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Z9/Z6II/Z50/X-E3で写真撮ってますけど特別ニコンが好きな訳ではないです

にゅうを軽く登る

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未来行きパスポートの更新を忘れ気味なだたいいろです。

思い通りにいかない時でも反則的に楽しめる気持ちが大事!
そう思ってにゅうに登ってきました!

なぜにゅうなのか

それは・・・だいたいいろがビビったからです・・・

実はこの日・・・docさんと白山を登る予定でしたが、前日の段階で天気予報が微妙な感じに・・・

1日目のお昼ごろから2日目にかけて雨予報となり、初挑戦の山で悪天候は死んでしまう気がしたので中止を決定しました。
代替えとして挙がったのが今回のにゅうとなります。

雨が降ったとしてもにゅうなら苔がいい感じだろ
もともと展望がないから天気悪くても平気へっちゃら
みたいなあまり前向きではない理由で選ばれたことをここに白状します・・・

その選択が何をもたらしたのか・・・こうご期待(しないでください

反時計回りで回る

今回が2回目となるにゅう。
そのスタート地点は前回と同じこちらの入り口になります(この持って回った言い方はガンダムの影響です

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

この時点で若干テンション低めの二人。
やる気なさげに登山スタートです(だいたいいろのせいなんですが。。。

森に一歩足を踏み入れた広がる森・・・
登山始める前は森をよく歩いていたのでココロが帰ってきた感じします。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

しばらくは背の高い森の中を歩きます。
ちゃんとした(?)登山道に入るまでは木道が整備されているのでサクサク歩いていけます

にゅうと言えば苔なんですけど・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

あれ?なんか元気ない?
梅雨に入ったとはいえ雨はそれほどでもないのか・・・もっと緑色した景色を想像してただけにちょっと拍子抜けしちゃいます。

それでも森に差し込む光、照らされる木はとても美しいです。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そんな感じで木道を歩くこと10分、最初の分岐に到着です。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

どちらに行ってもにゅうの登山道につけるのですが、白駒池を時計回りに歩くか反時計回りに歩くかの違いが出てきます。

前回は何も考えずに時計回りを選んだので今回は反時計回りの右側を選択!
左側時計回りの道は白駒池周辺というより苔の森を進む感が強かったですが、右側はどんなものなのか・・・

もうお馴染みの風景。
最初は綺麗な森の中を進みます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

こちらも苔の道は健在。枯れた木とのコントラストがいい感じです。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

時計回りルートはなかなか白駒池が見えませんでしたが、反時計回りはわりとすぐに白駒池が見えてきます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そしてすぐに白駒荘に到着。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ソフトクリームマークが見えますがここは我慢。さすがに早いし、やっぱり下山してから食べたい!と思いここはスルーします。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

開けた道と森の中を交互に歩くような不思議な道を歩きます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

こちらの分岐はニュウ・稲子湯方面へ進みます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

すぐに時計回りルートと合流。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ここから先はお馴染みの八ヶ岳感が待ってます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

つらい記憶を辿り・・・

去年歩いた時はこの時点かなりの満足感とほどよい疲労感がありましたが・・・今年はまったく・・・疲れてない・・・?
ということでサクサクと森の中を進みたいですが足場はちょっと悪いです。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

去年登った時はめちゃくちゃに大変だった記憶があったのですが・・・これが・・・成長・・・?

ちょっと余裕があるので森スナップを楽しんでみたり。
この白い花があちらこちらにチラホラ咲いてて非常に可愛かったりします。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

苔の厚み、広がりに長い年月を感じます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

暗い森の中に浮かび上がる形になるのでどうしても木道中心の写真が続きますね。
視線を持っていく力、視線誘導の重要性なんかを感じたりします。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

時計回りルートとの合流地点から約10分。
白駒湿原に到着します。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

湿原の中を木道が通っているわけではないので横を通り抜けていきます。ちなみに一瞬です。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

湿原を超えたあたりで木道は姿を消していき、土と苔が強くなってきます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そしてこの森・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

にゅうは山頂より過程が楽しめる山。
この森の中を歩けるのは森好きにはたまらないです。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

少しだけ落ちている木漏れ日と苔の組み合わせ。
この少しだけの日光が苔を育てたのかな?と感じさせます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ずっと森の中を歩くことになるので表情の変化は少なめです。
それでも葉っぱの配置や色なんかの少しだけある変化を捉えるのが楽しかったりします。

一部だけ色の変わった苔・・・おそらくここだけ日の当たり方が違うのでしょうね。
写真に撮っていたから気が付ける変化かもしれません

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ちょっと強めに仕上げた1枚。

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Z6 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

薄暗い森に倒木で示された道・・・ダークファンタジー的な雰囲気が続きます。
ゲームと違って道を外すことは出来ないので木に導かれるまま進んでいきます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

足元に岩場が目立ち始めたころ、少しだけ傾斜がきつくなってきます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

といっても本当に少しだけ。
今度は岩場に導かれるように足を前に向けます。 森の向こう側から差す光が神秘的です。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

苔と倒木と岩場。
にゅうを構成する3大要素が集結する様はちょっとラスボス感あります。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

白駒湿原から歩くこと約1時間。
頭上の森が少し薄くなり明るさが増してきます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

道が平らになり歩きやすくなってきたら頂上はすぐそこです。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

この標識を左に曲がれば見えてくるのが・・・

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

頂上です!

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

頂上付近だけは木がないため見晴らしは良好、硫黄岳と富士山がしっかり見えます。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

こちらは白駒池。
あそこから歩いてきたのかと思うとちょっと頑張った感じします。

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Z6II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

眼下に広がるのは長野の町並み。 少しかかった雲が水墨画のような雰囲気を醸し出します。

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Z7II + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

そんな景色を眺めながら一息つきます。

といっても、それほど疲れてないんですよね。
去年歩いた時はもう死ぬかなと思い、下山の行動時間にウンザリした記憶がありましたが・・・ 慣れっていうのは恐ろしいですね。

微妙に晴れる兆しは感じますがにゅうの山頂はそれほど広くありません。
他の登山者さんが続々と登ってくるので早めに下山することとします。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

八ヶ岳の端っこであることを感じさせる1枚。

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

帰りはなんとなく広角ズームをつけたのですが、イマイチ変化のある写真は撮れず・・・

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

ちょっと欲求不満な感じで下山完了となりました。

さいごに

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Z6II + NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

人生2回目のにゅう。

少し元気のない苔達が迎えてくれました。

思わず視線を惹きつけてくる木道、神秘的な森、頂上の展望など一粒で三度おいしい思いができるいい山なのは変わらずです。

木道がなくなってから少し登る形になりますが、傾斜は決してきつくないです。 駐車場も完備されているため八ヶ岳最初の1座にふさわしいのでは? と思わせる登山でした。