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Z9/Z6II/Z50/X-E3で写真撮ってますけど特別ニコンが好きな訳ではないです

蓼科山で悪戦苦闘

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

私だ (遂に挨拶を放棄した

気を取り直してだいたいいろです。

私コミュ障で人の誘うのが撮っても苦手なんです。

誘う→断られる→ワイのこと嫌いなんやな・・・
誘う→OK→本当は嫌なんやろな・・・当日来んとかやられたどうしよう・・・

と、どっちもマイナスに取るめんどくさいヤツです(爆

そんなだいたいいろですが・・・
ひょんなことからリアルで遭遇した
スペシャルなフォトグラファーdocさんと一緒に蓼科山に登ってきました。

蓼科山って?

八ヶ岳連峰に属する2531mの山です。
独立峰で綺麗な形をした山らしいのですが・・・全容を確認せずに登り始めてしまいました・・・
だって登山口についたら山の形見えなくない?(言い訳

登山口は大きく分けて二つ

  • 蓼科牧場側にある七合目登山口
  • バス停がある蓼科山登山口

今回は人が少ない方がいいかなと思い蓼科山登山口を選択。
駐車場にはトイレが完備されている大変に便利はお山です。

最初は緩やか

登り始めは朝の7時ごろ。
こちらから声をかけたのに朝早くに迎えに来てくれたdocさんにはマジ感謝しかないです・・・

駐車場から登山口に入るとそこにはあったのは
いきなりのクライマックス!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

朝の光が気持ちよく森に差し込んできます。

「もう満足できました」
「帰ってもいい気分です」
「わざわざ大変な思いをして山に登らなくてもいいんじゃないですか?」
などとdocさんと会話しますがそこは我慢。

せっかく運転してくれたdocさんに失礼なので山に登ります

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

写真とかやってないと綺麗で終わってしまう光景も
こうして残して公開することができる・・・
これも写真の楽しみの一つなのかなと思いながらぱしゃり

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50+ NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

最初は整備された道が続きます。
おっ?これ余裕なんじゃねぇ?と思いますが・・・
安心してください。
この後地獄が待ってます(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この看板が地獄の一丁目・・・ではないです。
ここからしばらくは緩やかな登りです。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

光が落ちている森を進みます。
八ヶ岳は森始まりが多くて涼しいのいいですよね。
八ヶ岳くらいしか登ってないだろとか言わないで(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

少し登ると見慣れた苔と岩。
八ヶ岳っぽいですねー」とdocさんに言われ確かににゅうっぽいなと思ったり・・・
言われるまで気が付かないダメな登山初心者です。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

緩やかな登りとは言え登りは登り。
不安定な足場と合わさってこちらの体力をゴリゴリ奪っていきます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

光綺麗だなーと撮影するフリして休憩。
もうやめて!だいたいいろのライフは0よッ!
などと聞こえます(聞こえません

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

標高を上げるにつれて坂の角度も大きくなってきます。
これが噂の急騰かッ!
しかし御嶽山で鍛えた今のだいたいいろなら平気へっちゃらッ!

などと思いますが後に盛大な勘違いに気が付きます。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

坂もひと段落。
ちょっとだいぶ足場が悪いけどここまでの感想は
非常に歩きやすい山だな
でした。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして急に平らになる道・・・
綺麗な林道がとても気持ちいい。

おっ?なんだ?急登もう終わりか?
噂ほどでもない
と思ったり思わなかったり。

しかしだいたいいろは知らなかった・・・ この後に地獄が待つことを・・・

to be continued...

いや記事は普通に続きますよ

優しいのはここまでだッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

この看板が地獄の始まり・・・
これが見えたら頂上まであと400m・・・
泣いても笑っても400mです!

400mの急登が始まりますッ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そうさっきの坂はただの坂!
本当の急騰はこれだ!
蓼科山が本性を見せつけてきます!

しかも・・・足場がめっちゃ悪い!

デカくて太くて黒くて・・・とにかく邪魔!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

それでもここまで来たら退けない!
息を切らせながらも頑張って登ります・・・

足だけでなく手も使います!
この状態だとストックも意味がないです。

先が見えないのがとてもつらい・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

しばらく登ると森林限界が近づいてきて空が見えてきます。
この立ち枯れの木が見えてきたら頂上まであと少しッ!
200mくらいの急騰が続きます(爆

それでも空が見えるのはやっぱり気持ちがいい。
それだけで体力が回復する気がします(気がします。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

立ち枯れゾーンを抜けると・・・
岩場が見えてきましたッ!
あの先に頂上がある!

と気持ちは盛り上がりますが如何せん急登を登った後。
無理せずゆっくり登ります。

これが本当の姿・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして・・・ついに姿を見せる岩壁・・・
大迫力です。
それでも空が見えるだけで爽快感あります。
もうちょっとで頂上着くぞーという気持ちになります

岩にへばり付くようにして慎重に登ります。
なにせ歩きにくい。
転んだら一大事では済まないです・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

後ろを振り返れば散々苦しめられた急登・・・
改めてみても急。
よく頑張ったな自分。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

横を見れば少し変わった形の木。
風に流されたような形でちょっとおもしろいです。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

こいつが見えたら頂上あと100mッ!
坂も緩やかになります。
ここまできたら勝ったも同然。
足場に気をつけて登りましょう。

岩場をぴょんぴょん跳ねるみたく登るので童心に帰った気がしました。
道路に〇書いてけんけんするやつみたいだなー
よく「おばあちゃんの家に行った時にやったー」みたいな話聞きますけど
だいたいいろの場合はおばあちゃんの方が都会に住んでたのでそんな思い出はなかったりします(

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここが最後の分岐。
上に向かえば頂上、下に向かえば蓼科山山頂ヒュッテが待ってます。

休憩した気持ちを抑えてまずは頂上へ!

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

そして山頂着・・・ですが・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

あいにくのガス・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

頭の上は晴れているのですが展望は望めそうにありません・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ここまで運転して貰ったのに申し訳ねぇ・・・

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

せっかくなので頂上を散策。
神社で帰り道の安全をお願いしました。

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

ちょいちょい晴れ間は見えるのですが雲が下からドンドン上がってきます。

しかし・・・こんなに岩場が広がる光景はなかなか味わえないかも・・・
唯一無二の雰囲気を持った山なのかもしれません

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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

蓼科山山頂ヒュッテで休憩しますが残念ながら天候は回復せず・・・
無念の下山です・・・

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Z6 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
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Z50 + NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

下界が見えたり見えなかったりするのが悔しさを倍増させます・・・

いつかリベンジしてやる・・・ッ!

そんな思い抱きながら無事下山することができました

さいごに・・・

最初はのんびり、最後は地獄・・・
と書きましたが本当に厳しい登りは少しだけです。
時間にして1時間くらい。

それを超えた先にある一種異様な岩壁。
山頂全体に広がる岩肌。
この組み合わせは他の山では味わえないのではないでしょうか?

山頂までは3時間掛かりません。
だいたいいろみたいな初心者でもなんとか登れるとお手軽な山だなと感じました。

足場は全体的に悪いので装備はしっかりと!
急登部分は手を使って登る部分が多いです。
登山靴に加えてグローブがあると安心です!

次に登る機械があればピーカンの時を狙いたいと思います!

どうにかして頭の上に高気圧を持ってくる術を身につけないと・・・