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Z9/Z6II/Z50/X-E3で写真撮ってますけど特別ニコンが好きな訳ではないです

赤岳で転ぶ

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

最近真面目に働いてるだいたいいろです。

仕事中に一番よく見るwebサイトは日本気象協会です(爆

真面目に働いてても縦走って出来るのかなと思い、
いろいろ悩んで赤岳に挑戦してきました。

一番悩んだのは
駐車場空いてるかな?
です。

赤岳ってどんな山?

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

標高2899m。
八ヶ岳の主峰です。

登山初心者がまず目指すべき山と言われてます(どこで?
登山ルートは多岐に渡り、それぞれが全然違う様相をしており
何回も楽しめる山としても有名です。

今回だいたいいろが使ったルートは

【1日目】
美濃戸口駐車場~北沢ルート~赤岳鉱泉~行者小屋~地蔵尾根~赤岳山頂

【2日目】
赤岳天望荘~横岳~地蔵尾根~南沢~美濃戸口駐車場

という赤岳周辺をコンパクトに回るルート。

それでも岩場あり、鎖場あり、急登ありと大変に大変な登山となりました。

だいたいいろ最大の冒険をちょっと振り返ってみましょうッ!

さーいしょは・・・森

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そう森です(
毎回のことですが八ヶ岳ばっかり言ってるので最初は森です

だいたいいろが北アの山小屋予約するとその日100%雨降るんですよね。
結果、行き慣れた八ヶ岳を選ぶという好循環を生んでます(

朝の光を追い求めるように森を進みます。
気持ちいいのですが・・・こんな感じの道が1時間続くのでちょっと飽きます

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

などと無心で歩いてると最初のチェックポイント
やまのこ村
に到着です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

実はここにも駐車場があるのですが休日は朝7時過ぎで満車。
平日なら停めれれるかもといった感じです。

ちなみにやまのこ村さんは今年は休業。
隣にある赤岳山荘さん、美濃戸山荘さんは営業中。
不安のある方はここで最初の補給を済ませましょう。

ここで道が二手に分かれます。

  • 赤岳鉱泉・硫黄岳方面の北沢
  • 行者小屋に直行できる南沢

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

だいたいいろはミリPなので北沢を選びます(

※ミリP・・・バンダイナムコから好評配信中のアイドルマスター ミリオンライブ シアターデイズ(以下ミリシタ)で日々アイドルをプロデュースしている人のことを指す。類語として「デレP」「シャニP」などがある。

※北沢・・・北沢志保というアイドルがミリシタに登場する。高いプロ意識とポンコツな運動神経を持つため意識高い系アイドルとしていじられているプロデュースされている

美濃戸山荘前分岐を超えてもしばらくは森が続きますが・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

同じような光景が続きますが光の差し方や天気でいろんな見え方しますよね。
だいたいいろは根暗なのでこんな暗めの森が大好きですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

途中から沢にぶつかります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

北沢ルートの魅力はこれ。
しばらくの間は沢と森を行ったり来たりしながら登る形になります。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

日差しは確かに暑いのですが川の流れる音、 見た目など思ってるより暑く感じずに歩くことができます

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

沢から離れ本格的な森に戻ってきたら赤岳鉱泉はすぐそこです!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

視界が開けた先にあるのが赤岳鉱泉
活気のある雰囲気がどことなく中世の酒場を想像させます(DQ並の知識

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここで一服。
軽く行動食をお腹に入れて、新しくポカリを作ります。
この時点が500mm飲み切ってるのでしっかり汗はかいてるってことですね・・・

赤岳鉱泉

  • 硫黄岳方面
  • 行者小屋・赤岳方面

に分岐します。

硫黄岳方面からも赤岳に向かうことができますが途中には横岳があります。
そこを超える体力は持ち合わせていないので迷わず行者小屋方面へ向かいますが・・・

まだまだ森は続きます。
足場がちょっと悪くなってきたかなー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

たまに道が整備されてます・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ん?

よく見てましょう

見慣れた像(マンモス?)のマーク!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

整備ありがとうございます!

マンモス(像?)を踏みしめて前へ!前!

この少し寂れた看板が見えたら行者小屋まであとすこしッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここからしばらくは緩やかな下り、平坦な道が続きます。
平らな道って歩きやすい・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして行者小屋に到着です!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そんなに疲れてないこともあり、
また行者小屋さんは今年休業ということもあり
休憩なしで素通りします。

ここでも道は分岐します。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

  • 阿弥陀岳・中岳経由の赤岳方面
  • 赤岳天望荘経由の赤岳方面

どっちに向かっても赤岳に向かいます。
早めに荷物下ろして身軽な状態で赤岳に向かいたいため、
まっすぐ赤岳天望荘へ向かうことに・・・

あいこで・・・急登

行者小屋を抜けて森の中をずんずん進むまでもなく・・・

なんと・・・

ここから・・・

赤岳が急に本性を現します!!!

悪路 & 急登 !!!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

開始10分で死にそうです。

こんなのは直ぐに終わる
と思い進みますが待っていたのは・・・

さ ら な る 急 登 !!!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

しかも道ないし!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

地蔵尾根っていうから優しいのかと思ったけど
全然優しくないぞ

このポイントにたどり着いたら地蔵尾根の折り返し。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

偶然居合わせて歩荷のお兄さんとあいさつを交わします。

「まだ坂続くんですか?」
「地蔵尾根はこれから本番です。頑張ってください!」

こ れ か ら 本 番 !

なんとも心強い言葉。
ちょっと帰りたい気持ちが強くなります(

休憩がてら後ろを振り向くと八ヶ岳の山並み。
綺麗だなと思いますが疲れからあんまり考えられません(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして始まるめちゃ急な階段。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

高低差がよく分からなくなります。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして見えてくるのは・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

追い打ちの鎖場!
疲れてると思いますが腕の力も使って頑張って登りましょう(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これが道とか考えちゃダメです!
道なんですッ!!!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

地蔵尾根の途中から森林限界を抜けるので見通しが利くようになります。

これは阿弥陀岳かな?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こっちは前回登った赤岩の頭と硫黄岳。
下から見るとこんな感じになってるのですねー

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あっちに見えるのが次の目標地点の赤岳天望荘。
あと少しで着きそうな感じがします

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

これを登った後も様々な困難が待ち受けてます。
失敗すると本当に死にそうな感じなので落ち着いて登り切ます。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

改めて見ても人が登る道じゃないなーと・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そんなこんなで息を切らしながら地蔵尾根を越えていきましょう。
登り切ったらお地蔵さんが迎えてくれます。
(写真撮り忘れて・・・)

地蔵尾根を登りきると道は2方向に分岐

横岳方面はガス。
ガスを嫌う人はたくさんいると思いますが、
稜線にかかるガスってとても雰囲気ありません?

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あの赤い屋根は行者小屋?
思えば遠くに来たもんだ(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

とりあえず赤岳山頂を目指すので赤岳方面へ向かいます!

10分もしないで赤岳天望荘に到着です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

中に入るとなんとこたつが・・・ッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここでこたつに入ると脱出は不可避・・・
荷物をデポし涙ながらに山頂へ向かいます
(ここでしっかり休憩しなかったことを後程後悔します・・・

赤岳山頂方面にもガスが・・・
ここまで来たら引き下がれないので登りに行きます

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

赤岳天望荘から赤岳山頂までの道は
前半はガレ場・ザレ場です。
傾斜も急なので気をつけて進みましょう。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

しっかりとした岩場に変わったら頂上まであと少し。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

頂上ですッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

があいにくのガス。
展望は望めず・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

本来の予定ならここから阿弥陀に向かう予定でしたが、
山頂アタック初めてからどうにも膝が痛くこれは無理できんなと
諦めてすぐに天望荘に戻ることに。

のちほど頂上で休憩しておけばと思います・・・

天望荘側にもしっかり雲が回り込んできています。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

雨が降りそうな感じなので少し早めに下りている最中・・・

盛大にすっころびましたッ!

カメラは底面を激しく擦ったようですが無事に動きます。
さすがだぜニコンッ!

幸いケガは唇を切ったのと前歯を強打したことのみ。
(のちに前歯の神経が死んでることが発覚・・・)
タイミングよくポールをついて衝撃を逃がしたのでしょう・・・
ちなみにポールは曲がって畳めなくなりました・・・

頭を打った感じはないのですがなんともクラクラというかフラフラします

一瞬のことなのでよく覚えてないのですが、
両足からいきなり力が抜けた気がします。

地蔵尾根超えてからまともに休憩をとらず、
まったく足を休ませてなかったので筋肉が限界を迎えた感じです。。。

天望荘入ったタイミングか赤岳山頂で休憩しておけば・・・と後悔しました。

平行を取り戻したことを確認しゆったりと天望荘に戻りました。

あーいこで・・・夕焼け

戻ってポテチを食べ、ジュースを飲んで、ひと眠りしたら・・・
そう夕焼けの時間です!

ちょっと早い時間から飛び出しまだかなまだかなと待ちます

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

横岳方面の雲は少なくなりました。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

赤岳方面も少ないですね。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

だいたいいろが山頂にいる間に晴れてくれれば・・・
と正直思います

そろそろ夕焼けじゃーと思ってたら
現れました・・・
奴がッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

雲の隙間から梯子が見えるッ!
照らされる長野の町並みが美しい!
けど撮り方がとても難しい・・・

四苦八苦してものにしようとしますがこれが上手くいかない・・・

そうこうしてるといい感じの時間に。

始まったばかりの夕日が優しく横岳を照らします。
(翌日、横岳はまったく優しくないことを知る

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この景色見れるだけで小屋泊する意味をありますよね。
夕日や朝日をゆったり待てるのはとても素敵なこと。

こちらは赤岳方面。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょっと登って天望荘をぱしゃり

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

転んでから足の調子が思わしくないので無理はしません。

幻想的な風景にとりあえずシャッターを切りまくります。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

夕日がしっかりと出ることはありませんでしたが、
薄闇という優しい条件で写真を撮ることができ初日は満足しました。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

仕切り直して朝焼け!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

完全に油断したッ!

朝焼けのことはすっかり忘れてゆっくり寝てました・・・

飛び起き朝ごはんをかっくらいカメラを持って小屋を飛び出しましたッ!

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

朝焼けの中の富士山

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

横岳方面もいい感じです

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

無骨なコンテナもどこかカッコいいですね

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

名前の通り赤岳が赤く染まります

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

もういうことはない・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

落ち着いたところで出発です。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

真っすぐ下山する予定でしたが天気が意外と持ちそうなので横岳に寄ること。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

コースタイム上は1時間30分。
たいしたことなさそうに見えて、こいつがまた曲者

いきなり岩場&みんな大好き梯子。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

次に悪路。
PS2時代のRPGかな?
というくらい視界が制限された狭い道です。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そして崖。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

「私たちはチュパカブラでーす」
「今から崖をのぼりまーす」
「断崖絶壁の崖をのぼりーます」
「私たちはチュパカブラです」
という声が聞こえて・・・きません

聞きたい方はこちらまで↓
2分8秒くらいに合わせると聞けます(
youtu.be

腕の力をフル活用して登ります。
油断すると自分だけではなく他の人も巻き込んで最悪死にます。
前後左右、足元の石を落とさないよう注意して進みましょう・

誰だ?!赤岳⇔硫黄岳間はお手軽な縦走路だって言ったやつ?!
などと悪態をつきながら進みましょう。

横岳までの道は登りと下りの繰り返しです。
登ったタイミングで振り返れば美しい赤岳

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そして富士山。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

赤岳を一番美しく見ることができるポイントは
この縦走路のような気がします。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

岩場にかじりつき、体を持ち上げなんとか開けた場所に・・・

おーここが横岳かと思い周辺の写真をぱしゃり

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

山頂のあの印がないなーとキョロキョロしてると
後ろから登ってき見知らぬたおじさんたちの会話が聞こえます。

「ここが横岳ですかー?」
「いや横岳はあそこの人がたくさんいるところだよー」
「ここが横岳じゃないですか?!」

思わず会話に飛び入り参加してしまいました(汗

そんな絶望と疲労の中、気をとりなおして横岳山頂へ。

といってもここから横岳までの道は綺麗な稜線。
疲れてても稜線を歩くのはとても気持ちいい。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして横岳山頂!

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

先に見えるのは硫黄岳・・・
硫黄岳登った時にも思いましたが、 いつかこの縦走路歩きたいです。
(すぐに叶うことになる、また意外と大変だと知るのはもうちょっと後の事

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして来た道を戻り、地蔵尾根を降り駐車場まで無事に下山しました。

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

最後に

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

八ヶ岳の主峰に初挑戦。

始まりは森
美しい沢との並走が気持ちいい北沢
足がすくむような急登の地蔵尾根

からの美しい稜線

だいたいいろみたいな初心者が日帰りするには少々厳しいですが
初心者から一歩踏み出すにはちょうどいい山に感じられました。

各所に鎖場があり、手をしっかりとつかないと登れない崖などがあるため
グローブは必須です。

赤岳山頂付近のガレ場・ザレ場はとてもすべりやすいため
登山靴もしっかりしたやつで登りましょう。

だいたいいろは思いっきり滑っているので・・・

途中痛みで戦意を喪失しており、
一番の思い出「痛い」だったので
その思いを払拭する意味もあり、
近いうちに再挑戦したいと思います。

みなさんもケガにはご注意をッ!