晴れ間が少ない8月。
みなさんはどうお過ごしでしたか?
だいたいいろは休みも取らずに働いていました(
ということでたくさん代休が溜まっていたので
有名だけど人が多そうで嫌だな
と思って避けていた白馬岳へ平日休んで登ってきましたッ!
白馬岳とは
読み方はしろうまだけ。
麓にスキー場があり観光地としても有名なことから誰しも名前を聞いたことはあると思います。
標高は2932m。
北アルプスの中でも屈指の人気を誇る山です。
山頂への登頂ルートで有名なものは二つ
- 猿倉荘から白馬大雪渓へ繋ぐ大雪渓ルート
- ロープウェイで栂池まで登り稜線を歩く栂池ルート
「前回の空木岳で腐るほど樹林帯歩いたから稜線歩きたいよね」という謎な理由で栂池を選択。
一泊二日で栂池→白馬岳登頂→白馬山荘に一泊→下山という行程を辿ります。
往復のコースタイムは約11時間、距離にして20km・・・
標高2600mの稜線歩きがどんな感じなのか?
それが少しでも伝わればと・・・
標高810mからスタート
今回のスタート地点である栂池ロープウェイは駐車場が2箇所。
ロープウェイ乗り場正面にある中央駐車場とちょっと離れた位置にある第一・第二駐車場。
中央駐車場は500円/1日が掛かるのに対して第一・第二駐車場は無料。
ということで迷わず第二を選択、今回のスタート地点になっていただきました。
登山に来たのに最初は住宅街を歩きます。
早朝の住宅街を登山装備で首からカメラを下げたおっさんが歩く姿はさぞ不気味でしょう(
駐車場から5分程度で栂池ロープウェイ乗り場に到着。
この日の栂池ロープウェイの始発は8時(季節と日付により異なります。公式HPを要チェック)。
少し早めに着いているのでちょっと待ちます。
ちなみに栂池ロープウェイと呼んでいますが、その実態はゴンドラ+ロープウェイの複合技(?)です。
最初にゴンドラ、途中でロープウェイに乗り換えます。
ゴンドラには中間駅がありますが登山をする場合はスルーします。
中央駐車場の雰囲気はこんな感じです。
さすがに平日の始発前。まだガラガラですねー。
こちらはチケットカウンター。
めちゃめちゃ綺麗で驚きました・・・
だいたいいろのようなコミュ障にも安心な自動券売機も設置してあります。
迷わずこちらで購入しました。
乗り場に向かう途中には足湯あり。
下山後に足をつけたら気持ちいいだろうなー
そしてこちらが乗り場です。
にゃんこ大戦争さんの存在感が凄まじいです。
改札が空くまでここで待機です。
ちなみにここには自動販売機あり。
地に足が着く場所ですが観光地料金です(
無事改札を乗り越えてまずはゴンドラに乗車しますッ!
にゃんこ大戦争さんの存在感が凄まじいです(2回目
進行方向には圧倒的なまでのガス・・・
天気予報よかったのにおかしいな?というお気持ちを表明しましたが無慈悲にゴンドラは突き進んでいきます。
乗車時間は約20分・・・中間駅を華麗に無視し山頂側駅に到着。
次なる乗り物であるロープウェイ乗り場を目指しますッ!
坂の下に建物があったのでそちらに向かいそうになりますがそれは間違い。
坂を上る方向が正解です。
5分も掛からずに栂池ロープウェイ乗り場(本物)に到着。
こいつに乗るだけで標高1900mまで連れていってくれます!
電気の力に感謝しながら乗車し・・・5分ほどで山頂側に到着。
こんな・・・こんなに楽していいのか・・・?
標高1900mから登山スタート
栂池ルートの登山はここからスタート。
アスファルトの上を5分ほど歩くと・・・栂池ヒュッテに到着。
狂おしいほどソフトクリームが食べたいですが生憎とまだ準備中。
血涙を流しながら通過します。
栂池ヒュッテの隣には綺麗な水洗トイレあります。
ここを逃すと3時間先にある白馬大池山荘までトイレはないです。
社会性を守るため捻りだしていきましょう(
そんな素敵ポイントの栂池ヒュッテ横にあるのが・・・本物の登山道入り口です。
親切に行動時間がかかれてますね・・・
今回の目的地は白馬岳の向こう側にある白馬山荘・・・
スタート前から7時間半以上かかることに心折れてしまいます・・・
心はいつも折れてるんですけどね!ガハハッ!ガハハッ・・・ハハ・・・
虚しさを胸に登山道へ一歩足を踏み出します!
登山道スタート地点の標高は約1900m。
樹林帯はもういいよという気持ちは置いていかれます。
それでも木漏れ日はやっぱり美しい。
木々の隙間からは時折白馬岳の姿が・・・
この時点ではどれが白馬か分からなかったとか言わせないでよ?
スタート付近の道から既に大き目の石が転がっておりちょっと歩きにくいです。
この辺りはさすが北アルプスといったところ。
30分ほど登ると背の高い木はいったん姿を消します。
ついに姿を現すのが急登(第一弾)ですッ!
ストック使った方が危ない傾斜なのでしっかりと手を使って登ります。
そんな急登を超えると一気に視界が広がりますッ!
天狗原(てんぐっぱら)に到着ですッ!
登ったのは9月中旬ですが草紅葉はもういい感じです。
草紅葉を突き抜けるように伸びる木道を歩いて次なるポイント白馬乗鞍を目指します。
山の上にあるとは思えない解放感・・・比喩じゃなく足が軽くなります。
途中にある分岐はもちろん白馬大池方面へ。
木のトンネルがお迎えしてくれます。
紅葉してる時期に来たらさぞ綺麗な道になるんだろうなぁ・・・
優しくされた後に待っているのは・・・そう厳しさです。
デレだけだと物足りないのでたまにツンが欲しくなりますが、山はちょっとツンツンが過ぎると思います(主観
意味の分からないことを考える前に正面の現実に向かいあいます。
ということで急登(第二弾)です。
人間サイズの岩がゴロゴロしており普通なら道が分からなくなりそうですが、そこは白馬。
マーキングが本当にしっかりされています!
ここまで来て転んで怪我したので下山しますとか悲しすぎるので注意して岩の上を飛び跳ねていきます。
個人的には傾斜が一番きつかったのはこの辺り。
栂池ルートで白馬山頂を目指す場合、単純移動距離は約10km、単純標高差は1000m。
最初の2.5kmで標高500mを回収するため、傾斜はちょっと厳しめです。
標高2400mに広がるのは・・・?
約1時間くらい岩場と戯れ、再びの樹林帯(短い)を超えると・・・
森林限界を超えますッ!
圧倒的なまでの開放感・・・
ここまでの急登が嘘のよう・・・
どこか既視感のある光景に頭の中からBGMが離れなくなります
ゼノブレイド スタジオライブ映像「ガウル平原」 - YouTube
どう見てもガウル平原じゃん・・・
ジュジュを放置して探索に戯れた人も多いと思います。
シュルクみたいに頼れる親友はいないし、可愛い幼馴染はいないし、立場故に素直になれない内気な王族もいないので一人さみしく白馬乗鞍までの道のりを歩きます
視界が広がってから約5分で白馬乗鞍に到着。
倒れている標識に少し不吉な何かを感じます。
正面に見えている山は船越ノ頭。
白馬岳はその陰に隠れていてここからは見えません。
見えない先を考えるよりすぐそこにある現実を超えていきましょう。
ということでついに姿を現すのが白馬大池です!
山の上に本当に池があるーという小学生並みの感想しか出てこないのが悲しいところ
青い空に青い湖畔、そこに赤色の白馬大池山荘が生えますね。
ここで日の出迎えたらさぞ綺麗だろうなぁ・・・
白馬乗鞍から白馬大池まではちょっと標高を落としながら進みます。
足元は変わらず不安定な岩場です。バランスくずさないよう気をつけて進みます。
標高を落としきるとしばらくは池を周回する形になります。
この辺りは足場も不安定かつ左側は池なので滑ったら一大事なのは簡単に想像できるかと・・・
ちなみに白馬乗鞍→白馬大池山荘のコースタイムは約20分。
歩きにくさを考えるとちょっと難しいような気がします。
そんなこと考えていたら白馬大池山荘に到着ッ!
白馬乗鞍と白馬大池でお腹いっぱいなのでここで宿泊してもいいんじゃないかな?と本気で考えました。
ロープウェイ降りてから約3時間。
さすがに疲れたのでここで大休憩を取ります。
テント場がよく整備されていますねー。
山の上ということを考えると最高レベルなのでは?
白馬大池山荘には水場とトイレがあります!
不安な方はここでいろいろ回収していきましょう!
さすがに写真は撮れませんでしたがトイレも綺麗でしたよー
標高2600mを進む
憂いを取り去ったところで先へ進みましょうッ!
ここからは急登はなくなり稜線だけがボクを待っててくれます!
・・・
何回目かの虚しさを胸に仕舞い視線を前に向けると・・・
船越ノ頭までの坂が目に飛び込んできます!
白馬大池との標高差は約200m。
標高差はそれほどないけど・・・遠い、な・・・
こんなに綺麗な稜線を歩ける機会なんてそうそうないので気持ちが躍るってもんですよ。
船越ノ頭への最初の一歩はこんな感じです。
少し道が柔らかいですが滑るほどではなく歩きやすいです。
秋の始まりということで斜面は少し黄色かかってます。
瑞々しい緑とはまた違った雰囲気あって嫌いじゃないです。
白馬大池山荘から30分程度登るとハイマツエリアに突入。
某空木岳と違って足に攻撃を仕掛けてくるタイプではないので安心してください。
道は本当に歩きやすいです。
途中見えるのは雪倉岳かなー。
ハイマツ帯を抜けると本当に稜線しか待ってません。
稜線を歩いているとようやく本日のラスボス白馬岳さんが姿を現します!
行くぜぇ、カワイ子ちゃん! イィィヤッホゥ!
ってまだまだ先は長いねぇ・・・
肩を落としたところで船越ノ頭に到着。
コースタイムは50分なのになぜか1時間かかってるぞ・・・
次なる目的地は小蓮華岳。
一回稼いだ標高をお返しして再度取り戻せる・・・取り戻すどころかさらに標高差100mを獲得できる親切設計です(
文句ばっかり言ってますがやっぱり稜線を歩くのは気持ちいい。
日差しも風も弱いので本当に気持ちよく歩けます。
足元には花崗岩。
踏み込むと足を持っていかれるので注意が必要です。
足場が柔らかいと歩きにくい・・・
一番標高を落としたところから眺める小蓮華岳。
登山のいいところは歩けばいつか終わること。
少しずつ、少しずつでいいので標高を獲得していきましょう。
白馬岳・・・ちょっと近づいた。
最後にちょっと急な登りが待っています。
それを超えると小蓮華岳山頂です!
船越ノ頭から約1時間。ほぼコースタイム通りです。
途中で写真撮ってるからペース悪くなるのは仕方ない。
山頂では美しいパノラマがお出迎え。
地図を見る限りあちらの山も登れるようです。
進行方向には白馬岳。
名前は優しいですが切れ落ちた山容はどこか厳しさを感じさせます。
次なるポイントは三国境。
一旦標高を落とすことになります。
相変わらず美しい稜線。
杓子岳と白馬岳のツーショット。
どちらも切り立った形をしており格好いい。
この辺りから足元に岩が目立たなくなり細かい砂に変わります。
歩きやすくなるとは言え滑ることに変わりはありません。
稜線の上を歩くということは常に滑落の危険が伴うことでもあります。
滑らせて滑落しないよう本当に気をつけて歩きましょう。
小蓮華岳から歩くこと約50分。
三国境に到着ですッ!
標高2900mの山頂へ
ちょっと標高を下げた位置にありますが雪倉岳への展望はここが一番かと。
稜線が美しい・・・
登る予定はないんですけどね(
ここから先待っているのはツライ登りのみッ!
しかしゴールはすぐそこなので弱音吐くより登りたいと思います!
少し標高を上げたところ見下ろす雪倉岳。
登る予定はないと先ほど書きましたがほどよいアップダウンがあり楽しそう・・・
山頂手前の登山道はこんな感じです。
登山道自体に大きな石ははないので歩きやすいですが、砂が細かいので滑る。
下りはちょっと怖いタイプの道です。
そんな岩場を乗り越えた先に待っているのは・・・山頂までの稜線のみッ!
長かった・・・長かった登山もここで終わる・・・
ということで白馬岳山頂に到着ですッ!
栂池ロープウェイを降りてから約7時間・・・稜線もたくさん歩くと飽きるんだということを教えてくれました・・・
山頂にあるオブジェだけがボクを歓迎してくれますッ!
白馬岳山頂から眺める杓子岳。
格好いいしか言葉が出てこない・・・
白馬大池は歩いてきた稜線に隠されてしまいもう見えませんね。
稜線をクローズアップ。
片側がストンと切れ落ちています。
冬は雪庇ができそう・・・歩くのは無理かな(
スタートが遅いこともあり山の上は夕方の様相。
日が落ちる前、気温が下がりきる前に白馬山荘につかないと危ないので足早に山頂を後にします。
おお・・・けっこう遠い気がするぞ・・・
杓子岳を眺めながらの下山。
歩きたくなる形してるなー
白馬岳山頂からゆったり下ること約10分で白馬山荘に到着ッ!
赤い建物がカッコいい!
手早く手続きを済ませ周辺を散策します。
村営頂上宿舎と杓子岳方面の1枚。
あーこれ歩かないで帰るの勿体ないやつだなー。
さすがに平日。テントは少ない。
こちらは旭岳方面。
若者たちが旭岳を見ながら
「あーあそこなんだっけ・・・!そう旭岳・・・右翼岳だッ!」
みたいなこと言っててちょっと面白かったです。
尖ってるのは剣岳かな?
尖ってる山は剣岳か槍ヶ岳の二択しか出てきませんが、一応趣味は登山です(
そんな感じで写真を撮り終わり、談話室にあった約束のネバーランドを読んでいたらすぐにご飯の時間です。
食事の準備も片づけの運搬の必要ないのが小屋泊の魅力ッ!
なんの苦労もなくおいしいご飯を頂きますッ!
夕食後はオレンジタイムを楽しむつもりでしたが残念ながら雲がすごいことに・・・
綺麗な夕焼けに縁がないなぁ・・・
標高差1000mを下る
二日目の書き出しっていつも悩みます。
雲が暑かったこともあり星は最初から諦めました。
それどころかちょっと寝坊して気がついたら朝の5時・・・
急いで山荘を飛び出しましたが・・・残念ながら雲は引かず・・・
これはこれで幻想的でいいんですけどね。
オレンジタイムに続きパープルタイムも楽しめないとは・・・
雲海に沈む山・・・
完全にゼノブレイド2のフィールドだなぁ・・・
朝焼けは残念な結果に終わりましたが、逆にいうとすぐ出発できるということです。
5時半からの食事をサッと頂き、すぐに下山を開始しますッ!
とはいえモルゲン見たかったなー。
そんなお気持ちを表明する相手もいないので、黙って最初のポイント白馬岳山頂まで登り返しますッ!
お空は残念な感じですが雲海はいい感じ。
15分ほどで山頂に到着。
少し晴れてくれないかなー?と思いましたが、そう都合よく天気は変わりませんよね。
あいかわらず雲海はいい感じ。
帰り道の稜線には雲はかかってないので安心して下山できそうです。
朝日のオレンジ色が差し込んでいい雰囲気です。
コントラストが弱いせいか1日目より草紅葉が進んだ気がします。
こんなに綺麗な道を落ち着いて下れるとか平日登山最高かッ!
道中の1枚。
雲がこちらに押し寄せてくる感じがどこか王蟲の行進を思い起させます。
白馬岳山頂は割と尖っているというか最後に急に標高を上げるタイプの山だったんだなと再確認できます。
登りの時にも書きましたが足元の砂は滑るタイプ。
特に下りは気をつけていきましょう。
白馬岳山頂から栂池方面に向かうと基本的に下りなるのがありがたい。
真ん中近辺だけ岩の組成が違うように見えます。
凹んでることから大昔は火口だったとか?
三国境はサッと通り抜け小蓮華岳への登りに到着。
帰りはここが一番キツイ登りです。
振り返ると白馬岳山頂。
少し黒い雲のせいか行きよりも厳しい印象を与えてきますね。
少し光が差してきました。
照らされる山肌が黄色に染まり少し暖かい雰囲気になります。
山荘を出発した時点でレインウェア着るくらいには肌寒いんですけどね・・・
白馬山荘を出てから約1時間半。
これが最後の登りだッ!という気持ちで足を動かしていると山頂に到着です。
白馬大池さん久しぶりー。
緩やかに下る稜線が美しいし歩くの楽しそうッ!
高いところから見下ろすと本当に山の中にあるなー。
どうやって水溜まったんだろ。雪解けの水なのかな?
白馬大池へ下っていく途中の1枚。
まるで空へ飛び出せるかのような地形。
あの先端に人を立たせて写真撮りたい・・・ッ!
ピストンということもあり船越ノ頭はサッと通り抜け、すぐに見えてくるのが白馬大池ッ!
楽しかった稜線歩きもあそこで終わりか・・・
白馬山荘を出てから約2時間半。
白馬大池山荘まで戻ってきましたッ!
基本下りだったとは言えそれなりの距離を歩いてきたこともあり大休憩を取ります。
本当はコーラ飲みたかったけど、下山後に飲んだ方が絶対おいしいと思い我慢します。
周りの人はみんな缶のコーラ飲んでる・・・
これ以上は我慢できんと思ったところで再出発します
白馬大池を周回し、そのあと白馬乗鞍まで登るルートなんですが・・・ コースタイムは30分?・・・この岩場の斜面を30分で登るの無理じゃないですか???
白馬大池ともこれで見納め。
山の上にこんな綺麗な池があるとかちょっと想像できなかったなーと
もうここまで来たら後は消化試合・・・と思えない体力のなさが悲しい・・・
動かない体に鞭を打ってると割とあっさり白馬乗鞍に到着。
あとは本当に下りしかなないぞー。
さすがにここまで来ると気持ちも楽です。
ガウル平原()を戻っていきましょう
その先にあるのは急な傾斜で苦しめてきた岩場。
この辺りはストックをしまい、手でバランス取りながら下りていきます。
あの木道は天狗原かー。
まだめっちゃ遠いやん。。。
見た目の距離とは裏腹に20分程度で天狗原に到着。
下りはやっぱ早いなー。
あそこから下りて来たと思うと少し感慨深い。
あとはこの樹林帯をサッと抜けたら終わりだー。
樹林帯も今や少し懐かしい・・・
あれ・・・意外と長い・・・?
まだ抜けないのかよッ!
といつも通りの流れで登山口まで下山。
貸切のロープウェイで無事に下山いたしました。
さいごに
樹林帯を抜けた先に待っている白馬大池、そこからはずっと続くような稜線・・・
優しい名前とは裏腹に厳しさを感じさせる山体・・・
そんな絶景がずっと続く最高の登山になりました。
人気があるのも納得。
確かにこれは歩きたくなるし、歩いてもらいたくなる道です。
ただし道中はしっかりとした登山です。
栂池ルートの行動時間は7時間オーバー。
単純標高差は1000mですがアップダウンを繰り返す道なので累計はもう少し多くなります。
また距離も10kmに及びます。
どちらかというとハードタイプ登山のため登山に慣れていないなら白馬大池で一泊・白馬山荘で一泊の二泊三日で行程を組むのがよいと思います。
そんな大変さに見合う景色は約束されています!
ちょっと頑張って仕事休んでも登っていただきたい。
そんな山でした!
次は猿倉荘側から登り憧れの大雪渓・・・堪能したいと思いますッ!
登山を始めた当初、こんな山に登れるなんて思いもしなかったな・・・
前よりちょっと強くなった。
自分にだって出来ることが少しずつ増えていくよ。
登山ってそんな趣味だと思います。