だいたいいろだよ。
もう書き始めの挨拶やめていいよね?
本当に書き始めって難しい・・・
きっかけは仕事
登山に手を出してから何かと外出するときは長野県ばかり注目してました。
スキーをやってる同僚と世間話していたら
「茶臼山でも十分にスキーできるよ」
という話題に・・・
あーそういえば茶臼山登った事なかったなと思ったのでさっそく登ってきました。
茶臼山とは?
標高はそこまで高くありませんが、麓にスキー場があることからそれなりの降雪量があることが伺えます。
春には芝桜、夏はハイキング、秋は紅葉、冬はスキーと四季を通じて楽しめる山です。
交通アクセスはそれなり。各種高速道路を降りてから走る距離は長いですが道路自体はよく整備されておりとても走りやすいです。
茶臼山高原道路という一見有料道路っぽい道を通りますが、安心してください・・・無料ですッ!
駐車場も完備されており、自動販売機のジュースも平地と同じ値段という快適空間です。
いつもに増してここで帰りたいッ!
スタートはいつも通り駐車場から。
駐車場は複数ありますが、この日のだいたいいろは総合案内所前の第一駐車場を選択。
ちなみに登山するなら登山道入り口が近い第二駐車場の方がいいと思います(停めたことないけど
第一駐車場を降りてすぐにスキー場がお出迎えしてくれますが・・・
さすがに早朝、まだ誰もいませんね。
車を降りてすぐに第一駐車場を選んだ理由と出会います。
氷結した矢筈池です。
ちょうど太陽が登る方向に視界が広がる好ロケーション。
まだ空と大地の境界線を染めるくらいですが、白い世界が太陽の光に照らされてどんな感じになるのか・・・楽しみになります。
登る朝日を横目に池の周りを散策します。
駐車場上部にある斧沼池からの支流。
こんな風景は雪がないと撮影しなかったと思います。
雪山をやるようになって雪の被写体力の強さには驚かされるばかりです。
それが降るだけで絶景に変わるような気がしません?
半周するかしないかで視界を上げてみるといい色づきに・・・ッ!
来た道をちょっと戻って同じ構図で。
こっちは少し寄ってみました。
霧氷の白に朝日のオレンジ色が映えます。
さらに戻って駐車場から。
木々の向こう側から伸びる朝日。
広がりが表現される感じがします。
自分の立つ位置を下げてみて、スポットライトに照らされているよう風に一枚。
雪と朝日という二つの好条件のためか、まだ登山していないの満足感が凄い・・・
茶臼山は侮れないな(珍しくタイトルを回収する
帰らずに山頂を目指すよッ!
雪と朝日の組み合わせが最高、撮れ高もいい感じなので本当に帰ろうかと思いましたが・・・
お空の明るさもいい感じになったので、いよいよ登山スタートですッ!
登山道はいくつかありますが、第一駐車場から一番近い登山口は休暇村登山ルート。
ということでそちらに向かってみます。
第一駐車場から少し登ったところにある、この看板からスタート。
踏み跡がついてない木道歩くの気持ちいいなと思いますが、この道は間違いです。
遠回りルートです(爆
さっきの看板を北側へ向かうのが正解です。
踏み跡ないからまったく気が付きませんでした。。。
ちなみにこちらのルートは斧沼池を周回できるのが魅力です。
凍ってるとはいえ氷自体はとても薄いです。
踏みぬかないよう気をつけましょう。
登山口は休暇村横のコテージを抜けて向かいます。
真っすぐな道に沿うように落ちる光。
こっちだよと言ってくれてるみたい。
(なおそっちは帰り道。これは振り返って撮影している
そしてここが登山口。
あまり登山者がいないのか道がよくわからないですね。
山頂方面の看板を信じて登っていきましょう。
雪山来るたびに撮影するけどこの構図は外せないです。
10分も歩かないでちょっと開けたポイントに。
雪と森の先に見えるのが茶臼山スキー場。
この晴れ間が頂上まで持って欲しいなー
望遠側で変則2分割構図。
手前の木にそれほど雪がないことで画面が締まります。
さらにグッと寄ることで雪の冷たさ・厳しさみたいなものを表現できないかな?
と頑張った1枚・・・
望遠レンズの変わりに久しぶりに持ちだしたMACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5。 2000万画素のZ50でもパッキパキに映してくれますね。
斜めから降り注ぐ柔らかい光に朝を感じる1枚。
逆側を撮影。
こちらは霧氷が奥のスキー場まで視線を案内してくれるみたいです。
スキー場見物もそこそこに先へ進みましょう。
10分ほど樹林帯を歩きます。
この看板から登りスタートなのですが・・・
道 が わ か ら ん (
なんとなくうっすら残る踏み跡を辿ると・・・これは階段ですね?
登って行きますよー
しばらくは霧氷の森を登っていきます。
坂自体はちょっと急・・・
頭上には再びの霧氷。
日が高くなったので空の青色が綺麗です。
青いキャンバスに白の絵具をバラまいたみたいです。
こちらはマクロ。
枝の集まり方、光の透け方が綺麗だなと思ってカメラを向けたらタイミングよく落雪。
雪に反射する光も同時に収めることができました。
MFでこれ撮れたの凄くない?(自画自賛
まだもう少し登ります。
空に手を伸ばすイメージの1枚。
気分はイサム・ダイソン(
そしてここが頂上手前。
視界が一気に広がります!
茶臼山スキー場が一望できます。
ここまで距離が離れるとスキー場がミニチュアに見えます
茶臼山スキー場だけど、お前・・・そこ・・・萩太郎山やろ・・・
という野暮な事は言わないでください(
少し雲が掛かった誰もいないスキー場。
寂しさというかポストアポカリプス感ありません?
時折流れてくる何喋ってるか聞き取れない放送がその気持ちをより強くしてくれます。
寄り過ぎるとただの雪山ですが・・・
換算165mmがちょうどいい距離感を出してくれます。
かなりの望遠なので霧氷にグッと寄ることも。
MFを合わせられるか不安でしたがなんとかなるものですね。
手を雑に離すとピントがズレますが・・・
さて・・・スキー場見物もしっかり楽しめたところで・・・
そろそろ頂上を目指しましょう。
ここから頂上まで標高差はほぼありません。
こんな感じの道をサクサク歩いていくと・・・
2分くらいで頂上に到着!
1000mくらいだと思ってたけど1400mもあるのね、君。
展望台からの風景はこんな感じ。
そこまで展望が開ける感じではありません。。。
霧氷の白さと相まって世界が終わったみたいです。
長野県側はこんな感じ。
空自体は晴天なのですがちょうどスキー場に雲が・・・
太陽の光がいい感じに遮られて霧氷だけを照らしているようです。
画面全体が白くなりがちですが、標高の低い部分の木がほどよい黒さを出してくれて綺麗なコントラストを与えてくれます。
ここからさらに奥へ続く道がありますが・・・
なにやら先に進んでいくと別の登山口に下りられるらしいです。
しかし、途中で写真撮り過ぎて予定時間を盛大にオーバー・・・
なのでピストンで帰ります。
という感じで茶臼山での初登山を楽しんできました。
さいごに・・・
正直、夏に登るにはちょっと物足りないと思いましたが・・・
冬は最高の山でした。
行動時間はまさかの2時間ちょっと。
しかも写真撮りまくってのこの時間。
急な坂道が続くような道もなくとても快適な登山かつ頂上手前にある絶景。
冬山初心者でも登ることができる難易度なので是非ともおススメした山です。
登らなくて夜明けの矢筈池を周遊するだけでも十分以上に楽しめます。
お近くの方は冬の茶臼山、スキー以外でも一度楽しんでみませんか?