ブログ開設以来、初めての前後半記事・・・
前後半になった最大の理由はファイル転送容量制限だったりします・・・
Proに切り替えようかなぁ・・・
なんて考えながらキーボードをタイプしてるだいたいいろです。
こんにちは。
前回までのあらすじ
帰り道を楽することしか考えず選んだスタート地点は観音平駐車場・・・
そこから権現岳山頂までは地獄・・・ッ!
終わらない坂道!
それなりの急登!!
下り道のザレ場!!!
容赦なく襲い掛かる登山の厳しさにだいいたいいろは何を思い何をするのか・・・
という内容が下記にまとまっています。
今回はその後編!
編笠山近辺と編笠山から観音平駐車場までのルートについて書いてみたいと思います!
編笠山は登りが難関
小屋にチェックインしザックを下ろすと何もやる気がなくなっただいたいいろ・・・
それじゃあダメだと疲れた体に鞭打って編笠山へと向かう決意をします。
出発前に小屋の方に難易度を聞いたのですが
「全然簡単だよ。ヒョイヒョイって登ってサッと下りれるよ」
と言われたので安心して出発し・・・
こんな岩場をヒョイヒョイって登れるのは人間じゃないデスヨ
転んだらタダでは済まないオーラを感じるので一歩一歩慎重に進みます。
ある程度登ると小屋近辺が見渡せます。
正面に見えるのが権現岳。よく登って下りてきたな・・・
ここから後半戦。
しばらく森に入ります。
坂自体はちょっと急、足場も悪いので手も使って登っていきます。
元々体力がとてもないだいたいいろ。
フラフラするーと思いながら登った先に見えてくるのが・・・
編笠山の頂上ですッ!
蓼科山頂上を思い出させる岩場が広がります。
標識の向こうには富士山
逆側には赤岳
そして遠くには南アルプス
足元にはZ50
全天周囲が絶景という贅沢な空間(なお足元・・・
到着が16時前ということもあり少しオレンジ被りした空が綺麗です。
ザックを枕にお昼寝と洒落こみたいところですが、
お夕飯のために小屋に戻ります。
編笠山で注意しないといけないのはこれ!
要所要所で間違えないようマーキングされていますが、
これがまた見つけにく・・・
道がわからないなと思ったら焦らずにマーキングを探しましょう。
足場が不安定なのでちょっとした間違いで大きな事故に繋がりかねません・・・ッ!
(転んで前歯の神経を殺した奴並の感想)
無事に小屋に戻りお夕飯をいただいた後はあっさり就寝。
星を撮ろうと思ったのですが、残念ながら雲が多く断念・・・
起きるのも難関
朝日を拝もうと思ったのですが・・・めっっちゃ寝坊しました・・・ッ!
カメラ片手に飛び出してなんとか写真を納めます・・・
朝焼けと富士山・・・もっと高いところで撮りたかった・・・
雲の模様が独特ですね。
この日は午後から天気が崩れる予報。
その影響なのかな?
と写真を撮ってる間に朝ごはんの時間。
一度小屋に戻って出直します。
出直した後もまだ焼けてました。
前三ツ頭に隠れる太陽。
神々しいです。
このまま下山して帰るのも悔しいので
予定を変更してもう一回編笠山の頂上へ向かうことに。
標高2500mを過ぎると途端に息が切れる。
何回登っても薄い酸素に体が慣れません・・・
何かいいトレーニング方法ないですか?(切実
と息を切らしながら登った先に待ってたのは・・・
富士山でしたッ!
雲に絶対に飲まれない・・・そんな意思を感じます。
こちらはタイムラプス。
youtu.be
天気が悪いっていうのはマイナス要素に捉えがちですが、
こんな爆焼けの可能性もあるから油断ならねぇっス!
朝日を受ける南アルプス。
今年は登れなかったので来年は挑戦したい。
まあ登山始めたの今年からなんですけどね(爆
と絶景をしっかり楽しんだので天気が崩れる前に下山を開始します。
下山ルートは二つ。
真っすぐに観音平駐車場に向かうルートと青年小屋側に下りてから駐車場に向かうルート
もしからしたら朝日で小屋がいい感じに照らされてるんじゃない?
という都合のいい考えから小屋経由のルートを選択。
思った以上に綺麗に照らされていました。
夕日だと気が付かなかったのですが、
紅葉している部分が水玉模様みたいで綺麗です。
これから天気が崩れるのがウソみたいです。
下りも難関だけど・・・
なんとか道って書いてある方向が下山ルートです。
ご覧の通り、まあまあ荒れてる・・・
元気なうちは森スナップなんて撮りながら下山します。
青年小屋から約40分で押手川分岐に到着です。
もちろん進むのは観音平方面
大きな岩も多く躓いて転ばないように注意しながら進みます。
この岩の質感的に雨が降ったら滑りやすい気がします。
それなりに角度がついています。
下りとは言え転ばないよう力を入れる場面も多く、
とても疲れます。
と息を切らして下ってたら可愛い登山者に遭遇。 ボストンテリアちゃんです。
時はもうすぐハロウィン。
背中のかぼちゃがとても可愛い
ウチの子は
散歩=抱っこして貰って景色が自動的に変わる
なのでとても羨ましい・・・
こんな子が頑張ってるならと弱音を吐かずに下りましょう(
変わらない森が続くと思っていましたが、
途中から木々が少し色づいてきました。
植生が変わってきたのかな?
と明らかに木が濃くなってきます。
終わりが近いぞ!
これが最後の直線!
スタート地点である観音平駐車場まで戻ってきましたッ!
さいごに・・・
観音平から権現岳のルートはひたすらツライ・・・
からの三ツ頭で一気に開ける展望
続く権現岳から見る赤岳の勇姿
そして全天周囲で絶景が広がる編笠山
どれも思い出に残る景色となりました。
今回は権現岳→編笠山の順番で登りましたが、
逆順で登っても大変さは同じくらいに感じました。
編笠山⇔権現岳の間は
ザレ場に鎖場急登もあるのでだいたいいろレベルの初心者の方は注意が必要です。
感覚ですが権現岳日帰りは難しいかな?
編笠山ならいけるのかな?という感じです。
阿弥陀岳・赤岳の組み合わせを一番美しく見えるのは権現岳だと思います。
その景色を余裕を持って見るためにも一泊二日の工程をおススメします!