立山とは?
一つの大きな山を指すのではなく
雄山(おやま、標高3003 m)
大汝山(おおなんじやま、標高3015 m)
富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2999 m)
の三つの山をまとめて立山と呼ぶそうです。
ちなみにだいたいいろは普通に立山という山があると勘違いしておりました。
たくさんの方が記事にされているので今更詳細を書く必要はないかと・・・
そんな偉大な先輩方のブログを見てたら
いつか挑戦してみたいなー
と感じてしまったので、そのまま室堂山荘に電話。
運よく予約が取れたこともあり、雪の立山に挑戦してきました!
スタート地点の駐車場
立山へ登るルートは大きく分けて二つ。
それぞれの駐車場からバスやロープウェイを乗り継いで登ることになります。
今回は本当に考えなく扇沢ルートを選択。
走り慣れた中央道で行けるとかそんな理由だったと思います・・・
ということで扇沢駐車場からスタートです!
時は10月の終わり・・・
駐車場近辺の紅葉はとても綺麗です。
もうこれで満足して帰ったらダメ・・・かな?
というのもなんなのでちゃんと登ります。
今回の目的地である室堂までは
電気バス→徒歩→ケーブルカー→ロープウェイ→トローリーバス
と交通機関を乗り継いで向かう形になります。
なんか直接歩いていくことも出来るらしいのですが、
ここは諭吉の力を借りて楽々登山でいく所存です。
所要時間は1時間半から2時間。
乗車時間に加えて乗換時の待ち時間が加算されるので意外とかかります。
扇沢⇔室堂の往復チケットのお値段驚きの9210円・・・
正直高いと思います・・・が!
お金をかけることで標高を楽々稼げてしまうというのはなんとも素敵じゃありません?
と思うので素直にチケットを購入しましょう(
長蛇の列となっておりますが、webで事前購入することで並ばずに買うことができます。
列が伸びている反対側がwebチケット発券窓口です。
web予約後にこちらで予約画面を見せることで先回りしてチケットを購入することが可能!
ちなみにだいたいいろはそれに気が付かず律儀に並びました・・・
乗り継ぎに次ぐ乗り継ぎ
こちらは最初の乗り物電気バス!
見た目も内装もとても綺麗。
車内では立山黒部アルペンルートの歴史なんかが見れたりします。
バスに揺られること16分。
黒部ダム駅に到着です。
ここから次の目標であるケーブルカー乗り場までは徒歩。
まずは暗いトンネルを歩きます。
トンネルを抜けた先には絶景・・・
紅葉の向こう側に白く染まった立山・・・
今からあんな高いところ行くのか・・・
自分の力で登らなくてよかったと思いました(実話
ケーブルカー乗り場までは徒歩約15分。
絶景を横目にサクサク進みましょう。
そう戦いはここから始まっているのです・・・
1日目は雄山登頂を目標にしているのでなるべく早く室堂に着きたい。
ゆっくり歩くと乗換に失敗して時間をロスすることに繋がります。。。
ここがケーブルカー乗り場の入り口。
よかった!間に合った・・・
そしてケーブルカーに引っ張られること5分
次の乗り物のロープウェイ乗り場に到着!
この乗り場の外は絶景らしいですが悲しいかな一人旅。
誰も代わりに並んでてくれないので我慢して待ちます・・・
そしてこちらがロープウェイ。
綺麗だしカッコいい・・・
ロープウェイに揺られること7分。
山頂側の駅に到着(駅の写真は撮り忘れた
ここまで来るとだいぶ高度感出てきます。
少し残る紅葉と少し積もる雪が混ざり合って綺麗。
窓からは雪景色。
わざわざ大変な思いをしながら山に登る必要ないんじゃないかな?
ちなみ・・・この標高(2316m)でもあったか~い缶コーヒーが150円で買えます。
えっ?何?ここは天国かな?
ここが最後の乗り場。
トローリーバス乗り場です。
トローリーバスの特徴である架線を撮影していないあたり、
撮影者のレベルが知れるってもんですよ(
バスに揺られ車内放送を聞くこと10分・・・
ついに・・・室堂ターミナルに到着です!
この階段の先には絶景が・・・と心躍りますがターミナル内で散々迷ったのは秘密だぞ(
まずはターミナル内で登山届を出します。
各種雪山装備は持っているか、危険はところは歩かないか、滑落事故起きてるから気をつけて
など各種注意を受けます。
滑落事故の話を聞いた時はビビったよ・・・
ターミナルから室堂山荘
そして・・・ターミナルから一歩出たらこれ!
いきなり絶景がお出迎えです!
こちらは今から登る雄山。
登るの大変そう・・・
こちらは龍王岳かな?
いきなり立山の絶景に圧倒されます・・・
もうすでに綺麗だから山登る必要なくない???
と本心から思いました。
もうすでにそれくらい景色が美しいです。
この日の予定は雄山登頂。
荷物を軽くした状態で雄山に登るため、本日のお宿である室堂山荘に向かいます。
遠くに見えるのが室堂山荘。
道が平坦なせいか距離感がよくつかめません。
室堂山荘までのコースタイム(?)はなんやかんやで30分くらい。
サクサクとは言えませんが歩いていきましょー。
ちなみにこの時点で足元はアイゼンを装着。
天気のいい中、たくさんの人が歩いているので足元はカチカチに固まってます。
アイゼンが重いし足を引っかけそうになるのでとても歩きにく・・・
こればっかりは慣れないと・・・
雪が固まった部分と歩道が混ざり合って歩くのがとても大変。
転んだら一大事なので慎重に歩いたりします。
ちなみに先を歩く人のザックがオレンジ色のクーガーでした。
あの・・・そのザックどこで買えますか?私欲しいです(
室堂山荘に着くまでも絶景に囲まれてます。
ターミナルから歩くこと約40分。
予定よりちょっと掛かって室堂山荘に到着です。
雪の上って歩くの難しいぞ・・・
すぐにチェックインし二日目用の着替えや三脚()を部屋に投棄。
身軽になって再出発します。
三脚がないだけでめちゃ荷物軽くなりますね(
雄山へ向かう
だいたいいろは雪山初心者ということもあり、
室堂山荘から真っすぐ一ノ越へ向かい雄山に登るスタンダートなルートを選択します。
コースタイムにして約2時間。
夏山なら大したことないように思いますがそれは大きな間違いでした(
正面やや左上に見えるのが雄山頂上です。
小さくですが神社があることが確認できます。
・・・えっと・・・思ったより高い・・・
いきなり圧倒されます(
最初は緩やかな傾斜から始まります。
スタートが遅かったせいかスタックはばっちり。
これなら道を間違える心配もありません。
歩いても歩いても回りは絶景。
何をどう撮影していいのかちょっとわからなくなります。
スタートから10分。
徐々に傾斜が急になってきます。
スタックはありますが雪はまだまだ柔らかい感じです。
歩きにくいぞ・・・
さあ来ましたつづら折りポイント。
立山の何がツライって?
見通しがいいから残りの距離が目に見えて分かることだよ!!!
などと心の中でいつもの悪態をつきながら登ります。
ルートから外れた場所の雪はとても綺麗。
これだけでご飯3杯はいけそう(
つづら折りポイントくらいから舗装された路面が顔を出したりしてこれがまたとても歩きにくい。。。
アイゼン邪魔だよー
今になって思うとチェーンスパイクで十分だったなと・・・
室堂から歩くこと約50分。
コースタイムからちょっと遅れる感じで祓堂に到着。
怪我無く登って下りられますようにお願いします。
一ノ越まではあと少しなので頑張って登ります。
これは雷鳥さんの足跡かな?
痛い事しないから出ておいでと思いますが、当然出てきてくれません・・・
これが最後の直線。
ミックス状態の非常に歩きにくい道ですが気を付けて登ると・・・
一ノ越に到着ですッ!
ここでたまらず休憩。
行動食をもりもり食べながらスマホを見たりします。
こんなところでもスマホ使えるってすごいことじゃない?
なんて思ってたら同僚からLINEが・・・
なんとッ!
声優の大坪由佳さんが結婚したとのこと!
これはおめでたいと一人盛り上がります(
事務所の公式リリースに両親だけでなくお兄さんが登場するとても面白い発表でした。
という感じで楽しんだところで出発します。
室堂の方を振り返るとこんな感じ。
こちらは浄土山方面。
そして・・・こちらが雄山頂上方面。
今回はこっちに向かいます。
一ノ越から雄山頂上までのコースタイムは1時間。
距離にして500mもないくらいだと思いますが・・・ 標高差は300m!
かなり急登な予感がします。。。
足元は岩と雪のミックス状態・・・
見るからに歩きにくそう・・・
だけど・・・ここまで来たら登るしかないッ!
スタート地点は雪がまったくない状態。
雄山頂上から下りてくる人の足元を見るとアイゼンを付けてる人が多く、
この先で必要になると判断。
アイゼンをつけたまま登頂します。
ところどころにある吹き溜まりはこんな感じ。
先人達の足跡を素直に辿ります。
登り始めて約10分。
だいぶ高度感出てきましたねー
それでもまだ1/3・・・
見上げると頂上・・・
最後の方でさらに角度ついてるように見えますけど?!
この辺りまでくると足元は凍ってます。
アイゼンは問題なくささる厚さと固さ。
注意すべきはアイゼン自体に引っ掛かって転ばないこと。
一ノ越から約30分。
工程の2/3を過ぎたあたりから、こんな感じで角度が急になりますッ!
しんどい!でもあと少し・・・ッ!
と思いますけど開けたところで休憩します(
3000m近くなると途端に息が上がっちゃうんですよね・・・
登っても登っても中々慣れてくれない・・・
この地点でも標高はかなりのもの。
正面に見えるのは龍王岳かな?
鋭角なフォルムに白と黒のコントラストが映えます。
来年は登りたいなー
こちらは室堂方面。 立山よくばりセットと言えるくらい全部入りの光景です。
ずっと景色撮ってる気がしますが・・・
まあ・・・その・・・どこ見ても絶景だから仕方ないよね(
ということで、この最後の登りを超えて頂上へ向かいます!
すぐに息が切れたので小休止(
振り返った先に見えるのは浄土山
さて・・・この赤い点々を辿って、今度こそ頂上へ!
角度が急なだけではなく足元は凍った雪。
転んだらタダでは済まないとと少しビビりながら登ります。
この最後の一登りを超えたら・・・
全天周囲の絶景
雄山頂上です!
といってもこれは三角点。
本当の頂上はこの先の神社側です(なぜか写真撮ってない・・・
とりあえず景色を堪能します。
雪と緑、緑と橙色、そのコントラストを強調するかのような斜光
龍王岳と浄土山。
上から見下ろすとより鋭角さが際立ちます。
ファフナーのザルヴァートルモデルみたいだなと思ったり(
最後に立山よくばりセット(完全版)
遠く富山の町と海まで見えます・・・
思えば遠くに来たもんだ・・・
まさかこんな景色を見ることになるとは・・・
感慨にふけるのもそこそこに人生初の3000mを超えに行きます。
この鳥居を抜けた先に雄山神社があり・・・
そして・・・ここが3003m地点です!
頂上は展望が開けており全包囲で絶景に囲まれています。
時間が少し遅かったせいかほぼ人がおらず、ゆっくりと写真がとれます。
こちらは黒部ダム方面
先ほど通過した三角点
三段紅葉なんかも見ちゃったりします。
みくりが池はこんな小さくなりました。
絶景をたくさん見たいのですがいかんせん3000m・・・
めっちゃ寒いので下山します。
はい。もう怖いです(
転んだら痛いでは済まないことが確実なので非常に慎重に下ります。
なとか無事に一ノ越まで下山。
ここから室堂に戻るのですが・・・太陽は既にオレンジかかってます。
ちょっと色がついた雪景色って不思議と温かいです。
ここで転んだら元も子もないぞーと思いましたが・・・
雪と歩道のミックス状態の場所で盛大に正面に転びました・・・
幸い体は痛くないのですが・・・ちょうど首から下げてたZ6の背面液晶にちょっぴり傷が・・・
そしてNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのフードにもちょっぴりヒビが・・・
だからあれほど気をつけろと・・・ッ!
こうなったら・・・
発売を控えたZ6IIにリプレイスするしかないッ!
と心に誓った瞬間です。
途中で雷鳥さんの一団と遭遇しますが何せ最大望遠が70mm。
無理だねーと諦めて素通りします(
一度転んだ以降は傾斜がそれほど急ではないこともあり順調に下山。
暮れる夕日を横手にのんびりと室堂に向かいます。
夕日を待ちますが・・・
そして室堂山荘前で本日のゲスト mottuさんと伊吹さん に合流ッ!
この寒空の下、mottuさんはハードシェルの下が半袖半ズボン
鋼の体を見せつけてきます(
三人でダラダラと喋りながら日が暮れるのを待ちます。
モルゲンロートを期待しましたが思ったように色にはならず・・・
明日は雷鳥を探しにいくことを約束し、今日のところはそれぞれの宿で休むことに。
そう夜です。
なんのために三脚持ってきたかって?
星を撮るためですよ!
と日が暮れてから山荘を飛び出しますが・・・
なんと綺麗な満月でしょうッ!
・・・あ、明るすぎて星が見えない・・・ッ!
と涙します。
次から月齢をチェックしてから荷物は決めよう・・・
星が撮れないのは残念ですが、
場所によってはオートフォーカスが合うくらい明るい・・・
これだけ明るい夜の雪山を撮る機会もないだろうとすぐに頭を切り替えます
大汝山から真砂岳に流れる稜線
月が雪を照らしてるように見えますけど、手前は山荘の明かりです(
少し残る雲が上空のデッドスペースを失くしてくれるので写真として成立させやすいです。
月の光がスポットライトみたく岩を照らします。
実際は山荘の明かりですけど(
こちらは雄山。
これは本当に月の明かりです。
白と黒のコントラストが強調され、どこか人をよせつけない強さみたいなものを感じます。
実際夜に登るのは危険も伴うし、だいたいいろクラスの登山者では到底太刀打ちできないだろうなぁ・・・
いつまでも撮っていたい気持ちもありますが、明日の日の出も楽しみたいのでここいらで撤収します。
そして よが あけた
当初の予定ではみくりが池方面でmottuさんと伊吹さんと合流する予定でしたが、
途中の道が既にエモいので諦めます(
夜明け前に走る飛行機雲・・・とってもかっこいいですね(目をそらす
なのですが・・・
うーーーーん・・・焼けないかも・・・
雲の模様はいい感じですが・・・光がなぁ・・・
とモヤモヤしてるうちに朝ごはんの時間に。
とりあえず小屋に戻って朝ごはんをとることに。
だいたいいろもいっぱしのブロガー。
ちゃんとご飯の写真を・・・撮る前になぜかいつも無くなるんです(爆
このバグいつ直りますか?
ということでザックを背負い、mottuさんと伊吹さんと合流するため、
みくりが池温泉に向かう前に最後の記念撮影。
ちょっとだけ焼けてました。
折られたら投げられたりと散々な目に合わせていますが大事な相棒です。
光が当たってるとマスターソード的に撮影したくなりません?
室堂からみくりが池温泉に向かう道は二通り
* みくりが池の外周を回るルート
* みくりが池とミドリガ池の間を通るルート
外周を回るルートは初日に歩いているので、今回はミドリガ池の間を通るルートを選択
室堂山荘さん、お世話になりました!
お風呂も入れて水栓トイレも合って歯も磨けて天国かと思いました(実話
コースタイムでは15分らしいのですが、とても15分で着くような距離に見えません・・・
中々仲良くなれないアイゼンに苦戦しながらもちょっとずつ進みます。
その途中で振り返ると雄山から覗く朝日・・・
午後から天気が崩れる予報のため少し雲が多いです。
太陽が出たり隠れたりしてその都度違う表情を見せてくれます。
室堂山荘からみくりが池温泉までは剱岳に向かうように歩きます。
この先に行く機会に恵まれるかな・・・
そんなこんなで歩くこと10分。
みくりが池とミドリガ池の間に到着です。
水深の深いみくりが池はまだ凍っていませんでしたが、
水深の浅いミドリガ池はごらんの有様です。
しっかりと凍っており、勇猛果敢なチャレンジャー達の足跡が残ってます。
こちらは雄山から大汝山にかけての一枚。
などと壮絶なわき見運転をしながらみくりが池温泉に到着。
みくりが池を撮影しながらお二人の登場を待ちます。
薄くかかる雲がいい感じのディフューザになってます。
ど晴天だったらコントラストが強すぎて何に露出を合わせればいいか分からなくなりそう。
そうこうしてるうちにお二人と合流。
雷鳥がどこにいるのかと相談した結果
なんとなく雷鳥荘に向こうことに。
名前的に雷鳥がいそうな気がしません?(しません
いざ雷鳥探しの旅へ
みくりが池温泉から雷鳥荘はすごく近くに見えますが、実際歩くと1時間くらいかかります。
なぜかって?
こんな感じに谷を大きく回るからだよッ!
背中に背負った三脚を投棄したくなりますが自然環境を考えてグッと我慢します。
三脚が三脚としてしか使えないの間違っているッ!
その他の機能も持たせるべきだッ!
などと考えます(本当に考えた
こちらは今日もハードシェルの下は半袖半ズボンのmottuさん。
何を食べたらそんなつよつよのつよな体になれるのですか・・・?
ガンガン下っていきます。
帰りはこの坂を登るのかとか今は考えません(
雄山を含めた立山3点セット。
雄山一帯を一番カッコよく撮れるのは雷鳥荘に向かう道かもしれません。
少しですが標高が下がり、室堂と比べて見上げる角度が高くなります。
えぐれたような地形がより山の高さを際立たせます。
そのせいかより圧みたいなものを感じます。
道自体は舗装路が顔を出すミックス状態。
雪だった部分はしっかり凍っています。
昨日からすっかり仲良くなったアイゼンさんを信頼して氷の上をサクサク・・・
なんですが、雷鳥さんのお姿を見ることはかなわず・・・
雷鳥荘に着くと同時に引き返します。
(雷鳥荘の写真を撮り忘れる痛恨のミス・・・ッ!)
空を見上げるとなにやら輪っかが見えるような・・・
「あれ?幻ですかね?輪っかが見えます」
「いやいや実際出てますよ!」
などとのんきな会話をしたり・・・
こんな綺麗な光臨見たのは初めてかも・・・
逆光耐性の強いNIKKOR Z 14-30mm f/4 S持っててよかった!
とこんな感じでゆるゆる戻っている途中、雷鳥さん達を発見ッ!
早め早めの帰宅を心掛けていることもあり、雷鳥さんに熱視線を送りたいお二人とはここで別れ。
だいたいいろだけで室堂ターミナルへ向かいますッ!
Z6の背面液晶、NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sのフードという尊い犠牲の上、
なんとか怪我無く下山となりました。
帰りの黒部ダム近辺は紅葉が綺麗でしたがいかんせん荷物が重い。。。
写真撮る余裕なくフラフラになりながらの移動となりました。
帰りは乗換ガチャに失敗・・・
各所で待ち時間が発生したので2時間くらいはかかったのかな?
このガチャのことを考えると愛知県人は乗換の少ない富山側から登った方が早く着くかも?
来年は富山側から進行してみよ。
さいごに・・・
ということで最高の雪山体験をしてきました。
大量の諭吉さんを投入することで気軽に3000m級を味わえる素敵な山でした。
宿泊した室堂山荘も山小屋とは思えないくらい設備が充実。
部屋は個室、トイレは水洗、お風呂もある、200円で温かい飲み物が買える、お湯も貰える・・・
えっと・・・楽園ですか?(錯乱
室堂は道も平らで非常に歩きやすく、それでいて絶景が楽しめる。
そして雄山・・・
室堂から雄山頂上に至る道は危険な場所もなく比較的登りやすいと感じました。
それでも標高差は約700m。
頂上付近では傾斜もかなりきつくなります。
だいたいいろクラスの初心者さんが日帰りするにはちょっと難しい印象です。
しかし登った時の全方位に広がる絶景は一度味わってほしいと思わせるものがあります。
ぜひ泊りで挑戦して欲しいなと思いますッ!
来年の残雪期・・・そして夏に再挑戦してみたいと思います!
ちなみにこの登山で負傷したZ6。
かなりハードに使っており頑丈さが売りのニコンとは言え、
そろそろ壊れるかもと感じていたところに今回の負傷・・・
大事な時に使えないという状況を避けるため帰りの交通機関の中で真剣に検討。
結果・・・Z6IIへのリプレイスを決めました。
合わせてNIKKOR Z 14-30mm f/4 SもNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sへリプレイス・・・
君たちがいなかったら、きっと登山してなかったと思う。
今までお世話になりました。