手く判断できません(
霧氷は姿を見せ始めましたがが天気はドン曇り・・・
これは霧氷の原っぱ見れないかなーとちょっと帰りたくなります。
森に目を向けると黒と白の美しいコントラスト。
ここまで来ると傾斜も緩やかに。
しばらくは平坦な道をモフモフ歩いていきます
これは完全に霧氷ですね!
この空が画面全体の明るさを均一にしてくれるので写真が撮りやすい。
さてさてモフモフを続けていくと・・・あれ?ちょっと晴れてない?
青空と霧氷の組み合わせ・・・これだけでご飯3杯は食べられます!
これは頂上期待できるかも!とモフモフの速度を上げます。
ほぼ同じ構図ですけど密度が上がってきます。
しかし・・・モフモフを頑張りますが天気は無常にも曇りへ逆戻り・・・ッ!
光が差さないとフックがない写真になりがちですが
被写体力が高いせいかなんとかなりますね。
肩を落としながら歩いていると・・・展望が少し開けてきました。
そしてしばらく歩くと・・・中間点表示から約1時間半・・・南沢山頂上に到着ですッ!
山頂はガス
なんですけど・・・前も後ろもガッスガスです・・・
晴れていたとしても南沢山頂上近辺はそれほど展望がよくないそうです。
ここから1時間も歩かないで行ける横川山が霧氷の本番。
ということで先へ進みます!
横川山までの縦走路、最初は平坦な道が続きます。
とはいえ歩けども歩けども現れるのはスノーモンスター・・・
風の影響を受けやすい稜線のためトレースも消えがちでとても歩きにくい。
心が折れそうです(
たまに強風が吹いて青空を見せてくれます
南沢山頂上から歩いて約10分。
スカイリムみたいな森を抜けます。
そんなだいたいいろはスカイリム合わなかった口だったりします。
気楽に山登ってるだけなのに会う人会う人全員が襲い掛かってきたら心折れません?
森を抜けた先も待ってるのはスノーモンスター・・・
なんですけど・・・
横川山頂上への登りが始まる直前に晴れ間がッ!
ガスが晴れて霧氷の森が姿を現します。
幻想的という言葉しか出てこない語彙力のなさ。
その幻想的な森を抜けて頂上へ向かいましょう。
森の中には霧氷の天井。
後ろから差す光が撮りたいものを浮かびあがらせます。
こんな簡単にエモい写真撮れるのだから被写体力の高さを痛感します。
頂上に近づくにつれて青空がどんどん広がってきます。
振り返るとガスと霧氷の混ざりあった景色が・・・
ああもう来てよかった・・・ッ!と思わせてくれる光景ですね。
頂上まであと少し・・・
まさかのタイミングで飛行機雲がお迎えしてくれます。
なんだよ最高かよ・・・ッ!
頂上直前のちょっと急な坂を登ったら・・・
山頂に到着ッ!
頂上からの景色は圧巻。
異世界みたいな森が広がりますッ!
望遠でグッと寄ってみます。
ガスの加減でスポットライトに照らされているみたいですね。
ですが山頂到着と同時にガスにつつまれてしまいます。。。
もう少し見せてくれよ・
天候がよければ富士見台高原も見えるそうですが・・・これは無理そう。
回復を待ちながら休憩してみますが状況は変わらず・・・
下山を開始します。
白い森
来た道をピストンで戻る形で下山します。
帰り道はずっとガスの中・・・
気持ちはだだ下がりですがこれだけの霧氷・・・撮り逃しないよう帰りもフラフラと撮影します。
最近思うのは樹林帯みたいな狭い空間の方が広角が使いやすいなと・・・
標準は稜線に出てからが本番だな
横川山山頂から下ること1時間。
この辺りで青空が戻ってきてくれます。
太陽の光浴びるとちょっと温まりますね。
標高をがっつり上げたところまで戻ってくると完全な青空。
Z50の固めの絵作りが空と霧氷と相性ばっちりですねー。
という感じでダラダラと下山しました。
さいごに
特別標高の高い山ではありませんが・・・待っていたのは絶景でした。
霧氷にスノーモンスター、それらが組み合わさった白い森
ちょっとした異世界体験をしてきた気分です。
森林限界を超えた全面真っ白な雪山もいいかもしれませんが、
霧氷に囲まれるようなちょっと変わった登山も楽しいです。
ということを教えてくれた山でした。