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Z9/Z6II/Z50/X-E3で写真撮ってますけど特別ニコンが好きな訳ではないです

権現岳と編笠山で出会う - 前編

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写真を撮りに行くとブログが更新できない・・・
結果、旬な話題が提供できないダメブログを運営してるだいたいいろです。

ようやく10月初旬に早めの紅葉を味わった権現岳編笠山の縦走についてまとめましたッ!

権現岳編笠山ってどんな山?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

両方とも弊ブログお馴染みの八ヶ岳に属するお山です。

標高はそれぞれ
権現岳・・・2715m
編笠山・・・2524m
です。

目前に迫るかのような大迫力で赤岳を見ることが出来るのが権現岳の魅力!
コース的には難しい部類に入ると思います(初心者目線
鎖場や梯子は当たり前のようにあり、
切り立った岩場やザレ場など登山に慣れていない人が歩くにはちょっとしんどい道が満載です。

編笠山は天候がよければ、ご近所の赤岳はもちろん、遠くの富士山、南アルプスの山並みなど遠くまで見通せる展望が魅力。
コース的にも難しいところはないとされ初心者におススメのお山として紹介されています。

そんな二つのお山を

【1日目】
観音平駐車場~三ツ頭~権現岳~青年小屋 【2日目】
青年小屋~編笠山~観音平駐車場

の反時計回りで歩いてきました

権現岳編笠山は隣り合う位置関係にあり気軽に縦走できるように見えます。

が、その間には深いキレットがあり、
せっかく登ったのにまた下らせてからの登り!
という登山の醍醐味()を味合わせてくれるルートです。

登山初心者は果たしてどんな目にあうのか・・・

長くなるのでまずは前半!
観音平駐車場から権現岳、そこから青年小屋までのルートについてまとめましたッ!

本格登山の前の難関

権現岳へ登る時に使える駐車所は二つ。

  • 女山駐車場
  • 観音平駐車場

2日目に編笠山を下山しそのまま駐車場に向かえるルートを狙うため観音平駐車場を選択!
(駐車場全体の写真は撮り忘れました・・・)

駐車場にはトイレあり。
台数は30-40台くらい?だいたいいろが言った時には半分以上埋まっていました。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

さぁ登山スタートですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

といってもこちらは編笠山向けのルート。

権現岳方面はこの地図がある駐車場奥側ルートから進みますが・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

分岐が多彩なので気を付けましょう。

こちらの森はとても綺麗ですが微妙にルートを外れてます・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この標識の八ヶ岳神社方面に進むのが正解です。
もっとわかりやすく書いておくれよ・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

しばらくは綺麗な森が続きます。
八ヶ岳らしい風景です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちなみにこれから登山するのに最初は下りから始まります・・・
また登るのにとか考えてませんよ(汗

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

赤や黄色に染まった草が秋を感じさせますね。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょいと荒れた道を横切ってからの・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この標識は三味線滝方面へ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

時間がいい感じなのか森に落ちる光がとても綺麗。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ところどころで下記のような歩きにくい部分もありますが
全体的に道も歩きやすく登山って楽しいなーという気持ちにさせて貰えます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

だけど・・・

この標識が見えたら覚悟を完了してください。
ここから登りが始まります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

本格登山の途中の難関

この時点での標高は約1600m。
今日のピークである権現岳の標高は約2700m。
1100m程の登りが待ってます。

最初は緩やかな坂から始まります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

綺麗な森が迷うポイントもなく、

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ただ

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ただ

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

続きます。
しかも登り。。。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

疲れたのでちょっこし休憩。
赤岳で折れたけどまだまだ元気な相棒です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

登れども登れども変わらない風景。
あれ?これ・・・正解のルート選ばないと無限ループするやつじゃない?
とか考えたりしました。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

1時間くらい歩くと様子が少し変わってきます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

しばらく歩くと開けた場所に出ます。
木戸口公園か!となりますが

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

残念、ただの開けた場所です(

景色がよければいい展望があるのでしょうが・・・
タイミング悪くガスがかかってしまいます・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

待ってても仕方なさそうなので前へ進ますが・・・安定の森

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そろそろ心にヒビが入りそうです。

そんな森とガスの中を歩くこと約20分。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

今度こそ木戸口公園に到着ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょっとお腹空いたので休憩してると・・・

急に晴れましたッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

木戸口公園を過ぎたあたりから景色が変わります。
天が見えるだけで気持ちも軽くなります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

木の密集度が下がり、また背もだいぶ低くなります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

隙間から目的地である権現岳も見えますねッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こっちは編笠山
編笠みたいな形してるからこの名前がついたのかな?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この辺りから天女山分岐まではちょっと歩きにくくなります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

岩がゴロゴロしてるのもですが、
森→開けた場所→森・・・みたいな感じで環境が細かく変わります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

森の中は風がないので暑く、開けた場所は風が吹いて寒い・・・
山はいつも中途半端で困るってファイントラックさんも言ってます。

そして天女山分岐に到着!
迷うことなく三ツ頭方面へ進みます!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここで展望が一気に開けますッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

権現岳手前のチェックポイントである三ツ頭はすぐそこ!
あっという間に山頂到着です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

今まで歩いてきた山並みが綺麗に見えます。 あのガスの中を歩いてたのだなー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そしてこちらが次の目標の権現岳。 うっすらと見える登山道が既に厳しそうなんですが・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

といつも通りの泣き言を言ってても仕方ないので進み始めると・・・
正面には赤岳。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

まさか反対側の角度から見れるとは思わなかったよ・・・

その赤岳を眺めながらしばらく歩きます。 高低差がないだけでめちゃ快適・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

後ろに見えるのは前三ツ頭かな?
ちょっと早い紅葉が水玉模様みたいで可愛いです。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして正面にそびえる権現岳・・・
こちらの紅葉は個人的にはいい感じ。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

緑とオレンジは好きな組み合わせ。
オレンジはイメージカラーだと思ってたりします。

ここが最後の直線。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これを超えると・・・お待ちかねの岩場ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

遠目からみて尖ってたので急だろうとは思いましたが、
ちょっと予想を超える角度です(汗

乗り越えて一息。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ですが、次に待ってるのは鎖場です・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

それを乗り越えた先から見えるのは・・・富士山ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここまで来ると権現岳から縦走する編笠山までしっかりと見渡せます。
途中に見える建物が宿泊する青年小屋です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

青年小屋でごはんを美味しく頂くためにもまずは権現岳を登頂・・・
しないといけないのですが、ここにきて急な岩場。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こいつが最後の刺客ですッ!
頑張って乗り越えますッ!

編笠山を横目に見ながらちょっと歩くと・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

権現岳頂上ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

今まで歩いてきた道も一望できます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こちらは2020年休業中の権現小屋。
来年はここに泊まって星を眺めたいです。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

下りも難関

ちょっと休憩し
もう後は下りだけだから楽だろ
という甘い考えのもと出発します。

ちょっと歩くと赤岳との分岐に到着。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここから見えるのは八ヶ岳よくばりセット。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

赤岳・中岳・阿弥陀岳・・・
前回だいたいいろとdocさんを苦しめた三巨頭が揃っていますね・・・
阿弥陀岳→赤岳の縦走は本当にツラかったぞ・・・ッ!
またやりたい(

こちらは光を受ける権現岳
鋭角な山なので影がつくとカッコよさが増しますね!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

では権現小屋経由で編笠山へ向かいましょう。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここから下る道は要注意。
砂が多いのかとてもよく滑ります。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

権現小屋からの景色。
秋を感じさせてくれます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここから小さいピークが二つ続きます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

一個目のピークが東ギボシ

急な坂に加えザレ場が続きます。
踏み跡などが見えなくなるためたびたびルートを間違えそうになります。
かなり滑りやすいので注意して進みます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

途中で小さい分岐があり西ギボシへ向かう道と東ギボシの頂上へ向かう道に分かれますが・・・
ギボシ頂上へ向かう道はこんな感じい狭くとても歩きにくいです。。。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

けっこー怖いので無理して登る必要ないと思います・・・
頂上からの展望はこんな感じですッ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

西ギボシ方面の道はこんな感じ。
切り立った岩がとても怖いです・・・
フロムソフトウェアさんのゲームだと初見殺しの罠を仕掛けてくるパターンですね(

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして続く岩場・・・

足元も狭く浮石が多いためとても緊張します。
鎖をしっかり持って安全に進んでいきます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

それ超えたら西ギボシ到着です! いやー全然楽な道じゃなかったです(涙

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここから青年小屋までは楽だろうと前へ進みますが・・・
思ったより急だな、おい

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

足元はザレザレなので滑らないよう気を付けましょう。
前を行くおじいさんは盛大に転んでいました・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

追いつかれたくないのか焦って下りるから・・・

この標識以降は景色が変わります。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

一転して森の中へ・・・
ちょっと岩場が多いですがスッと下りていけます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここが最後の直線!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここを抜けたら・・・
青年小屋到着ですッ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

すかさずチェックインし小休止・・・

小屋の方にどこから来たの?と聞かれたので、
素直に観音平から三ツ頭経由の権現岳ですと伝えたら

それは登りに使うルートじゃないよ(真顔

と言われたのはいい思い出です。
登ってる途中からルート間違えたなとか思ってました(

ザック下ろすと何もやる気なくなるのに合わせて今回はここまで!

後編は編笠山への登頂、波乱()の夜明け、新たな出会いなどについてまとめていきます!

前半のさいごに・・・

今回だいたいいろが挑戦した反時計回りルートは
ひたすら登りが続くツラめのルートでした・・

1000m以上の標高差を一気に登ることになるので
だいたいいろレベルの初心者にはおススメできないルートです。

権現岳自体も鎖場・岩場・ザレ場などが続きます。
日帰りで焦って登ると思わぬケガに繋がるかもしれません・・・

無理せず一泊二日の工程を組む方がいいと思います。

なにより泊ることで権現岳からの朝焼けが見える気がします。
間近にせまる赤岳と朝焼けの組み合わせはとても強そう・・・

来年挑戦してみたいと思います!

赤岳を眺める

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

赤岳には思い出が二つありました・・・

一つは地蔵尾根登るのがとても大変だったこと・・・

もう一つは・・・山頂からの下山途中で転び前歯の神経を殺してしまったことです・・・ッ!

赤岳を見るたび前歯を思い出すのは忍びない・・・

それを上書きせねばという思いから赤岳に再チャレンジしてきました!

色々な方に声をかけていただいたのですが、
今回の登山の相棒は蓼科山に続きdocさん!

家が近くまた職種が同じということもあり予定が合わせやすく、
一緒に挑戦いただきました!

さーて今回の赤岳は・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

赤岳の概要については前回記事を参照してください(アクセス数アップ美味しいです(爆 uniquepic.hatenablog.com

前回は地蔵尾根をピストンし赤岳を小さく楽しむルートでしたが、
今回の縦走はルートを大きく変えてみましたッ!

【1日目】
美濃戸口駐車場~南沢ルート~行者小屋~阿弥陀岳~赤岳山頂

【2日目】
赤岳天望荘~横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉~北沢ルート~美濃戸口駐車場

前回天候に恵まれず行くことが出来なかった阿弥陀岳を回収、
そして前回転んだ場所を無事に追加することを念頭に入れたルートです!

その決意があんな結果につながる事になるとは
まだ誰も知らなかった・・・(中二かな?

まぁ森からスタートなんですけど

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

途中の赤岳山荘まではまったく同じ道です。
この道が一番ツライ・・・
バスを走らせてくれ!
金なら払う!
など赤岳名物の弱音を吐きながら足を進めます(軟弱者

でも登山前の運動にはちょうどいいのかなと個人的には思ってます。

そして見慣れた赤岳山荘さん前に到着。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここで一息・・・
おい・・・駐車場空いとるやないか!
となったりしましたが私元気です。

新ルートに挑戦!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここからが新ルート。
前回登頂日は雨宮天さんの誕生日翌日ということもあり、
北沢ルートを歩きましたが、今回は南沢を選択ッ!

最初のターゲット阿弥陀岳への最短ルートを通ります。

おう・・・いきなりの通せんぼ。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

それに負けず森の中をガンガン進んでいきます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

北沢は光が落ちてくる優しい森って感じでしたが、
南沢は全編に渡って八ヶ岳を強く感じる落ち着いた森が続きます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

続く・・・
続くけど・・・
これは・・・ッ!

思った以上にしんどいぞッ!

まあまあ荒れた道!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

それなりの登り坂!!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そのコンビネーションは凶悪!!!

誰だッ!南沢の方が楽だって言ったやつ!
(誰も言ってません)

綺麗な森を見ながら(休憩しながら)進みます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

半分を超えたあたりで枯れた沢に出ます。
しばらくは沢を登るか沢の横を歩くのかの二択を選べます。
今回は沢を登ります!
というかなんとなく選んだ道がそちらでした。。。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

途中から森に戻ります・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

が・・・!
岩を乗り越えたり足場の悪い中を頑張って歩いたりと
体力はしっかりと持っていかれています・・・

個人的な感想としては沢登はエクストラハードルート・・・
写真を撮る余裕もないまま頑張って進みました!

こんな感じの気持ちいい林道に出たら行者小屋までもう少し!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この看板が足元に見えたら・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

行者小屋に到着ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここで早め早めのお昼ご飯。
お馴染みのカップラーメンを頂きます!
(毎回やらかすのですが写真撮る前にご飯なくなってるんですよね。。。

バーナーやらなんやら持ってきてくれたdocさんに感謝!

いくぜ阿弥陀岳ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

必要なものを取り込み不要なものを排出したので出発です!

前回はここから地蔵尾根を目指しましたが今回は中岳のコルを目指します。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

まずは文三郎尾根方面へ進みます!

すぐに分岐に着くんですけどね・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

後ろを振り返ると赤岩ノ頭。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

前回の地蔵尾根ルートも行者小屋超えてから牙を剥いてきましたが、
今回もやっぱり牙を剥いて荒ぶってきます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

標高が近いのか赤岩ノ頭近辺と雰囲気が似てます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

少しずつ見晴らしがよくなってきます。
今日の最終地点赤岳が見えてきましたねー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここからしばらくは横に赤岳を見ながらの登山になります!
遠くに見えるけどなんだかんだで歩けるから登山って不思議

しばらくつづら折りの道が続きます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

折れ曲がる直前に
「これ曲がったら登り終わりですよねー」
という会話を繰り返しますが・・・

安心してください!
まだまだ登ります!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こうやって見ると中岳は立派な山ですね。

背の高い木がなくなってきたため赤岳の横顔がくっきり。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これが最後の登り。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これを登り切ったら中岳のコルに到着です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここで少し休憩。
向こう側には富士山が見えます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こちらは赤岳の横顔。
こちら側から見る姿って珍しいかも・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そしてこれが次に登る阿弥陀岳・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

思ってたより急なんですけど!!!

と嘆いても仕方ないのでガンガン進み・・・
いきなり岩場かいッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

むーりーといっても引っ張ってくれるプロデューサーはいません!
両手両足を駆使して登り切ります!

頑張って登った先から赤岳の姿が・・・
赤岳まで一直線に稜線が伸びてとても美しい。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

なんですけど次に待ってるのは梯子です・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

登り切ってから下を見ろします。。。
えっ?これ登ってきたの・・・?
というお気持ちになります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

続くは鎖場・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そろそろ腕がきっつくなってきました。。。

鎖場を超えるといよいよ頂上まであと少し・・・ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

阿弥陀岳山頂に到着です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

前回は体力の限界天候不良のため登れなかったので
達成感も一段と高まるというものです(そんなことはない

山頂からはクッソカッコいい赤岳の姿。
いやー急だなー
あれ登るのかーというお気持ちになります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こっちは何山かな?
どこを見ても登りたくなる歩きたくなる景色で気持ちが昂ぶります

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

光の落ちる硫黄岳。
稜線がとにかく気持ちよさそう

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

山頂でちょっと休憩。

先行して着いていたお兄さんとお姉さんが気持ちよさそうにお昼寝してました。
ウチも寝たいなーと思いますが・・・ 赤岳天望荘を目指して歩き始めますッ!

そうじゃないと寝床もないですしご飯も食べられません。

行く手を遮る赤岳

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

立ちはだかるのは八ヶ岳主峰の赤岳。
見た目からして手ごわそうですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

登るのは大変だったけど下るのは不思議と楽だなと思いながら
阿弥陀岳と赤岳の分岐に到着。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

お昼を食べていたおじいさんから
「鎖をこうやって!こうして!こんな感じでへばりついて登るから!頑張って!」
と言われます

docさんともどもマジかよ・・・という顔をしますが
頑張らないと今日の寝床につけません!

だいたいいろ頑張る。

歩き始めはハイマツが茂っているものの
そこまで急な坂でもないので快適に歩けます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

えっ?これで終わり?って感じに中岳頂上に到着です

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ただしこっから先は暗雲が立ち込めています・・・
ウチらの心情を表現したかのようなガス・・・
道が見えないことで不安が掻き立てられます・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

最初は稜線、次に緩い坂登りから赤岳チャレンジはスタートです!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この標識が見えたら本番。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

角度が急になり始めます!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

阿弥陀岳で体力を消耗したのかだいたいいろの息が切れ始めます・・・
指先がちょっとピリピリしてる感覚があるので
ペースを落とし呼吸を乱さないように進んでいきます。

関係ない話ですがだいたいいろの肺は過去2回破裂しているので多分強くないです。
それでも登山できるのでみんなも登山始めようぜッ!

写真を撮ると見せかけて実は休憩してると
阿弥陀岳側のガスが少し薄くなってます。
晴天もいいですが雲がかかった姿もまた魅力的です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

雰囲気出てません?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

とか考えてると急にガスが晴れたりします。
こんな変化も登山の魅力。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

山頂に近づくにつれて道が土から岩へ変わっていきます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この辺りで頂上がだいぶ近づいた気がしますが、
ここから鎖場が始まりますッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

さっきのおじいさんの言った通りや・・・

鎖をこうやって!こうして!こんな感じでへばりついて登ります!

腕が疲れたので写真を撮るフリをして休憩。
阿弥陀岳すっげーカッコいい!(ヒューヒューヒュー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

鎖場が終わると腕を使って登る岩場

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして最後は梯子・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

それを超えた先にあるのは・・・頂上ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

長くツライ戦いだった・・・

天気は晴れませんが雲がかかった山並み・・・
頑張った甲斐あったなと感じる光景です 。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

時間が時間なのでちょっと休憩し、 前回登った道を下り赤岳天望荘に到着ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

転んだ場所も無事に通過して今回のノルマを無事に達成です!
今にして思うとなぜここで転んだのか?という気持ちしかありません・・・

ごはんを美味しく頂き、夜の間中は雲が引かないということなので早めに就寝・・・

朝焼けを探して

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

朝になっても雲は引いていませんでした(涙

曇りでも爆焼けする可能性があるので、
それを願いよいポイントを目指して出発します。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

赤岳天望荘さん!お世話になりましたッ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

雨が強いようなら地蔵尾根から下ることも考えていましたが、
ウチらが下山するまでは天気が持ちそう。
ということで予定通り硫黄岳経由で下山開始です!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

前回ビビり散らしてた梯子も今回は愛しく見えます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

阿弥陀岳・・・お前の方が何倍も手ごわかったぞ・・・ッ!

赤岳はこの稜線から見るのが一番ですねー

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

震えながら歩いたPS2RPG的な地形も

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

断崖絶壁チュパカブラもスイスイ

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

私たちはチュパカブラです
今まさに断崖絶壁を登っています
ブログの宣伝のために崖を登っています
チュッパチュパなカブラです

とか考えてました(真顔

赤岳→横岳間の稜線は細かなアップダウンを繰り返すのですが
こんな感じで隙間から見える山並みも綺麗ですよね。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

夜に降った雨で少し湿っているので下るのに注意が必要です。
滑ったら死ぬのかなと思いながら慎重に下りていきます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょっとずつ横岳が近づいてきましたね

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

振り返ると赤岳。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

もうこんなに歩いたのかと思いますが、
体感はそんなに歩いて感じがしません。
登山あるあるじゃないですか?

前回来たときは違ってまだまだ元気!
ガンガン進みます!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

梯子を超えて前回横岳と勘違いした山に登ります(

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

横岳とは違う方向にも登山道が伸びているみたいです。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

横岳まであと少しです!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

細かなアップダウン、所々に岩場があり歩きにくいですが、
昨日の阿弥陀岳→赤岳の急登2連チャンに比べたら全然楽です。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こんな景色を眺めながら
登山って楽しいですね!
とdocさんに同意求めたりします。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

昨日とは打って変わって余裕の表情です(

横岳直前になると道が平坦に!
あそこに見えるのが頂上ですッ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

最後に梯子を超えたら!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

横岳頂上に到着ですッ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ですが・・・残念ながら回りは厚い雲に覆われています・・・
朝焼けも期待できず・・・くッ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

気を落としてても仕方ありません!
天気が崩れる前に下山です!

憧れの道へ・・・

ここからは未踏の地・・・
果たしてどんな冒険が・・・

っていきなり急な下り坂かーーーいッ!
しかも足場めちゃ細いやんッ!!!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

恐る恐る歩いていると今度は半ば崩れかけた梯子が・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これ下りるのは怖いぞと震えてると
こっちにも梯子ありますよ
とdocさんの声・・・

さすが出来る男は見るところが違うぜ(

おかげでサッと下りられました・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

とはいえ急な岩場下りはまだまだ続きます。
壁に手をつけてバランスを取りながら下りましょう。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こんなポイントで気をつけないといけないのはザック。
ちょっとした出っ張りなんか頭を避けてもザックが当たることがあります。
ザック自体バランスが悪いのでちょっとの衝撃で大きくはじかれたりします。
そうなると崖側に落ちる危険性があるのでザックにまで注意を払って下りていきましょう!

急な下りが終わると硫黄岳までは歩きやすい稜線が続きます!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この道、歩きたかったんだよなぁと感慨にふけると足が止まるので気にせずガンガン進みます!

登山の楽しいところだけが凝縮されてる・・・
こんな・・・こんな道ばかり歩きたいぞ・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

後ろを振り返っても綺麗な稜線。
ずっと続く道を見るとドラゴンボールを思い出しません?(謎

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

という感じでサクサク歩くと硫黄岳山荘に到着!
岩場に隠れたアジトみたいでとてもカッコいい!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ですが時間も早く、それほど疲れていないのでパスして先へ進みます

ここから硫黄岳山頂まではちょっとした登り。
そんな急じゃないように見えても登りは登りです。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

つまり登れば疲れます(爆

それでも素直に疲れたとは言えない拗らせた複雑なお年頃
滝雲っぽくていい感じだからタイムラプス撮りません???(コヒューコヒュー
とdocさんに声をかけました・・・

いやでも本当に雲がいい感じに流れてたのよ

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

youtu.be

ということで休憩撮影を終わらせて山頂方面を見ると・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そうガスです。

なぜかウチが硫黄岳いくと必ずガスが出ます・・・
爆裂火口見たいです・・・ もう爆裂火口って響きがカッコいい(

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

docさんは晴天の硫黄岳に登頂したことあるらしく、
素直に嫉妬羨ましがります

そして硫黄岳頂上到着ですが・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ガスが晴れる様子はありません・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そこそこ薄いので晴れることを期待して山頂で待ちますが・・・
なんとも言えない状況・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

帰りの時間もあるので素直に下山することに・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

変化は突然やってきました!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

天候の回復を祈りながら、とりあえず赤岩ノ頭へ向かいます!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そしてあっさりと赤岩ノ頭に到着です・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ん?

んん?

んんん?!

赤岳にめっちゃ雲かかってる!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そこは腐ってもフォトグラファーな二人

荷物を投げ捨て急いで撮影を開始!

硫黄岳山頂で待たずに即下山したのが功を奏します!

山並みに流れる雲がとても美しい・・・

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ちなみに動画だとこんな感じ。
雪崩・・・って言葉がピッタリ合います。 youtu.be

最後にこの登山一番の写真が撮れたところで美濃戸に向けて下山開始!

いつもの光景で締めッ!

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

途中の道はそれなりに荒れています。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

今回は下りなのでそこまで疲れませんが坂自体はかなり急な印象。
登りはかなり大変なのでは・・・

風景自体は安定の八ヶ岳

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

登山者が多いためか要所要所ではしっかりと整備されています!
登山初心者にはとてもありがたいです!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

途中に困った人を見つけます。
すまんな・・・助けてやることはできなさそうだ・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この看板が見えたら目標まであとすこしッ!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

という感じで赤岳鉱泉に到着!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

はー・・・思ったよりしんどかった・・・

たまに青空見えたりしましたが天気は下り坂傾向。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょっと休憩したら直ぐに北沢経由で美濃戸駐車場に向かいます!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

さすがにこの辺りになってくると二人とも疲れてきます。
たまに感じられる秋の気配の
ああ・・・秋が近いな・・・
くらいの感想で素通りします。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

カーブを曲がるたびに
「これ曲がったら美濃戸山荘ですよね」
「木の向こうに人工物ありますねー(幻覚」
「これ曲がったら美濃戸山荘ですよね」
「石垣が積んであるってことは山荘が近いってことですよね(思い込み」
「これ曲がったら美濃戸山荘ですよね」
などと会話を繰り返します(実話

美濃戸山荘さんへの熱い風評被害()

そしてなんとか心折れずに美濃戸山荘さん前に到着!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

今回は無事に怪我無く下山することができました!

さいごに・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

前回の地蔵尾根ピストンルートとは違い、
工程のほとんどで赤岳が目に入るルートでした。

赤岳に登る
というより
赤岳を眺める
っていうのがしっくりくる印象です。

  • 2時間登りが続く南沢
  • ほぼ垂直の崖を両手両足使って登る阿弥陀岳
  • 急登から鎖場に繋がる地獄コンボの赤岳

どれも過酷な道のりでした。

阿弥陀岳から見る赤岳
赤岳から見る阿弥陀岳

両方とも最高に美しいです。
道が厳しいからこそより美しく見えるのかもしれません。

赤岳から硫黄岳までの縦走路は登山の楽しい部分のみを凝縮したような良ルート
ずっと続く稜線を歩くのは抜群の気持ちよさがありました。

ただ・・・だいたいいろレベルの初心者が縦走するような道ではないという感じです。

南沢でかなりの体力を削られ、そこからの阿弥陀岳、とどめの赤岳・・・
登りきれたのが不思議なくらいです。

頼れる同行者のdocさんに散々弱音を吐けたからだと思います。
色んなギアを持ってきてくれたり、アドバイスをくれたりとめっちゃありがとうございました!

登山始めたばかりの方は赤岳・阿弥陀岳のどちらかに絞るのがよいと思います!
もしくは一泊二日にして別日に登るなど・・・

地図だけでは読めない部分もあるので、
偉大な先輩ブロガー様たちのブログを参考に事前調査は忘れずに!

大変さと同時に赤岳の美しさが少しでも伝わればと思いますッ!

富士見台高原で晴れる

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

仕事をすれば人と会う。
人と会えば約束をする。

コミュ障のだいたいいろですが、
なんの因果か同じ仕事をしてる人たちと久しぶりに遊びにいってきました。

行き先に選んだの富士見台高原。

働いてる名古屋から近く、またメンバの一人が中津川出身という理由で選ばれました!

富士見台高原とは

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

岐阜県と長野県の県境に位置する標高1739mの山です。
富士見台という名前とは裏腹に富士山は見えないそうです。

標高だけを聞くと登るのが大変そうなイメージですが、
麓から8合目くらいまではロープウェイとリフトが完備されています。

また道中の道はほとんどアスファルトで舗装されており、 それほど体力を使わずに山頂までアクセスできるお手軽な山です。

中央自動車道の園原インターを降りてすぐの場所にあり、
名古屋からのアクセスは悪くないというか大変よいです。

まずは職場に集合

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

一緒に仕事してる人あるあるですね。
みんながお金をかけずに集まれる場所に集合です。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

通い慣れた道を歩きます。
仕事ではなく遊びに行くのが少し不思議な感じです。

いつもは人が溢れてる場所でも休日かつ早朝だとまた違った表情を見せてくれますね。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

予想通り色々と問題を起こしてくれましたが、
朝ごはんとレッドブルをコンビニで購入し無事に出発します。

遅刻するだろうと予想して集合時間を30分早めたのに
そこからさらに遅れること10分・・・
こっちの予測を上回るの本当にやめてください・・・

道中のBGMはなぜかガンダム関連曲。
哀戦士聞くと一日が終わった気がします。。。
逆にFLYING IN THE SKYを聞くと問答無用で一日が始まります。

0083のOPが流れた瞬間
あーこれ知ってる!
ライバルに一回も勝てなかったうえに
最後に女を寝取られたヤツが主人公のガンダムでしょ!

とか言うのやめて差し上げろ!
武器庫みたいなMAを訓練もなしに扱える天才だぞッ!
(GジェネDSでのコウの扱いが理想的だったのでみんなやろう

などと気分の浮き沈みを乗り越え名古屋から車を飛ばすこと約2時間。

富士見台ロープウェイに到着です。

次の乗り物は・・・

麓からロープウェイに乗り、次いでリフトにのります。
(写真忘れました・・・)

なんの体力も使わずに稼げる標高ほどおいしいものはないですね(爆

途中ベゴニアが道を作ってくれてます。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

そしてリフトを降りたら、リフトに乗り換えます(

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

歩かないって最高だぜッ!

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

この時点で標高はだいたい1500m。
諭吉の力を借りることで体力を消費せずにここまでこれる・・・ッ!
文明に感謝です(

リフト下りてからが本番。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

いよいよ登山道の始まりです。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ここから本番ッ!

標高が低いこともあり最初は森が続きます。
道自体は舗装されていないもののよく手入れされているためサクサク歩けます。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ガスと森ってどうしてこんなに相性がいいのでしょう?
この雰囲気とても好きです。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

途中でアスファルトで舗装された道に変わります。
ますます歩きやすい。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ちょこちょこ青空が見えるものの全体は曇り空。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

天望は望めないかも・・・
この中に雨男がいる・・・
そいつを始末しないと・・・
などと物騒な会話が続きます。

道自体は多少のアップダウンがありますが、
急登などはなく本当に気持ちよく歩けます。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

なんの苦労もなくあっさり萬岳荘に到着。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ウチらが日ごろ頑張ってる登山ってなんなんだろ?
歩くのって楽しいッ!

という気持ちになったりならなかったり。

萬岳荘でお昼休憩。
体に悪いですが自然の事を思いカップラーメンを汁まで飲み干します(とても美味しい

頂上に小屋はないので補給とトイレはここですましましょうッ!

ごはんを食べたら・・・

なんと晴れてきましたッ!

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

萬岳荘から山頂までは約30分。
気持ちよく登れそうです。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ここからの道は少し荒れます。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

たまにある大きな石に躓かないよう気をつけて登りましょう。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

大きな木も少なくなり一面の笹。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

まるでWindows XPの初期壁紙です(年齢がバレる・・・

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

要所要所で登りが少しキツくなりますが整備は行き届いているのでスイスイ登れます。
こんな綺麗な階段とか久しぶりに見た・・・

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

振り返るとこんな感じ。
遠くに恵那の町並みが見えます。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ここからが気持ちのいい稜線が始まります。
こんな景色見るために登山してる部分あると思います。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ここからがちょっとだけ急登。

今までと比べて
なので全然たいしたことないです!
スイスイ登りましょう。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

急登を登りきったら山頂までは一直線。
これだけ気持ちいい道を歩けるのは登山の大きな魅力ですよね!

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

そしてあっという間に山頂到着です。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

山頂からは今まで歩いてきた道や恵那の町並みが見下ろせます。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

反対側に続く登山道もあるみたいです。

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ちょっと休憩したら可愛いやつが飛んできました。
下界ではあまり見ることがなくなりました。

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

頂上から見える山並みが美しい・・・

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

最後は気を抜かずに下山

山頂でおやつ食べたり、お昼寝したり、タイムラプスを撮ったりと
思い思いにすごしていましたが我らは社会人。
次の日の仕事のために下山します。

写真を撮りながらな上に元々ペースの悪いだいたいいろ。
登山経験者ながらどんどん引き離されます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

落ちてくる光をひろう感じで写真を撮ってみたり。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

思い切って太陽を入れてみたりと好き勝手に写真を撮ります。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

だから引き離されるのだろうと言い聞かせたい。。。

そんなこんなで日差しの気持ちいい森を歩いていると・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

無事にリフト駅に到着。
無事に下山となりましたッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

最後に・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

お手軽に登れる山ながら山頂からの眺めはとても気持ちいい。

天気がよければ百名山の内23座が見渡せるそうです。

手軽に歩ける割に稜線的な部分もあり、 登山といえばという景色の一端が味わえました。

森を抜けてからは防寒具が必要ですが
靴はスニーカーでも全然問題ないくらい道は整備されています。

途中の萬岳荘にはトイレもあり、営業していれば水その他の補給も可能です!

経験者の方には物足りないでしょうが、
これから登山を始めたい人が雰囲気を掴むのには最適な山だと思いますッ!

最初の一歩の前に登ってほしいと感じる山でした。

赤岳で転ぶ

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

最近真面目に働いてるだいたいいろです。

仕事中に一番よく見るwebサイトは日本気象協会です(爆

真面目に働いてても縦走って出来るのかなと思い、
いろいろ悩んで赤岳に挑戦してきました。

一番悩んだのは
駐車場空いてるかな?
です。

赤岳ってどんな山?

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

標高2899m。
八ヶ岳の主峰です。

登山初心者がまず目指すべき山と言われてます(どこで?
登山ルートは多岐に渡り、それぞれが全然違う様相をしており
何回も楽しめる山としても有名です。

今回だいたいいろが使ったルートは

【1日目】
美濃戸口駐車場~北沢ルート~赤岳鉱泉~行者小屋~地蔵尾根~赤岳山頂

【2日目】
赤岳天望荘~横岳~地蔵尾根~南沢~美濃戸口駐車場

という赤岳周辺をコンパクトに回るルート。

それでも岩場あり、鎖場あり、急登ありと大変に大変な登山となりました。

だいたいいろ最大の冒険をちょっと振り返ってみましょうッ!

さーいしょは・・・森

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そう森です(
毎回のことですが八ヶ岳ばっかり言ってるので最初は森です

だいたいいろが北アの山小屋予約するとその日100%雨降るんですよね。
結果、行き慣れた八ヶ岳を選ぶという好循環を生んでます(

朝の光を追い求めるように森を進みます。
気持ちいいのですが・・・こんな感じの道が1時間続くのでちょっと飽きます

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

などと無心で歩いてると最初のチェックポイント
やまのこ村
に到着です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

実はここにも駐車場があるのですが休日は朝7時過ぎで満車。
平日なら停めれれるかもといった感じです。

ちなみにやまのこ村さんは今年は休業。
隣にある赤岳山荘さん、美濃戸山荘さんは営業中。
不安のある方はここで最初の補給を済ませましょう。

ここで道が二手に分かれます。

  • 赤岳鉱泉・硫黄岳方面の北沢
  • 行者小屋に直行できる南沢

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

だいたいいろはミリPなので北沢を選びます(

※ミリP・・・バンダイナムコから好評配信中のアイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ(以下ミリシタ)で日々アイドルをプロデュースしている人のことを指す。類語として「デレP」「シャニP」などがある。

※北沢・・・北沢志保というアイドルがミリシタに登場する。高いプロ意識とポンコツな運動神経を持つため意識高い系アイドルとしていじられているプロデュースされている

美濃戸山荘前分岐を超えてもしばらくは森が続きますが・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

同じような光景が続きますが光の差し方や天気でいろんな見え方しますよね。
だいたいいろは根暗なのでこんな暗めの森が大好きですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

途中から沢にぶつかります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

北沢ルートの魅力はこれ。
しばらくの間は沢と森を行ったり来たりしながら登る形になります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

日差しは確かに暑いのですが川の流れる音、 見た目など思ってるより暑く感じずに歩くことができます

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

沢から離れ本格的な森に戻ってきたら赤岳鉱泉はすぐそこです!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

視界が開けた先にあるのが赤岳鉱泉
活気のある雰囲気がどことなく中世の酒場を想像させます(DQ並の知識

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここで一服。
軽く行動食をお腹に入れて、新しくポカリを作ります。
この時点が500mm飲み切ってるのでしっかり汗はかいてるってことですね・・・

赤岳鉱泉

  • 硫黄岳方面
  • 行者小屋・赤岳方面

に分岐します。

硫黄岳方面からも赤岳に向かうことができますが途中には横岳があります。
そこを超える体力は持ち合わせていないので迷わず行者小屋方面へ向かいますが・・・

まだまだ森は続きます。
足場がちょっと悪くなってきたかなー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

たまに道が整備されてます・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ん?

よく見てましょう

見慣れた像(マンモス?)のマーク!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

整備ありがとうございます!

マンモス(像?)を踏みしめて前へ!前!

この少し寂れた看板が見えたら行者小屋まであとすこしッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここからしばらくは緩やかな下り、平坦な道が続きます。
平らな道って歩きやすい・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして行者小屋に到着です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そんなに疲れてないこともあり、
また行者小屋さんは今年休業ということもあり
休憩なしで素通りします。

ここでも道は分岐します。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

  • 阿弥陀岳・中岳経由の赤岳方面
  • 赤岳天望荘経由の赤岳方面

どっちに向かっても赤岳に向かいます。
早めに荷物下ろして身軽な状態で赤岳に向かいたいため、
まっすぐ赤岳天望荘へ向かうことに・・・

あいこで・・・急登

行者小屋を抜けて森の中をずんずん進むまでもなく・・・

なんと・・・

ここから・・・

赤岳が急に本性を現します!!!

悪路 & 急登 !!!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

開始10分で死にそうです。

こんなのは直ぐに終わる
と思い進みますが待っていたのは・・・

さ ら な る 急 登 !!!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

しかも道ないし!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

地蔵尾根っていうから優しいのかと思ったけど
全然優しくないぞ

このポイントにたどり着いたら地蔵尾根の折り返し。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

偶然居合わせて歩荷のお兄さんとあいさつを交わします。

「まだ坂続くんですか?」
「地蔵尾根はこれから本番です。頑張ってください!」

こ れ か ら 本 番 !

なんとも心強い言葉。
ちょっと帰りたい気持ちが強くなります(

休憩がてら後ろを振り向くと八ヶ岳の山並み。
綺麗だなと思いますが疲れからあんまり考えられません(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして始まるめちゃ急な階段。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

高低差がよく分からなくなります。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして見えてくるのは・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

追い打ちの鎖場!
疲れてると思いますが腕の力も使って頑張って登りましょう(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これが道とか考えちゃダメです!
道なんですッ!!!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

地蔵尾根の途中から森林限界を抜けるので見通しが利くようになります。

これは阿弥陀岳かな?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こっちは前回登った赤岩の頭と硫黄岳。
下から見るとこんな感じになってるのですねー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あっちに見えるのが次の目標地点の赤岳天望荘。
あと少しで着きそうな感じがします

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これを登った後も様々な困難が待ち受けてます。
失敗すると本当に死にそうな感じなので落ち着いて登り切ます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

改めて見ても人が登る道じゃないなーと・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そんなこんなで息を切らしながら地蔵尾根を越えていきましょう。
登り切ったらお地蔵さんが迎えてくれます。
(写真撮り忘れて・・・)

地蔵尾根を登りきると道は2方向に分岐

横岳方面はガス。
ガスを嫌う人はたくさんいると思いますが、
稜線にかかるガスってとても雰囲気ありません?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あの赤い屋根は行者小屋?
思えば遠くに来たもんだ(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

とりあえず赤岳山頂を目指すので赤岳方面へ向かいます!

10分もしないで赤岳天望荘に到着です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

中に入るとなんとこたつが・・・ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここでこたつに入ると脱出は不可避・・・
荷物をデポし涙ながらに山頂へ向かいます
(ここでしっかり休憩しなかったことを後程後悔します・・・

赤岳山頂方面にもガスが・・・
ここまで来たら引き下がれないので登りに行きます

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

赤岳天望荘から赤岳山頂までの道は
前半はガレ場・ザレ場です。
傾斜も急なので気をつけて進みましょう。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20200929214012j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

しっかりとした岩場に変わったら頂上まであと少し。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

頂上ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

があいにくのガス。
展望は望めず・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20200929214624j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

本来の予定ならここから阿弥陀に向かう予定でしたが、
山頂アタック初めてからどうにも膝が痛くこれは無理できんなと
諦めてすぐに天望荘に戻ることに。

のちほど頂上で休憩しておけばと思います・・・

天望荘側にもしっかり雲が回り込んできています。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

雨が降りそうな感じなので少し早めに下りている最中・・・

盛大にすっころびましたッ!

カメラは底面を激しく擦ったようですが無事に動きます。
さすがだぜニコンッ!

幸いケガは唇を切ったのと前歯を強打したことのみ。
(のちに前歯の神経が死んでることが発覚・・・)
タイミングよくポールをついて衝撃を逃がしたのでしょう・・・
ちなみにポールは曲がって畳めなくなりました・・・

頭を打った感じはないのですがなんともクラクラというかフラフラします

一瞬のことなのでよく覚えてないのですが、
両足からいきなり力が抜けた気がします。

地蔵尾根超えてからまともに休憩をとらず、
まったく足を休ませてなかったので筋肉が限界を迎えた感じです。。。

天望荘入ったタイミングか赤岳山頂で休憩しておけば・・・と後悔しました。

平行を取り戻したことを確認しゆったりと天望荘に戻りました。

あーいこで・・・夕焼け

戻ってポテチを食べ、ジュースを飲んで、ひと眠りしたら・・・
そう夕焼けの時間です!

ちょっと早い時間から飛び出しまだかなまだかなと待ちます

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

横岳方面の雲は少なくなりました。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

赤岳方面も少ないですね。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

だいたいいろが山頂にいる間に晴れてくれれば・・・
と正直思います

そろそろ夕焼けじゃーと思ってたら
現れました・・・
奴がッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

雲の隙間から梯子が見えるッ!
照らされる長野の町並みが美しい!
けど撮り方がとても難しい・・・

四苦八苦してものにしようとしますがこれが上手くいかない・・・

そうこうしてるといい感じの時間に。

始まったばかりの夕日が優しく横岳を照らします。
(翌日、横岳はまったく優しくないことを知る

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この景色見れるだけで小屋泊する意味をありますよね。
夕日や朝日をゆったり待てるのはとても素敵なこと。

こちらは赤岳方面。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょっと登って天望荘をぱしゃり

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

転んでから足の調子が思わしくないので無理はしません。

幻想的な風景にとりあえずシャッターを切りまくります。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20200929220640j:plain
Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

夕日がしっかりと出ることはありませんでしたが、
薄闇という優しい条件で写真を撮ることができ初日は満足しました。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

仕切り直して朝焼け!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

完全に油断したッ!

朝焼けのことはすっかり忘れてゆっくり寝てました・・・

飛び起き朝ごはんをかっくらいカメラを持って小屋を飛び出しましたッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

朝焼けの中の富士山

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

横岳方面もいい感じです

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

無骨なコンテナもどこかカッコいいですね

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

名前の通り赤岳が赤く染まります

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

もういうことはない・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

落ち着いたところで出発です。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

真っすぐ下山する予定でしたが天気が意外と持ちそうなので横岳に寄ること。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

コースタイム上は1時間30分。
たいしたことなさそうに見えて、こいつがまた曲者

いきなり岩場&みんな大好き梯子。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

次に悪路。
PS2時代のRPGかな?
というくらい視界が制限された狭い道です。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そして崖。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

「私たちはチュパカブラでーす」
「今から崖をのぼりまーす」
「断崖絶壁の崖をのぼりーます」
「私たちはチュパカブラです」
という声が聞こえて・・・きません

聞きたい方はこちらまで↓
2分8秒くらいに合わせると聞けます(
youtu.be

腕の力をフル活用して登ります。
油断すると自分だけではなく他の人も巻き込んで最悪死にます。
前後左右、足元の石を落とさないよう注意して進みましょう・

誰だ?!赤岳⇔硫黄岳間はお手軽な縦走路だって言ったやつ?!
などと悪態をつきながら進みましょう。

横岳までの道は登りと下りの繰り返しです。
登ったタイミングで振り返れば美しい赤岳

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そして富士山。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

赤岳を一番美しく見ることができるポイントは
この縦走路のような気がします。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

岩場にかじりつき、体を持ち上げなんとか開けた場所に・・・

おーここが横岳かと思い周辺の写真をぱしゃり

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

山頂のあの印がないなーとキョロキョロしてると
後ろから登ってき見知らぬたおじさんたちの会話が聞こえます。

「ここが横岳ですかー?」
「いや横岳はあそこの人がたくさんいるところだよー」
「ここが横岳じゃないですか?!」

思わず会話に飛び入り参加してしまいました(汗

そんな絶望と疲労の中、気をとりなおして横岳山頂へ。

といってもここから横岳までの道は綺麗な稜線。
疲れてても稜線を歩くのはとても気持ちいい。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして横岳山頂!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

先に見えるのは硫黄岳・・・
硫黄岳登った時にも思いましたが、 いつかこの縦走路歩きたいです。
(すぐに叶うことになる、また意外と大変だと知るのはもうちょっと後の事

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして来た道を戻り、地蔵尾根を降り駐車場まで無事に下山しました。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

最後に

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

八ヶ岳の主峰に初挑戦。

始まりは森
美しい沢との並走が気持ちいい北沢
足がすくむような急登の地蔵尾根

からの美しい稜線

だいたいいろみたいな初心者が日帰りするには少々厳しいですが
初心者から一歩踏み出すにはちょうどいい山に感じられました。

各所に鎖場があり、手をしっかりとつかないと登れない崖などがあるため
グローブは必須です。

赤岳山頂付近のガレ場・ザレ場はとてもすべりやすいため
登山靴もしっかりしたやつで登りましょう。

だいたいいろは思いっきり滑っているので・・・

途中痛みで戦意を喪失しており、
一番の思い出「痛い」だったので
その思いを払拭する意味もあり、
近いうちに再挑戦したいと思います。

みなさんもケガにはご注意をッ!

硫黄岳と天狗岳を巡る

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ブログを書くことも忘れてしまった今日このごろ・・・
みなさん、いかがお過ごしですか?
だいたいいろは珍しく真面目に働いてます

そう・・・
ちょっと前のだいたいいろは真面目に働いていなかったのです!
その真面目じゃない時期を利用して初の縦走に挑戦してきましたッ!

初の縦走に選んだのは八ヶ岳
桜平駐車場から登り、硫黄岳と天狗岳を回る初心者向けコース。

山に慣れた人なら一日で回れると思いますが・・・だいたいいろは初心者。
一日目は硫黄岳、途中の根石岳山荘で泊り、二日目に天狗岳を回るルートを選択。

その道のりでどんな写真が撮れたか、ちょっと振り返ってみましょうッ!

硫黄岳と天狗岳ってどんにゃ山?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

弊ブログではお馴染みとなった八ヶ岳連峰に属する2座です。
硫黄岳は2760m、天狗岳は2646mと標高はそこまで高くない山になります。

麓にあるある桜平駐車場の標高は約2000m。
標高差もそれほどなく、
各種ポイントに山小屋があるので補給にも困らず、
また難所らしい難所もないので初心者にはおススメの山として紹介されています。

桜平駐車場から硫黄岳

まずは駐車場から赤岩ノ頭を目指します。
(桜平駐車場は奥と手前があります。
300mも離れてないし奥は駐車台数も少ないので素直に手前に止めましょう)

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

安定の八ヶ岳
始まりはいつも森です。
森は静かで涼しくて心落ち着きます。
まぁすぐに登りがきつくなって心が荒むのですが・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

「荒んだ心に武器は危険なんですッ!」 と聞こえてきます。

全体的に道は綺麗。
坂も緩やかでとても歩きやすい

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

八ヶ岳なのでどこも雰囲気が似ているのですがどこも違う写真が撮れます。
苔と光の組み合わせはやっぱり強い

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この橋が見えたらオーレン小屋まであと少し!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

すぐにオーレン小屋に着きますので頑張りましょうッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

最初の分岐はオーレン小屋(写真撮り忘れました

ここで道は

  • 天狗岳方面
  • 夏沢峠方面
  • 峰ノ松目・赤岩ノ頭方面

の3個に分岐します。

今回最初に目指す硫黄岳山頂は夏沢峠・赤岩ノ頭のどちらからでも登れますが、
まずは赤岩ノ頭を目指します。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

苔の森途中から徐々に登りが始まります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

・・・地味にしんどいです。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして赤岩ノ頭の目の前には急登・・・
心がすっかり荒んできます・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

登ってる途中、赤岳から降りてきた高校生の一団とすれ違いますが・・・
なんとも元気・・・

元気を分けてくれてとは言わない・・・ッ!
せめて・・・せめて・・・見せつけないでくれッ!(爆

などと頑張ってるとなんとか坂を登りきると・・・ 第一のポイント、赤岩ノ頭に到着ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ガスってるとか言うなよ!

ここで休憩しつつ、会社からの電話に折り返しいれる・・・
「今標高何メートルにいるの?」
「だいたい2500メートルです」
会社側の対応も慣れたもんです(

そんな感じで8月中旬以降のスケジュールなどを確認してると・・・

あれ?雲薄くない?
と気が付きます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

小屋泊で余裕もあるのでちょっと待ってみたり。

その間に谷底を見てみましょう。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

赤岩ノ頭付近は2種類の砂から構成されておりマーブル模様がとても綺麗。
砂質はとても細かく柔らかい。
踏ん張りがきかないのでうっかり足を滑らせると谷底まで落ちそうな・・・

なのでこんな土砂崩れを起こしたような形になってるのかな?

などと観察してたら・・・

晴 れ ま し た ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

硫黄岳山頂方面がすっきり見えます。

赤岩ノ頭から峰ノ松目方面に少し歩くと
ちょっとだけ標高が高くなるポイントがあります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そこからぱしゃり

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

頂上までの稜線がとても綺麗に伸びてます。
その綺麗な稜線を登っていざ硫黄岳へッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

後ろを振り返れば美しい山並み。
坂もそんなにきつくないので気分よく登れます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

山頂まではすぐ。 10分くらいで到着です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

広い・・・
とても広い・・・

一面に岩場が広がる光景は爽快 (なお広さを伝えられる写真は撮り忘れた

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

赤岳方面はガスガス
晴れていれば稜線の続く光景が見えてのかなぁ・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この道はいつか歩きたい。
とても気持ちよさそう。
登山に来てるのに頭の中で次の登山の事を考えてるとか大丈夫ですかね?(

晴れていれば爆裂火口が見えるらしいですが
あいにくとガスが爆裂しておりまったく見えませんでした・・・

次は目標は根石岳

硫黄岳山頂からは

  • 赤岳・横岳・硫黄岳山荘方面
  • 赤岳鉱泉方面
  • 夏沢峠・天狗岳方面 の3方向に分岐します。

今回泊る根石岳山荘は夏沢峠方面にあるのでそちらに下ります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

すごくガスってるのに壁があるかのように雲が侵入してこないのが不思議です。

ちょっと大きめの石がゴロゴロしててちょっと歩きにくいぞ。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

前に見えるのは天狗岳
こうして見ると遠いけど、明日はあそこまで歩くのだなぁと思いゲンナリします(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

今年は休業中しているヒュッテ夏沢が見えてきました。
予想より急・・・せっかく登ったのに下りるのはちょっともったいない気分

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ヒュッテ夏沢を超えると再びの森。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

からの地味な坂・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この辺りで体力の限界を迎えており写真が極端に少なくなってます。
いくら綺麗な光が落ちててもツライものはツライ・・・

黒百合ヒュッテまで歩くというおじさんに追い抜かれつつ励まされます。

「この坂は地味にキツイよね」

本当にそうですねッ!

などと頑張ってると道が平坦になり視界が広がります

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あっ・・・あれが天国か・・・

違います。根石岳です。

定石なら宿泊する根石岳山荘に荷物を置いて山頂にアタックすると思いますが
ここで休憩したら二度と立ち上がれなくなる!
という危機感からそのまま山頂を目指します。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

が、あいにくのお天気・・・
山頂に立ったもののすぐに下山し山小屋へ

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

夕方を待つ

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

根石岳山荘で荷物を下ろし、お菓子を食べ、ジュースを飲み、ひと眠りして、晩御飯食べてたら夕焼けの時間。
(早めに小屋に入ると贅沢の限りが尽くせて最高ですね)

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

硫黄岳を下り始めたころに出てきた雲がこちら側まで回ってきており残念な空模様。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ちょっとだけ差し込む夕日がなんともエモい。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20200914221529j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

二日目に登る予定の天狗岳方面。 歩くのが気持ちよさそうな形してます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

寒くなってきたし疲れもあったので早々に小屋に戻り就寝しました。

朝焼けに期待する

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

夜ふと目を覚ました時は月が綺麗だったので朝焼けを期待しましたが・・・

待っていたのは無常な雲

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20200914222259j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20200915201119j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

しかも太陽が出る位置をばっちりふさいでる・・・

時間とともに変わるかなと思い待ってみます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

風がかなり強かったので岩陰に隠れてみたり、しゃがんでみたりしましたが、寒いものは寒い。
素直に厚着しましょう。
おじさんとの約束だぞ。

戻るか戻らないか・・・とスクワットしながら考えてると・・・
いい感じの光が差し込んできましたッ!

いいぞ!そのまま闇を切り開け!特定疾患持ちみたいな事を願います。

念願のモルゲンは無理でしたが、
天全体の色が変わる世紀末のような風景・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20200915201604j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

これから歩く稜線がオレンジ色に染まります。
なんかテンション上がる。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

などとしてると朝ごはんの時間。
とりあえず小屋に戻ります。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

いざゆかん!天狗岳

ごはんを食べて出発します。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

もはや歩き慣れた感もある根石岳山頂への道。
スイスイ歩いて天狗岳を目指します

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20200915214659j:plain
Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この稜線・・・歩くの気持ちいいぞ・・・ッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20200915202225j:plain
Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

道は歩きやすく、坂も急ではなく本当にスイスイ登れます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

振り返ると根石岳
雲の形が鳥が羽ばたいてるみたいで綺麗

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

稜線と硫黄岳の組み合わせが美しい。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

八ヶ岳よくばりセット。
主要峰はだいたい見渡せているのでは?

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この梯子(?)を超えたら東天狗の山頂まではもう少し!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

山頂です!(写真撮り忘れた・・・
山頂からは次に目指す西天狗岳の勇姿が。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そこまで疲れてないのでさっさと向かいます。
この辺りで頭の中にあるのは
早く帰って猫のケツなでないと拗ねられる
です。

根石岳から東天狗岳はゆるやかな登りでしたが、
東天狗だけから西天狗岳はちょっときつめの傾斜。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

一旦下りると再び歩きやすい稜線。
から見える急な上り坂・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここまで来たら後少しッ!
わっほわっほと登ります。

そして山頂です(写真忘れた(n回目

この道を歩いてきたんだなと感慨深くなります。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

宿泊した根石岳山荘の姿をぱしゃり。
あんな急な場所に立ってたんですね。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

天はこんなに綺麗なのに午後から天気が崩れると予報のため早々に退散。
なんとか濡れることなく下山・帰宅することができましたッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

さいごに

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

硫黄岳・天狗岳ともに急なアップダウンの少ない非常に登りやすい山でした。 (ない訳ではないです

赤岳の地蔵尾根、蓼科山頂上前の急登など心折れるポイントもなかった印象。

道もずっと歩きやすくどちらの山も初心者さんにはおススメです!
上級者さんにはちょっと物足りないかも。

硫黄岳山頂はただただ広く開放感があり、
天狗岳は頂上は狭いですが美しいとしか形容できない稜線が魅力。
一度は歩いて欲しい!と思わせる山です。

写真の撮り忘れが非常に多くて申し訳ないのですが、
硫黄岳・天狗岳の分岐にはオーレン小屋、 硫黄岳山頂付近には硫黄岳山荘、
天狗岳の手前には根石岳山荘、
と補給ポイントが多いのも魅力。

オーレン小屋に陣を貼れば荷物をデポできます。
荷物が軽い状態で初日に硫黄岳、二日目に天狗岳というプランも組めるかと。

どんなルートで歩いても初心者が楽しめる。
そんな感想をもった初縦走でした。

蓼科山で悪戦苦闘

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

私だ (遂に挨拶を放棄した

気を取り直してだいたいいろです。

私コミュ障で人の誘うのが撮っても苦手なんです。

誘う→断られる→ワイのこと嫌いなんやな・・・
誘う→OK→本当は嫌なんやろな・・・当日来んとかやられたどうしよう・・・

と、どっちもマイナスに取るめんどくさいヤツです(爆

そんなだいたいいろですが・・・
ひょんなことからリアルで遭遇した
スペシャルなフォトグラファーdocさんと一緒に蓼科山に登ってきました。

蓼科山って?

八ヶ岳連峰に属する2531mの山です。
独立峰で綺麗な形をした山らしいのですが・・・全容を確認せずに登り始めてしまいました・・・
だって登山口についたら山の形見えなくない?(言い訳

登山口は大きく分けて二つ

  • 蓼科牧場側にある七合目登山口
  • バス停がある蓼科山登山口

今回は人が少ない方がいいかなと思い蓼科山登山口を選択。
駐車場にはトイレが完備されている大変に便利はお山です。

最初は緩やか

登り始めは朝の7時ごろ。
こちらから声をかけたのに朝早くに迎えに来てくれたdocさんにはマジ感謝しかないです・・・

駐車場から登山口に入るとそこにはあったのは
いきなりのクライマックス!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

朝の光が気持ちよく森に差し込んできます。

「もう満足できました」
「帰ってもいい気分です」
「わざわざ大変な思いをして山に登らなくてもいいんじゃないですか?」
などとdocさんと会話しますがそこは我慢。

せっかく運転してくれたdocさんに失礼なので山に登ります

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

写真とかやってないと綺麗で終わってしまう光景も
こうして残して公開することができる・・・
これも写真の楽しみの一つなのかなと思いながらぱしゃり

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20200824221003j:plain
Z50+ NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

最初は整備された道が続きます。
おっ?これ余裕なんじゃねぇ?と思いますが・・・
安心してください。
この後地獄が待ってます(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この看板が地獄の一丁目・・・ではないです。
ここからしばらくは緩やかな登りです。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20200824221528j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20200824221548j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

光が落ちている森を進みます。
八ヶ岳は森始まりが多くて涼しいのいいですよね。
八ヶ岳くらいしか登ってないだろとか言わないで(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

少し登ると見慣れた苔と岩。
八ヶ岳っぽいですねー」とdocさんに言われ確かににゅうっぽいなと思ったり・・・
言われるまで気が付かないダメな登山初心者です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

緩やかな登りとは言え登りは登り。
不安定な足場と合わさってこちらの体力をゴリゴリ奪っていきます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

光綺麗だなーと撮影するフリして休憩。
もうやめて!だいたいいろのライフは0よッ!
などと聞こえます(聞こえません

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

標高を上げるにつれて坂の角度も大きくなってきます。
これが噂の急騰かッ!
しかし御嶽山で鍛えた今のだいたいいろなら平気へっちゃらッ!

などと思いますが後に盛大な勘違いに気が付きます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20200825214745j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
f:id:daitai_Iro:20200825215840j:plain
Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

坂もひと段落。
ちょっとだいぶ足場が悪いけどここまでの感想は
非常に歩きやすい山だな
でした。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして急に平らになる道・・・
綺麗な林道がとても気持ちいい。

おっ?なんだ?急登もう終わりか?
噂ほどでもない
と思ったり思わなかったり。

しかしだいたいいろは知らなかった・・・ この後に地獄が待つことを・・・

to be continued...

いや記事は普通に続きますよ

優しいのはここまでだッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この看板が地獄の始まり・・・
これが見えたら頂上まであと400m・・・
泣いても笑っても400mです!

400mの急登が始まりますッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そうさっきの坂はただの坂!
本当の急騰はこれだ!
蓼科山が本性を見せつけてきます!

しかも・・・足場がめっちゃ悪い!

デカくて太くて黒くて・・・とにかく邪魔!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

それでもここまで来たら退けない!
息を切らせながらも頑張って登ります・・・

足だけでなく手も使います!
この状態だとストックも意味がないです。

先が見えないのがとてもつらい・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

しばらく登ると森林限界が近づいてきて空が見えてきます。
この立ち枯れの木が見えてきたら頂上まであと少しッ!
200mくらいの急騰が続きます(爆

それでも空が見えるのはやっぱり気持ちがいい。
それだけで体力が回復する気がします(気がします。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

立ち枯れゾーンを抜けると・・・
岩場が見えてきましたッ!
あの先に頂上がある!

と気持ちは盛り上がりますが如何せん急登を登った後。
無理せずゆっくり登ります。

これが本当の姿・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして・・・ついに姿を見せる岩壁・・・
大迫力です。
それでも空が見えるだけで爽快感あります。
もうちょっとで頂上着くぞーという気持ちになります

岩にへばり付くようにして慎重に登ります。
なにせ歩きにくい。
転んだら一大事では済まないです・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

後ろを振り返れば散々苦しめられた急登・・・
改めてみても急。
よく頑張ったな自分。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

横を見れば少し変わった形の木。
風に流されたような形でちょっとおもしろいです。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こいつが見えたら頂上あと100mッ!
坂も緩やかになります。
ここまできたら勝ったも同然。
足場に気をつけて登りましょう。

岩場をぴょんぴょん跳ねるみたく登るので童心に帰った気がしました。
道路に〇書いてけんけんするやつみたいだなー
よく「おばあちゃんの家に行った時にやったー」みたいな話聞きますけど
だいたいいろの場合はおばあちゃんの方が都会に住んでたのでそんな思い出はなかったりします(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここが最後の分岐。
上に向かえば頂上、下に向かえば蓼科山山頂ヒュッテが待ってます。

休憩した気持ちを抑えてまずは頂上へ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして山頂着・・・ですが・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あいにくのガス・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

頭の上は晴れているのですが展望は望めそうにありません・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここまで運転して貰ったのに申し訳ねぇ・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

せっかくなので頂上を散策。
神社で帰り道の安全をお願いしました。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょいちょい晴れ間は見えるのですが雲が下からドンドン上がってきます。

しかし・・・こんなに岩場が広がる光景はなかなか味わえないかも・・・
唯一無二の雰囲気を持った山なのかもしれません

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

蓼科山山頂ヒュッテで休憩しますが残念ながら天候は回復せず・・・
無念の下山です・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

下界が見えたり見えなかったりするのが悔しさを倍増させます・・・

いつかリベンジしてやる・・・ッ!

そんな思い抱きながら無事下山することができました

さいごに・・・

最初はのんびり、最後は地獄・・・
と書きましたが本当に厳しい登りは少しだけです。
時間にして1時間くらい。

それを超えた先にある一種異様な岩壁。
山頂全体に広がる岩肌。
この組み合わせは他の山では味わえないのではないでしょうか?

山頂までは3時間掛かりません。
だいたいいろみたいな初心者でもなんとか登れるとお手軽な山だなと感じました。

足場は全体的に悪いので装備はしっかりと!
急登部分は手を使って登る部分が多いです。
登山靴に加えてグローブがあると安心です!

次に登る機械があればピーカンの時を狙いたいと思います!

どうにかして頭の上に高気圧を持ってくる術を身につけないと・・・

伊吹山で戸惑う

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

もうそろそろ挨拶のネタが切れてきただいたいいろです。
みなさん、おはようございます。

知ってました?
伊吹山って三重県じゃなくて滋賀県にあるんですよ?
何を言ってるのか?だって?
だいたいいろは最近まで三重県にあると思ってました(実話

ということで伊吹山に行ってきたのでどんな写真が撮れるのか紹介したいと思います (強引な導入)

伊吹山って?

滋賀県岐阜県にまたがる標高1377mの山です。
頂上までのルートは大きく分けて二つ。

  • 麓から歩く
  • ドライブウェイを使って頂上まで車で上がる

麓から歩けば駐車料金(300~500円)で済みますが、 ドライブウェイを使うと3140円。

今回は車で頂上まで上がり、

  • 駐車場から中央登山道で頂上まで、
  • 東登山道を途中まで歩き、
  • 西登山道を使って駐車場まで戻る

というコースで伊吹山を堪能してきました。

何も・・・見えない・・・?

今回はコミュ障のだいたいいろには珍しくツーマンセルの登山。
Twitterを中心に交流のあるみーなさんに声をかけていただきました。

麓でみーなさんと合流後、いざドライブウェイを駆け上がります(車が

が料金所のお兄さんから不穏な言葉が・・・

「頂上付近はガスってるけど大丈夫ですかー?」

ガスっててもいい雰囲気の写真撮れるだろうと思い

「大丈夫ですーありがとうございますー」

と料金所を通過。

ドライブウェイの途中で下界がちらちらと見えます。
おっ?なんかいい感じにガスってる?これは期待できるのでは?
などと思ってましたが、それは甘かった!

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

なんも見えねぇぇぇぇぇぇ!!!

ビビるくらいのガスの濃さ!
まさに一寸先は闇!!
半端ない!!!

とりあえず頂上までは行こうと登山道を探しますが・・・見えない・・・
ながらも8月の伊吹山はお花が綺麗な時期です。
お花を撮りながら少しずつ登山道に近づきます。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

どうにか登山道入り口を発見。
入山協力金を払い登山スタートです・・・が見えない・・・

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

最近ゼノブレイドに夢中なだいたいいろ。
みーなさんと如何にカルナがダメでメリアが可愛いかを話ながら進みます
(えっ?フィオルン?誰のこと?

そうこうしながら階段歩いていたら見覚えのある小屋が・・・

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

どうやら山頂に着いたようですが・・・
見えないッ!

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ヤマトタケルさんも霞んでいます・・・

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

このまま帰るのも癪なのでとりあえず東登山口の方に向かうことに。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

少し濡れているお花って綺麗ですよね

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
f:id:daitai_Iro:20200813165211j:plain
Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

せっかくなので広角でもカシャカシャ

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

会話の中心がクリア後要素の裏ボスにいかに対応するかの話になったころ東登山口に到着。

もう書かなくてもわかりますね・・・

見 え な い ッ !

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

どうやら晴れそうにないので麓からの登山道を経由して頂上に戻ることに。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

途中に一大芸術作成を見つけ驚いたりします。

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

天候変化はソフトクリームから

頂上に戻り蕎麦を食べ、せっかくなので登山定番のソフトクリーム食べたりしてると・・・
あれ?なんか明るいぞ?
と頭上を見ると!

晴 れ て る ッ !

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

食べかけのソフトクリームを無理やり体に流し込んで走り出すおっさん二人
(なお同年代とは言えみーなさんはイケメン・・・くッ!

晴れてるとは言え方角によっては曇りだったりと難しい状態!
とりあえず目に見えて明るい方向に走ります!

先ほどは霞んでいたヤマトタケルさんも今はくっきり!

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

駐車場側は絶景!だいたいいろの好きな雲ありのミックス状態!

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

登山道側はどうかというと・・・こちらも晴れてきてます。
なんとか麓が見える感じです。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

ということで撮れ高を上げるため絶景を楽しむために先ほどの東登山道にもう一度向かうことに。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

滋賀県を一望は・・・出来ないけど

移動してる間に雲はみるみる少なくなり展望台についた時点ではほぼ晴れ。
麓がしっかりと見えています。
もっと状態がよかったら琵琶湖とかも見れたのかなー?
なんにしろ滋賀県が一望できるよい撮影スポットだと思います。

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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
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Z6 + AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

視界が開けたこともあり今まで見えなかった距離のお花ともこんにちはです。
(望遠レンズがただの重りになるところだった・・・

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Z50 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z50 + SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports
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Z50 + SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports

絶景を楽しむのもそこそこにせっかく晴れたので今度は西登山道に向かいます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

晴れてきたので蝶々さんも腹ごしらえしています。

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Z50 + SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports

景色は変わって

西登山道は頂上から見ると下りる道になります。
そのまま下りてしまうと駐車場に行ってしまうのでキリのいいところで引き返す予定で歩きだします。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

後ろを振り返れば頂上付近はもうすっかり晴天。
日差しが痛いくらいです。
晴れた時点で日焼け止めを塗らなかったことを後悔することに・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

「ちょっと待て。そんな装備じゃ危ないぞ」的な看板のところでストップ。
下りてきた頂上の全容が掴めます。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

あんな遠くから歩いてきたのかーと思いますが体感ではそんなに歩いてきた気がしません。
登山してると距離感が上手くつかめなくなりません?
なのでしっかりと地図を見ましょう!(戒め)

反対側は三重県岐阜県側の山並みになるのかな?
夏の日差しが気持ちいい感じです。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

お花を楽しむ

西登山道を途中で引き返し、東登山道から駐車場まで下山します。
せっかくなので全域を楽しむ作戦です。

東登山道はつづら折りの緩やかな斜面。
子供も歩きやすい道という感じなのですが・・・写真を撮るの忘れた・・・
ブログ書くことを念頭に入れて撮影しておかないと・・・ですね。

その東登山道の途中に地元の方が植えたお花畑があります。
一面のピンク色に差し色としてオレンジ色がチラホラ。

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Z50 + SIGMA 70-200mm F2.8 DG OS HSM | Sports

最後の最後に心休まりますね。

ここまで来たら後は緩やかな下り坂を歩くのみ。

ということで無事に駐車場に到着です。

最後に・・・

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

曇天から始まり晴天に終わるという天気に戸惑う登山となりました。

貴重な経験ができたのでみーなさんには感謝の言葉しかありません!
またお山登りましょう!(ここでいうことではない

頂上付近まで車で上がれ、駐車場から頂上までは歩きで30分程度。 それで標高1300mが気軽に楽しめるのは伊吹山の大きな魅力だと思います。

しかも頂上には山小屋が充実・・・
お蕎麦にソフトクリームに、登山定番のカップヌードルも販売しています。
展望のいいところで食べるごはんのおいしさは格別ですよ!

お手軽登山の最初の一歩にはちょうどいいのではないでしょうか?

ただし整備されているとはいえ準備はしっかりと。
サンダルだと危ないのでちゃんとして靴を!
あと日焼け止めもしっかりと塗りましょう!
(これは書いている時点では日焼け後がピリピリしてます

次は麓からの登山道を楽しんでみたいと思います!
冬とか楽しいんだろうなぁ・・・