ちょっと疑問があるんですけど・・・聞いてくれますか?
テント泊の魅力ってなに?
と最近考えることが多いだいたいいろです。
お疲れ様です。
ふぉとろぐらふぁーの端くれとしては重くするなら機材で重くしたくない?
テントいらなくない?
とか考えてる中、docさんのご厚意で残雪残る燕岳でテント泊してきました。
残雪期の燕岳はどんな変化があるのか、それをちょっと振り返ってみたいと思います!
燕岳とは
北アルプスに属する標高2763mのお山です。
昨秋に突撃し見事な戴冠式を見せてくれた思い出深い山です。
その時の記事はこちら。
uniquepic.hatenablog.com
厳冬期は麓のアクセス道路が封鎖され、生半可な覚悟では挑戦することはできません。
しかし4月末にはアクセス道路も開通。
駐車場までは夏と同じ感覚でアクセスできます、
しかしそこから先は・・・
今回のゲストもdocさん。
出演料はレッドブルないしモンスターで我慢して頂きたいとこです(
最初はそれなりの急登
※ 今回は寝坊しませんでした。
目覚まし二つかけて、二つとも鳴る前に起きるファインプレーを披露しています
夏とあまり変わらない雰囲気の駐車場からスタート。
燕岳一番の急登と言われる駐車場⇔登山口間の坂をまずは登りますッ!
そしてこちらが登山口。
やはり夏山とあまり雰囲気が変わりませんね。
この案内看板の前にトイレがあります。
不安な方はここで済ましていきましょう!
ここから先しばらくトイレはありません。
約3時間先の合戦小屋が次のトイレポイントです。
標高が低いこの辺りの雰囲気は夏山とあまり変わらないです。
というか前回雨が降っていたので、そこと比較すると歩きやすいくらい。
第一ベンチ過ぎるまではそれなりの登りしかないのでスイスイいきます。
途中にあるこのポイント。
まっすぐに伸びる木に霧氷ついたら美しいだろうなぁ・・・と思います。
今年の秋に再チャレンジだ(
比較的いいペースで第一ベンチに到着。
とりあえずここで最初の小休止。
秋とは違いテント泊用荷物を担いでいますが予想より歩けておりビックリ。
もっと足が進まないかと思ってました。。。
上高地⇔西穂独標で三脚担いだり、上高地テント泊でテント泊装備と三脚担いだりしてたのでむしろ軽く感じます。
あと大きい差は機材。
テント泊装備担いでの登山は初めてということもあり軽量化を実施。
今までなら
ボディ
レンズ
の構成でした。
今回は
ボディ
レンズ
のシンプル構成。
秋の写真を見返したところ、強い印象を受けた写真は広角に偏っていたので広角ズームをチョイス。
標準はAPS-Cのパンケーキズームにして500g超の軽量化を図りました。
Z7IIという高画素機を仲間に入れた本当の目的はここにあります。
APS-Cクロップしても2000万画素は残ります。
実はこれ・・・Z50と同じ画素数なんですよね。
道中の写真はブログに載せるようなのでそこまで高画質である必要はありません。
2000万画素あればなんとかなるので思い切ってこの構成にしてみました。
ベース感度の画質ならAPS-CクロップしたZ7IIが上、解像感と高感度はZ50が上って感じです。
ただボディサイズが大きいため取り回しもよく狙い通り以上の成果を出してくれたかな・・・という感じです。
息も整えたところで燕山荘に向けて出発です。
4.5kmという表示だけならすぐそこという感じがしないでもないです(
第一ベンチを超えたあたりから雪が目立ち始めます。
といっても量も少なく、またしっかりと締まっていることもありアイゼンなしでスイスイいけます。
森の中に落ちる光が綺麗だなーと思って撮影した1枚。
秋は三段紅葉が見頃ででしたが夏と冬が交差するこんな雰囲気もよいですね。
一転こちらは冬の雰囲気。
こいつらに葉っぱが付く時期に登るのも気持ちいいんだろうなぁ・・・
そんな感じでサクサク登ると見覚えのある構造物が・・・
そう・・・これを超えると第二ベンチ到着です。
先行したいるハイカーさん達を見てわかる通り、けっこー暑いです。
二人ともベースレイヤーだけで登ってました。
夜は寒いのに・・・
ここで休憩は取らず先へ急ぎます。
さっきより700mも前進んだぞ!
だいたいいろ以外と疲れてないです。
どうやら前日そこそこ深い眠りだったことに加え、
車の中で爆睡したことが効いているようです!
docさん本当にごめんなさい。。。
第二ベンチ以降はずっと雪が残る感じです。
少し柔らかい感じも受けますがまだアイゼンは必要ないかな?という状況。
ちょっと悩んだけどアイゼンなしで進むことを選択。
サクサク・・・と行きたいところですが、第二ベンチ以降は坂がちょっと急です。
足元が柔らかめなこともあるのでちょっと気をつけて進みます。
基本樹林帯を歩く形なのですがたまに展望が開けるポイントが・・・
標高高いところはまだまだ雪山という感じ
そんなよそ見をしながらがら歩くこと約30分。
第三ベンチに到着。
そんな疲れていないのですがさすがに雪が深くなってきたので、小休止を兼ねてアイゼンを装着。
まだまだなくていけると思ったけど・・・
みんな付けてるし・・・
周りに合わせないといけないかな・・・
みたいな小芝居はしました(なぜか
ということで足元を固めてからREST@RT
燕山荘までは2.8km!もうすぐそこ!というわけではないですね・・・はい・・・
ここからはさらに坂が急になる感じです。
先行してるハイカーさんがストックを逆さに持ってたけど、なんか意味があるのかな?
スノーバケットの代わり?
雪が増えるにつれて踏み跡と雪解けの後の境目がよくわからなくなります。
ポールを立ててくれているので見失わないよう進みます!
気分はまさにオリエンテーリング・・・ッ!
しかし足元の環境は劣悪・・・
坂が急になることに加え、日が昇ったこともあり足元はグズグズに・・・
歩きにくいし踏ん張ることになり足の筋力を割と消費します。。。
脹脛がツライぞ・・・
たまに道を踏み外しましたが旗に導かれること約30分。
富士見ベンチに到着。
すごく疲れたのに全然進んでない・・・
坂をたくさん登ってお腹が空いたのでここでも小休止。
今回から行動食はカロリーメイトに戻しました。
ここから先が難所なのでなんとか回復してくれることを祈ります。
もってくれよ・・・ワイの膝・・・(切実
ここから先はさらにオリエンテーリング感がましてきます。
この冒険してる感は登山の楽しみの一つ。
楽しみながら歩けたらいいのですが・・・疲れるものは疲れます・・・
富士見ベンチから歩くこと約30分。
夏場でも怖いなと感じた岩場に到着。
アイゼンつけた状態でひょいひょい行くのはちょっと気をつかいます。
こちらは岩場を登ったところ。
足場をしっかり確認しながら渡ります。
渡った先に続くのはさらなるオリエンテーリング。
テント泊装備が詰まったザックは大きいのでこの手を木を潜り抜けるには気を使います。
ぶつかってバランス崩すと転びそう・・・
さすがにここまで登ると山は真っ白ですね。
あんな雪が残る高さでテント泊するのかー眠れるかなーとちょっと不安になります。
といってここまで来たら引き下がれないので前へ進みます!
それなりにシンドイ坂が続きますが頑張ります。
さすがに息がきれてきたころに見えてくるのが・・・
合戦小屋です!
富士見ベンチから歩いた時間は約45分。
大した時間歩いた訳ではないですが・・・荷物の重さや足元の悪さもあり、予想外に消耗。
ここで温かいココアを頂きます。
染み渡る・・・泣きたくなってきた・・・
ここからは直登
さて・・・休憩もそこそこに燕山荘に向けて出発です。
秋はここから先、緩やかな登りが続いて心落ち着けたものですが・・・
アレ?君なんか姿違くない・・・?
そう・・・冬の燕岳は合戦小屋から燕山荘まで直登になるんですッ!
絶望してても始まらないので登り始めますが・・・
正直キツイ・・・ッ!
先が見えているだけよりしんどい・・・
いつもの事ながら写真を撮るふりしながらの休憩を繰り返して登ります・・・ッ!
合戦小屋から登ること約15分・・・終わりが・・・見えたッ!
なんとか20分ほどで最初の急登を攻略。
途中ペースが一緒だった人達とお疲れ様と言い合います。
そう、これが最初の急登なんです。
こっから先こんな感じで坂が連続する・・・文字通りの山場が到来します!
真ん中付近の小高い部分が燕山荘。
パッと見ただけで三段階の変身を残していますね(白目
メソメソしてても燕山荘に着かないので足を前へ進め・・・またまた急登じゃないですかーヤダー
重たい荷物・・・力が入らない足・・・上がる息・・・
そんな瀕死の状態で坂を登ってると迎えてくれるのは槍ヶ岳。
こんなところで諦めてた私には挑戦できんぞ、と見下ろされている感じを受けますが・・・
まだアンタに挑戦するつもりはないんだよ!と後ろ向きに返答しておきました(
約20分をかけて二つ目の坂を攻略ッ!
次に見えてくるのも坂です(血涙
稜線なんかを眺めてちょっと休憩・・・
夏道と全然違う・・・合戦小屋からが本当に厳しいな・・・ッ!
前を行っていたお兄さんたちと
「先どうぞ(休憩したい)」
「追い越せないんで先どうぞ(休憩したい)」
などと温かいコミュニケーションを交わします(
そこかしこで
「荷物が重たい」
「冬の縦走は無理だな」
「宴会用の荷物が・・・」
「鍋が重たい」
など呪詛が聞こえてきますね。
もちろんだいたいいろ達も
「カメラがなければもっと楽なのに・・・!」
「カメラがなければ山にも登らなかった・・・ッ!」
と本末転倒な呪詛を吐きましたよ(
負の感情に引き込まれながら着いたのは3つ目の坂の取り付き・・・
急だなーというのが正直な感想でした。
そろそろ感情が死んできています。
登っている時のハイカーさん達はみなゾンビのよう・・・
肩を落としながらも懸命に登っていきます・・・ッ!
そんな途中の1枚。
葉っぱのついてない木と青空・・・映える気がしますッ!
約20分ほど歩くことで3つ目の坂も終盤に差し掛かります。
こんな岩場を超えた先に待っているのは・・・
次の坂でーす(放心
よく見ると君さ・・・あと2段階変身残してない?
心ばっきばきに折ってくるぜ・・・
緩めの坂を乗り越えた先にあるのが・・・4つ目の坂の取り付き・・・
この光景さっきも見たぞ・・・
大した距離でもないのに約10分かけて4つ目の坂を攻略・・・
坂も残すところあと一つ・・・と思うじゃないですか・・・
よく見ると一回下ってからまた登るコースなんですよ(絶望
さすがに疲れたのでここで小休止。
さっきは見上げてた槍ヶ岳が今は横に並んでる感じですね。
あそこに挑戦するにはもっともっと体力をつけないと難しいだろうなぁ・・・
いつか登りたい場所ではあるけど。
息も落ち着いたところでトドメを差されにいきましょう!
こんな感じで一度下がってから登り返した先に見えてくるのが・・・
最後の急登!燕山荘手前の階段ですッ!
PS2時代にロード時間稼ぐために無駄に長い階段とかありましたよね?!
そんな感じを受けます(錯乱
階段といっても取り付き部はまだ雪道。
急な雪道を「あと10分あと10分・・・」と口ずさみながら登ります。
そして途中から姿を見せるのが階段。
アイゼンつけてる状態だとめっちゃめちゃ登りにくい・・・
ここまで来て転んだら国中の笑いものにされるので注意して登っていきます!
そして4つ目の坂から上ること約30分・・・
燕山荘のお尻に到着です!
入り口はまだ先。ここから200mくらい先になります・・・
といってもここまで登れば後は平地。
雄大な北アルプスの山々が迎えてくれます。
この景色を見るだけで冬に登ってよかった・・・と思わせてくれます。
北アルプスを眺めながら燕山荘を回ると見えてくるのが・・・
今回の目的地、燕岳です!
秋に来た時は真っ白な冠をつけた状態で拝謁しましたが、
今回は肌の露出が多いセクシーなドレス姿のようです。
準備整えたら登ってやるからちょっと待ってろ!と気持ちだけは回復します。
そんな決意をした直後に見えてくるのが・・・
燕山荘入り口です!
ここで受付を済まし急ぎテントを設営します。
テント設営してたら燕山荘の上に彩雲(?)。
なんで急ぐかだって?お腹空いてるから早くお昼食べたいからだよ!
ということで燕山荘でお昼を頂きます。
カロリーが一番高そうなカツカレーを注文。
燕のかたちのチーズが可愛いけど秒で食べ終わりました(
最後は優しい
栄養補給を終わらしたところで時間はまだお昼過ぎ。
体力的にも時間的にも余裕があるので燕岳頂上に向かって出発です。
燕山荘から燕岳山頂は往復約1時間。
標高差もそれほどないので写真を撮りながらゆったりと向かいます。
気持ちのいい稜線歩き。こんな登山ばかりしたいですね。
視線を左に向けると北アルプスの絶景。
縦構図が正解かなーと思って何枚か撮影しましたが、右上の空の色が綺麗だったので横構図で。
こんな無駄なスペースを入れる写真が好きだったりします。
10分くらいこんな道を歩いていると・・・
有名なイルカ岩に到着。
本当にイルカみたいな形してますね。
ちょっと太陽を絡めてボールで遊ぶイメージに仕上げてみたり。
後ろの北アルプスと絡めてみたいのですがイマイチ上手くいかず・・・
イルカさんと遊ぶことが目的ではないので前へ進みますよー。
燕山荘周辺は雪がなかったのですが、日当たりや風の向きによっては雪が残ってる部分があります。
ただ量はとても少ないので靴だけでスイスイ行けます。
一番の問題は景色がよいこと。
前を向いても・・・
後ろを向いても・・・
景色がいいのでいつまで経っても頂上まで着きません・・・
他の人の3倍くらいの時間をかけて中間点に到着。
体力よりカメラのストレージが心配になってきます・・・
なにせ4500万画素。1回シャッターを切るだけで100MBくらいの容量を使います。。。
無駄打ちできないなという思いだけは持っています。
槍の上に面白い形の雲が浮かんでます。
後ろの雲の形的に「飛ばされてきた!」みたいなイメージの1枚。
これは横写真を縦写真にトリミング。
こんな荒業してもブログ載せるレベルなら問題ないのは高画素機の魅力ですね。
せっかくの高画素を楽しんでます(
ちょっと登りらしい登りが見えてきましたが傾斜自体はゆるやか。
のんびり山頂に向かいます。
その途中での1枚。
燕岳から槍ヶ岳まで縦走できることが実感できます。
表銀座縦走・・・いつか挑戦したいです。
体力よりも仕事のスケジュール調整よりも天候に左右されそうですが・・・
山頂までは後少し。
こんな岩場をちょっと超えていきます。
後方には相変わらずの槍ヶ岳。
いちいち立ち止まるのでペースは本当に悪い・・・
この階段をひょいひょいと登って・・・
少しだけ歩いたら・・・
燕岳山頂に到着です!
山頂からは相変わらずの絶景ッ!
天気予報が外れていい感じの晴れです!
槍までクッキリ!
前方の北燕岳。
まさに全天周囲で絶景が味わえます。
疲れてないけどあまりの気持ちよさにここで休憩。
風も強くないので暖かい日差しの中、気持ちよくお昼寝できそう・・・
でもどうせウトウトするなら柔らかいマットの上がいいので一旦テントまで戻ることに。
帰りは帰りで絶景だらけなのが困りもの(主にストレージ
なんやらかんやらでテント場に到着。
いったんお昼寝なんかをかまします(こいついつも寝てる・・・
そしてやってくるのが・・・
マジカルエキストラタイム
そう!夕焼けの時間です!
太陽の位置が真上から横に変わるため同じ景色でも違う表情を見せてくれるんですよね。
ということで再び燕岳山頂へ向かいます。
道中の説明は不要だと思うので印象に残った写真を何枚か載せてみたり。
ちょっとオレンジ色を帯びた光と影のコントラストがいい感じです。
雪と夕日は相性抜群ですねー。夕日が当たるだけで美しい・・・
夕日は影が強く出ますがそこまで固い印象になりません。
ちょっと不思議な感覚・・・
アンダーに寄せた1枚。
夕日のオレンジ色が優しいです。
どっち採用するか凄く悩んだ2枚。
悩んだら両方・・・がカメクラの基本ですよね。
トリミングして槍までの稜線を強調。
個人的に好きな手前にオブジェクトを配置する構図。
手前に配置する意図がわからないので写真としてはダメですね・・・
山に掛かる雲と透過光が美しい1枚。
逆光をものともしないNIKKOR Z 14-24mm f/2.8 Sの優秀さが伺えます。
再びの燕岳山頂。
光が当たる部分と影になる部分がハッキリしているので夕暮れを強く感じさせます。
影の部分がだいぶ増えてきたことから太陽の傾きがわかります。
歩きやすく間違えにくい道とは言え夜は怖いものです。
ゆったりと戻りましょう。
これで見納めになるのが惜しい燕岳山頂。
夕日に照らされる稜線を戻ります。
絶景が終わってしまうのが少し悲しい。
日が沈むタイミングでテント場に到着。
振り返って最後の撮影。
この日の撮影は終了となりました。
そのあと夕ご飯を食べたのですが・・・
思いのほかお湯が沸かず、予定していたメニューを消化できず・・・
カロリー不足で寒いこともあり星は諦めて就寝となりました。
雲も多かったから仕方ないね(
下山
2日目の朝はこんな感じ。
雲がかかっており日の出もちょっと厳しい感じです。
ということでテントの撤収をスタート。
さすがに2回目。
サッと片付けて・・・とはなりませんでした・・・
予定通り来た時よりも肥大化したザックを背負って出発です。
テントってさ・・・使ってるうちに絶対大きくなってるよね。
同じ大きさに畳めたことないもん。
ちょっとだけ日が差してきましたね。
この日の予報は晴れらしいですが、この雲の量・・・どうだったのかな?
ということで燕岳とお別れです。
最高の景色をありがとうーッ!
登ってきた道をピストンで戻ります。
昨日は登るだけで精一杯で周りに目を向けてられなかったのか・・・
この冬だけ歩ける稜線めっちゃ素敵ですねッ!
コントラスト高めに仕上げることでドラマチック感が増します
(撮影してる時はサザエさんみたいに仕上げられないかなーとか考えてました。
昨日のだいたいいろ達を苦しめてきた急登も下りるとなるとスイスイ。
気持ちのいい稜線歩きになります。
いい感じに光が差してくれたりと帰ることを歓迎してくれているみたいです(
という感じで下山を開始。
無事に怪我無く下山完了となりました。
さいごに・・・
ただでさえハードモードな登山道に雪が加わることでベリーハードに大変身(
特に合戦小屋を超えてから燕山荘に着くまでの道のりは夏とは比べ物にならないくらい過酷です。
急登に次ぐ急登・・・体力だけでなく心を折ってくるような連続攻撃を加えてきます。
しかしそれを超えたら・・・
何も難しくないうえに絶景しかない燕岳山頂まではスグ!
鋭角に尖った山頂には目を奪われるでしょう。
山頂に向かう稜線も美しく、また視線の左側には常に北アルプスの絶景・・・
それを見ながらの稜線歩きは燕山荘までの急登を忘れさせてくれるくらい楽しいものです。
テント場も広く隣には各種設備が揃った燕山荘あり。
水や食料を最小限に抑えられることもあり、初のテント泊にも向いているのではないでしょうか?
そんな素敵な燕岳、その先には大天井・・・そして槍ヶ岳。
いつかその先へ登ってみたいです。